7つの習慣

みなさんご存知の「7つの習慣」。
同書の中に書かれている、「成功」とは他人を負かすという
意味ではなく、関わっている全ての人が相互利益を獲得することである
という考え方に同意します。

これを可能にするのは、「開かれた相互の理解」。
ここでは、関係作りが鍵を握ります。
集中すべきことは、相手に誠意を示す、敬意を払うこと。

ふだん私は信頼している人には、仕事を任せ、
なるべく相手の邪魔にならないようにします。
「私ごときの管理や命令より、みなさんの誠実、良心、洞察力、
がはるかに優れており良い結果をもたらします」
と本気で思っています。
そして、実際にそうなんです。

また、不必要な競争を必要な協力に変換させれば、
効果性が大きく向上することになると思います。

最後に、Ｗｉｎ－Ｗｉｎが無理な場合Ｎｏ　Ｄｅａｌ
という道が残されていることを忘れてはならないと思います。
双方が納得する案を見つける事が出来ない時は、
「合意しないことに合意する」ということ。
Ｗｉｎ－Ｗｉｎを達成することができなければ、
Ｎｏ－Ｄｅａｌを選ぶ方が賢明。

多くの場合、Ｗｉｎ－ＷｉｎまたはＮｏ－Ｄｅａｌの態度で
交渉に入ることが可能であり、
それによりお互いが防衛的になることもなく、
大きな自由を手に入れることができるということ。

それにしても、凄い本です。

7つの習慣―成功には原則があった! スティーブン・R. コヴィー,ジェームス スキナー キングベアー出版 このアイテムの詳細を見る