風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

フジコ・ヘミングの時間

2018-07-22 21:48:16 | 映画・演劇等
最近、映画館遠ざかっていたけど、これは、映画館で観ないとね。

いつぞや、TVでフジコさんをやっていたことがあり、猫と暮らしているのを知った。
飾らぬ人柄、ピアノと猫、最高(楽器の中でピアノが一番好き)!
即食いついた。
が、演奏会に行ったことはなかったので、この映画ができて嬉しい。

映画は、2年間の演奏旅行と、彼女の世界に点在する家などをめぐるドキュメンタリー。
日記で幼いころの姿も知ることができる。

「正確に弾くことより、生き様がでるような演奏をしなければ」が彼女の演奏哲学だ。
いい!
サンチャゴだったかな、会場のピアノが家庭のピアノのレベルで
「微妙な所が出せない、わからない人にはわからないが、わかる人にはわかるのよ」と言う(生き方にも言えること)。
言わんとすることは、よ~~くわかるが、残念ながら演奏を聴いてもその違いが私にはわからない。
そんな自分の音楽脳が悔しい。
今度生まれてくる時は、音楽脳を与えて欲しい。

演奏会前の練習時に指揮者となかなか合わない。
「早すぎる、私をよく見てください」と、指揮者に言われて、
「私は、耳が悪いから、聞こえないのよ・・・ぶつぶつ」と、言うのが、母の言い訳みたいでおかしかった。
世界的ピアニストのフジコも、そこんとこ普通の・・・・

ラスト圧巻の「ラ・カンパネラ」まで、フジコに触れられて幸せ!
ピアノだけでなく、絵画やインテリアなどにもセンスが光る人でありました。

余談
修理に出していたお母さんのピアノ、それが再び運び込まれた時の猫たちの慌て様が
猫好きな人にはアルアル~~で、たまりませんし、
演奏旅行から帰ったフジコを迎えるワンちゃんの喜びようも微笑ましい。
反対に一番好きだった猫が亡くなることも。
猫を飼うきっかけになった話も彼女の口で語られます。



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ありがとう トニ・エルドマン

2018-01-12 23:41:35 | 映画・演劇等



ストーリー


悪ふざけが大好きな父・ヴィンフリートとコンサルタント会社で働く娘・イネス。
性格も正反対なふたりの関係はあまり上手くいっていない。
たまに会っても、イネスは仕事の電話ばかりして、ろくに話すこともできない。
そんな娘を心配したヴィンフリートは、愛犬の死をきっかけに、彼女が働くブカレストへ。
父の突然の訪問に驚くイネス。ぎくしゃくしながらも何とか数日間を一緒に過ごし、父はドイツに帰って行った。
ホッとしたのも束の間、彼女のもとに、<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れる。
職場、レストラン、パーティー会場──神出鬼没のトニ・エルドマンの行動にイネスのイライラもつのる。
しかし、ふたりが衝突すればするほど、ふたりの仲は縮まっていく…。


映画館の予告編で、コメディかと。
三谷幸喜の笑いがだめな私。
「笑いのツボが違うかもな・・・」と、思いつつ観たら、コメディ?。
いいじゃん、これ!
誰だそういう宣伝の仕方したの?
お父さんの悪ふざけをコメディとして宣伝に使ったのね。

娘を思う気持ちが、的を得ていて
わが父が、こんな父親だったらよかったのに・・・と。

成果主義の社会で、頑張っている娘。
頑張り屋さんだから頑張ってる。
それなりの重要案件を任せられている。
でもちっとも幸せそうじゃない。
笑顔がない。
そんな自分に疑問はない。

まさに現在社会。

父はそんな娘を心配し、あれやこれや・・・

そんな父を疎ましく感じつつ、
「ハリウッド映画」みたいに喚き散らしたり邪険にふるまったりはしない。

そしてある時、
自分をがんじがらめにしていたものからの脱皮!

本当に脱いじゃったから超びっくり!!!


父と娘のかかわりがよかった。


これ、ハリウッドで早くもジャックニコルソンでリメイクが決定だって。
きっと・・・想像ついちゃう。
それを破ってくれ。


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お正月に観た3本

2018-01-08 22:55:12 | 映画・演劇等



悪くもなく良くもなく。
ゲイをカミングアウトした後の父親の生き方は、いいなと思った(トラップ大佐頑張ってますね)。
その息子の話になるとちょっと退屈だった。




インドの貧しい村で生まれたサルー。
5歳の時に兄の仕事に付いていき駅で迷子になる。
オーストラリアに夫妻に養子に迎えられて恵まれて成長する。
青年になったサルーは、かすかな記憶をたどりグーグルアースで生家を探し出す。

映像景色がきれいだったなぁ。
中身は、ちょっと物足りない。
養子になるまでの盛り上がりに比べ、後が・・・・残念。





お正月に暗いの観ました(^^;
もっとすごいのかと思ったら、今、現実社会の方がすごいからね。
共感できる人が一人もいない映画だった(苦笑)
これまた物足りない。

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彼女がその名を知らない鳥たち

2017-10-30 21:11:26 | 映画・演劇等
映画になったんだねぇ。
今月号の「MOM」(イオンの雑誌)で、紹介されていた。
不潔で下品な男陣治が阿部サダヲ、十和子は蒼井優、二人ともピッタリだわ。
彼らが演じるなら観たいなぁ。

ストーリーは、快いものではないけれど。


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ゆれる

2017-10-15 21:32:12 | 映画・演劇等
兄、香川照之。
弟、オダギリジョー。
弟の元彼女、真木よう子。

当時DVDで観た。
眠気眼だった。
眠たい時に観たのか観てて眠くなったか定かでない。

とにかくちっともよくなかった。

ケーブルでやってて観直した。
すげ~~。
面白い、ホントにゆれる。

ネットで感想を読むと、大抵の人が3つの点が気になっている。

1、兄は彼女を突き落としたのか?

2、なぜ自供したのか?

3、ラスト兄はバスに乗ったのか?乗らなかったのか?

これ1.2.3共正解はないと思う。
それぞれ観た人がどう感じるかどう考えるか、自分だったらどうなのか?

3について言うと、私ならバスに乗る。間違いなく乗る。

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ビューティーフルマインド

2017-09-12 02:15:23 | 映画・演劇等
韓ドラが面白い。

10月になれば新しくドラマが始まるね。
日本のドラマもこのくらいあると見続けるのだけどな。
役者だけ揃ってストーリーつまらないのが多すぎ。

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レ・ミゼラブル観劇、感激

2017-08-20 11:04:55 | 映画・演劇等


レ・ミゼラブルを観てきた。
レミゼは、3回目。
前回は、ヒュージャックマンの映画がヒットした後だった。
何年ぐらい前だったんだろう。
楽しみに楽しみに待っていた。
バイトがあるので、キャストより行ける日で選んで金曜日に。
でも、でも、それがヒット。
ジャベールの川口竜也さん。
アンジョルラスの上原理生さん。
特にこの二人に魅了された。
1週間前に行った娘夫婦のキャストは誰?どうだった?
娘夫婦との会話を楽しみに岐路についた。




娘は、エポニーヌの昆夏美さんと川口さんを優先したので、上原さんは、選べなかったとのこと。
上原さんも聴きたかったそうで、うらやましがられた。

近ければ、2~3回は公演中に観たいんだけどね・・・


私は、ご近所お友達(ミュージカル初観劇)と、出かけた。
ストーリーについていけないところもあったようだが、
歌に圧倒されたようで「あれから、ずっと歌がリフレインしている、また行こうな」って。


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ヤングモンタルバーノ、シーズン3を待つ

2017-06-29 22:01:32 | 映画・演劇等
ヤングモンタルバーノ、シーズン1・2が再放送されている。
でもシーズン3の情報はなし。
イタリアでは、どうなんでしょう?
クランクインしてるのかなぁ。



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マンチェスター・バイ・ザ・シー

2017-06-28 00:43:17 | 映画・演劇等
この映画は心に残ります。
「乗り越えられない」辛さに「頑張れ」と言わない映画です。
パンフレットにあるように
ユーモア、思いやり、人間らしさがつまっています。

甥っ子と三十路の娘と三人で行きました。
甥っ子いわく、「23才の俺には、ちょい無理だった」
でしょう。
私も若い頃、評価高くてもちっとも心動かされない映画に何度も出会いましたもん。







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1~3月に観た映画

2017-04-01 00:43:06 | 映画・演劇等
〇さざなみ (男と女、単純な人とそうでない人の気持ちのずれていくところが見事に描かれている。愛の嵐のシャーロット・ランプリング)

・バンクジョブ(地下道を掘って銀行強盗)

・ニューヨークの眺めのいい部屋売ります(ダイアンキートンやはりよくしゃべる。終活の一つを明るく)

〇ティル、オブ、サンダー (ロシアのファンタジー映画 そこそこ面白かった)

〇シャイン(再見)

・ソフィの選択(ホロコースト物。メリルストリープのしゃべり方が苦手なので忍耐がいりました)

・サイドエフェクト(UP済)

・キャロル (正直、男性の同性愛より女性のは受け入れにくい)

・シングストリート (娘のおすすめ。とても良い映画なのに、物足りない自分)

〇真実の行方 (Up済)

〇グランド・ブタベストホテル (豪華なキャストと、シリアスな話を笑いにして楽しませてくれました、美術もいい(アンリ・ルソー的と勝手に思っている))

・カフェド・フロール (時代も違う、接点もなさそうな二つの話がどうつながるのか・・・このつながり方はう~~~んでした。ただ時代の古い方の話は、引き込まれた)

・あいつの声(韓国の実話。)

〇はじまりの歌 (キーラ・ナイトレイ タイトル通りの音楽もの )

・アンコール (主人公は頑固な高齢者 配役のテレンススタンプで見ました)

〇チャーリング、クロス街84番地(UP済)

・レインメーカー(若きマットデイモン 弁護士  内容忘れた(;^ω^))

〇2days ツーデイズ  (殺人の片棒を担いだしがない男のお話、同時進行の話が最後につながる。主人公が、かっこよくないおじさん 笑いあり)

〇ぼくを葬る  (印象に残るラスト。余命3か月を演じた主役のメルヴィル・プポーの端正な顔立ちがいい!(個性派好みの私が珍しく押す))

〇孤独のススメ (オランダの映画 妻が亡くなり息子も家を出た男の元に現れた一人の男。息子の謎が解けるラストいい!)

〇スイミングプール (ぼくを葬るが印象に残ったので、同じフランソワオゾン監督のを借りてみた。 )


〇が好みだったもの(決しておすすめというのではありません)。

Jコムの番組表、4月号見たいのなかった


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