
「べらぼう」が面白いんだわ。
今回は、市川隼人と風間俊介にスポットでしたね。
市川隼人さんは、身震いするくらいちょっと怖くて気持ち悪い(ごめん)
このドラマ、出演している役者さんは、役者冥利に尽きるんじゃないかな。
ストーリーもだけど、それぞれ役者さんが
楽しませてくれる。
ドラマが終わった後、スレッドでも
皆の感想が賑わってて、読むのが楽しみ。
「尾美としのりを探せ」なんてのも上がってます。
フジテレビの役員の遠藤龍之介氏がクローズアップされ、
彼の父の遠藤周作作品「わたしが・棄てた・女」を思い出した。
ラストのわたしの「この寂しさはどこから来るのだろう」の一文が忘れられない。
が、大まかな事は覚えていても詳細が朧げで、10年ぶりに再読。
愚鈍な女ミツを欲望だけのために抱き捨てた、わたしこと吉岡。
吉岡は社長の姪と付き合い始める。
一方、捨てられたミツは、更なる過酷な運命が待ち受けていた。
ハンセン氏病?
療養所の人となる。
そこで彼女の人となりが際立つ。
彼女の意志、愛とは?
神とは?
「この寂しさは、、、」は、彼女の療養所での姿を知った吉岡の呟きである。
読み返して
手応えのある一冊だった。