北海道の桜は今が見ごろかしら?
ってことで、
クリンさん紹介の桜にまつわる本。
「桜ほうさら」読み終えました。
武士でありながら武道より文芸の方に興味を持ち優しく大人しめの古橋笙之介。そんな笙之介に母と兄は苛立ちを隠さないが父は自分と似ている彼の良き理解者であった。
その父が賄賂をとった汚名を着せられ切腹してしまう。
古橋家は廃絶となったが笙之介は、留守居役の坂崎の計らいで江戸に出る。
坂崎は「そなたの父は無実だ」と、言う。
首謀者は誰なのか?
無実を晴らせるのか?
本当ならすざましく後味悪くなりかねないのに楽しかった。
「笙さん」を取り巻く人々の優しさ温かさ。
ほんわかでした。
最後に、人って意志があれば生きな直せるのではないか?そうとしか生きられないのは哀れですな。
読み直します。
主人公、その後何事もなく生きていければいいのですが・・。
表紙がユルユルほんわかなので、ひたすらほんわかなのかと思いきやそうでもなかったりするのが宮部みゆきさんですよね⚠クリン、あのお母さんがむかつきました🌀
(でもNHKでドラマ化されるにはピッタリな「構成」でしたね!)
きっと笙様、和香さんの尻に敷かれながら仲良く暮らしていると思います。
あのお母さん、愚かですねぇ。
NHKで再放送やってくれないかなと切望。