West Germany

某市の保健センターの収納家具などの修理に行ってきました。

25年前に製作された家具の丁番（ドロップ丁番という風に呼ばれ
ています。）のプラスチック部分が折れていたのですが、壊れて
いない金属部分には、「W Germany」と刻印されていました。

この収納家具の丁番以外の修理はその日にしてしまい、工場に
戻ってうちの近所の金物屋さんに見てもらうと、”カール”という
会社であることが判明したのですが、日本には現在代理店もなく
ドイツから取り寄せるとなると、時間的にも費用的にも掛かるので
国内メーカーでほぼ同等品があったのでそれを取り寄せて
もらう事で解決しました。

昔、家具金物はドイツから輸入された物を使っていて、そこから
徐々に国内メーカーが真似（良い意味で）をして独自の金物を作ってきているという
歴史を見れた一日でもありました。


別注家具製造・家具の修理・改造の丸一木工所のホームページ

ＭＩＸのブログ