むかご歳時記

 むかご(零余子)自然薯芋の葉腋に出る芽
むかごのようにデジカメで撮った写真を粘り強くUPしてみよう

新幹線・都市高速道の近くに住むホタル

2007-05-31 22:14:27 | ほたる
まちの中に住むホタルは本当に幸せなんだろうか????

広い河川敷と餌の多い水路では多くのホタルさんが飛んでいるが、

素人写真でその様子を写してみる(ベテランはこんな写真はUPしないと思う)と・・・・・

本来(?)のホタルの生息地として合格なんだろうか?
昼間の、幼虫時代の水路の水質や餌の川ニナは豊富で棲みよいとようだけど??




20時過ぎの写真
奥に見えるのが新幹線の高架線路
この高架下にもホタルは飛ぶ



絞りや露出時間の設定ミス、車の通行時の撮影処置不足の失敗写真
でも、交尾相手を求めているホタルが曝されている、現実が表現出来たかも??
遠景が都市高速道路とその横の24時間営業のコンビニのライトなど・・・
車の光が無い時の川の中には沢山のホタルが飛び交っている。



新幹線を写した場所の”上流側の森”
実際はこの数倍の飛翔が見られる”ベストなビューポイント”である。
周辺も暗いので、ここで”ホタル鑑賞”をしたカップルは確実に結ばれているようだ。

ホタルの写真が一枚も無い「2007ほたるサミット北九州」の様子

2007-05-28 21:28:25 | ほたる
昨年から準備を進めていた「2007ほたるサミット北九州」が無事に終了した。
関係者の皆さんお疲れ様でした。

上手におだてて戴いて、歳相応より少し上の(?)役割を振り分けて戴いたスタッフの皆さんに感謝いたします。

新しい多くの出会いが出来て、・・・・・
特技の(?)、多くの気配り不足で関係者に強烈な印象を与えて、名刺以上のインパクトを与えられたのを、ラッキーと喜んでおこう。

今回はボケが進行していて、ウマク写真を撮るチャンスを逃がしてしまった。

順調に、加齢が進んでいるようで、・・・・・

27日分の一部をUPして置こう。

































ホタル教室(8)

2007-02-24 21:22:24 | ほたる
第8回ホタル教室が無事に開催出来た。
今回ははじめて会場を
"「こやのせ座」"で開催した。





前日夕方より会場の準備をした。



当日朝も最新の打ち合わせ



区長さんや国会議員さんをはじめ、多くの来賓の方が列席して頂いた
写真は区長さんの挨拶



特別講演は元小学校の先生で、現”福岡市市長”のお母さんでもあられる”吉田先生”にお願いした。



沢山の絵や楽しい演技で総合学習で学んだホタルを通じて知った事例を
元気好く発表してくれた



笛などの音楽を入れた発表で会場は盛り上がった



会場は立見席出来るほどの超満員だった




”タデ網”と言う川魚を捕まえる実物の網をもって発表してくれた。



上手に書いたポスターも披露してくれた



パソコンと演技による楽しくて愉快な発表会だった


ほたる教室の開催案内は市政だよりにも掲載されている

河川の改修工事6(2)

2007-02-15 22:45:59 | ほたる
改修工事6(1)の続き



今まで何回も出てきた堰
矢印の処から凄い泥水があふれていた。
堰の横に住んでおられる住民の方が、
生まれて始めてみる泥水だ!と嘆いておられた。






明日はどんな工事が行われ、
泥水は何処まで流れるのだろうか?



今日の作業が終わって可成の時間が過ぎたので水は奇麗になっている。
濁水防止堰(?)も外されて、ホースも片付けられている。


河川の改修工事6(1)

2007-02-15 22:15:09 | ほたる
昨日(14日)は前夜からの春一番の嵐で、工事がお休みで奇麗な水が流れていた。
今日は朝から好天気だったが、
13日に奇麗な水の堰に水中ポンプが1台増設されて2台になっていたので少し安心して車で通り過ぎていた。
夕方、今日の作業が終わった時間を見計らって通りかかったら!!!!!・・・
大変な泥水で川全体が濁ってしまっていた。
例の甲板


 
は誰も見ていないようだ。
急いで家に帰りカメラを持って川に行ったが
素人カメラマンは、夕景で水の濁りをうまく写せなかった。




時間も遅い(17時22分)ので下流側からパチパチ写して行った。

今日は下流側から写真を写していったので、ここは今までの写真で、
濁りも少なくカワニナの幼虫が居たのでホタルの幼虫も無事だと思っていた所。




上の場所をUPで写した。
朝からの泥水で川底の石ノ上に可成泥が溜まっている。




夕暮れの写真だけど
濁りで川底は見えない。



昨年までの最高のホタルの飛翔地も完全に泥水に襲われている。



下流側で工事をしている、
国土交通省管轄のホタルの幼虫飼育の飼育設備も泥水で汚染されている。
今まで、別の屋内(?)で飼育していたのを、放流する川の水に慣れさせて
工事完了時に出来るだけ早く放流する為にこの川の水に慣れさせている







何時も沢山のカワニナの幼虫、そしてたぶんホタルの幼虫に食べられたであろう
中位の大きさのカワニナの殻だ沢山見れる堰
写真の右側で幼虫のテスト飼育が行われている



上の写真を横から写した。
うまく濁りが写っている
(写真が奇麗に写るのと水が奇麗になるのは別だ。)
でも幼虫は元気にはならないと思う。
時間も17時45分で最後の写真




河川の改修工事5(2)

2007-02-12 23:57:17 | ほたる
河川の改修工事5(1)工事の写真続き




堰のさらに下流側
まだ、濁水が来ている



上の写真から下流側を写した。
この付近は、近年最高のホタルの飛翔地
ホタルを守る会の人が自力で枯れ草を刈って奇麗にしている。

”この時期に草刈をして、川底に十分に太陽光を当てると川はさらに元気になる”
と、
川の専門家でも有る、現市長さんに教えてもらったと言って草刈をしていた。



水は濁っているが、この程度の濁りは、年間何回かの、大雨の時の濁りを
ホタルの幼虫も経験しているはずだ。
だから、たぶん幼虫は頑張っているはずだ!。



さらに下流の清水域ではカワニナの幼虫が石の下流側にいた。
きっとホタルの幼虫も生きているだろう。



カワニナガいない石に泥が溜まっている
早く大雨が降って泥を流さないと、
石に付いている、コケ類が死に川になの餌が無くなる。



元気の無い”コサギさん”



元気な鴨さん達


河川の改修工事3

2007-02-09 21:23:47 | ほたる
昨日は午後から雨になったので、川の工事の写真は写さなかった。
今日(2.9)の工事が済んだ5時ごろ小雨の中を見に行った。
工事のすぐ上流側には元気なカワニナさんがいた。
工事の下流側の堰で濁水が止められると好いのだがその下流側にも流れていっている。
でも堰のふちにカワニナガ生きていた。
ズート下流の金水橋のまだ下流で、ここ近年で爆発的にホタルが飛んでいる処も濁りは有るが、
カワニナの幼虫が石ノ上に生きていた。
ここはホタルの幼虫もたぶん生きているだろう。


工事の上流側
黒いのがカワニナ
まるいわは雨水の波紋



下流側の堰
ここで可成の濁水が一時停止しているようだ。



堰の下側にカワニナガ生きている



上に見えるのが金水橋
この付近は昨年まで爆発的にホタルが飛んでいた所



水は濁っているがカワニナの幼虫が生きているから
ホタルの幼虫も生きているだろう
石ノ上の黒いものがカワニナの幼虫



工事が終わって濁水防止の堰を切り開いて濁水を流した後で
一日中で一番濁りが下流まで来ている時間だろう。
夜中にはズート上流の奇麗な水が朝までは流れるのだろう。

水路の両側の植物が外来種の雑草(キショウブ)で凄い繁殖力がある
でも5月に川の淵を昼間に散歩される市民の方には圧倒的に人気がある
奇麗な花だ。

河川の改修工事

2007-02-06 21:53:29 | ほたる
先日ホタルの幼虫調査を行った、河川の改修工事が始まった。
福岡県の工事事務所の管轄工事で行われているらしい。
ここは地元の”環境保護組織”でホタルの保護活動を行っている河川である。
先日(毎年)も"ホタルの幼虫の生息調査"を行った処である。
工事も進んで、約一週間になるので様子を見に行った。
心配していた、予想通りに川の水は濁り、工事の濁水で川底は埋まり、
あれだけ大きく育っていたホタルの幼虫は可成打撃を受けたようだ!。
でも、広い川だから、上流側や濁水に汚染されていない区域の幼虫はたくましく成長してくれているだろう。

でも、気になるので今日、
市の「環境局 都市環境管理課」の方に現状を視察して頂いた。

5月の「ホタルサミット」の現地視察地に内定している所だから
是非、昨年並みのホタルの飛翔が見たいものだ!!

気になるので、これからも写真をUPして行こう。



1月30日に幼虫調査をした様子
川の上流側には工事の重機が入っている



今日2月6日の朝9時過ぎでまだ工事が始まったばかりだが、
すでに川に濁水が流れている



画面右上が下流側
一応堰がしてある
素人考えだが本来はきちんと土嚢などを積んで
濁水が下流に行かないようにするのが工事の標準的施工と素人は思う。



「ここも濁水だらけ」の文字の所の多くの
カワニナとホタルの幼虫は死滅しているだろう



工事期間中はこの甲板は撤去していた方が良いと思うけど??



砂塵を巻き上げて工事は進んでいる



工事進捗状況の黒板



流れてきた濁水で死滅したカワニナや幼虫
でも土の下で死んでいる(?)ので見えない





大きなフナの死骸は見れる



頑張るカワニナさんは石ノ上に這い上がってきている
でも、幼虫はそんなに元気は無いので、土砂の下で死んでいるだろう。



一番迷惑をしている、水中の生き物はこの甲板を見れないと思う
何か、別の表現方法は無いのだろうか?



橋の下流側にも濁水が進んでいる。
せめて画面の左側の小さいほうの水路だけに、濁水を流せば
右側の広い水路のホタルの幼虫は助かると思うけど・・・・
そうすればホタルサミットでホタルの飛翔が見れるのだけど??


カワニナさんのお引越し

2007-01-31 21:35:59 | ほたる
 "「ホタルの川の水路を復元」"をした
新しい水路をその後ちまちまと黄ショウブの根を取り除いて、
 水路の幅を広げて、
この時季(年間で最も水量が少ない(3,000㌧/日))でも
連続して水が流れるのが一週間確認出来たので、
 ずーっと上流にすんでいる親カワニナ約4㍑を採取して、
復元した水路と深場に移動した。



明日から2月
  やがて訪れる”立春”
そして徐々に”水ぬるむ”であろう3月、4月になれば、
復元したこの水路に沢山の”川ニナ”の赤ちゃんが
繁殖するのを見守っていこう。


そして6月にゲンジボタルの幼虫が戻って来てくれる事のを待っていよう。






ホタルの幼虫調査

2007-01-30 13:35:56 | ほたる
朝から好い天気になり、予定の幼虫調査が実施された。
昨年6月、7月に川の上流での"ダムの放流"
ホタルの卵や生まれたばかりの幼虫の成育が心配だったが・・・・・・

大きく育った幼虫が確認できて安心した。




調査用具を準備して、
先ずは水温測定
水温:7.2℃
気温:10.4℃
天気:快晴
周辺の状況は写真のとうり



調査は川の中の指定範囲内(この調査は50cm四角)にどの様な生き物がいるかを調べ
その中のホタルの幼虫の数をカウントする。



真剣にホタルの幼虫をカウントする。



規定回数の採取で30mm以上に育った(小さいのは8mm)14頭のホタルの幼虫が確認された。
昨年の調査よりやや少ない数だが、
同様の調査をした市内の他の河川に比べればダントツの数字だ。

これで、今年の"「ホタル祭り」"と一日遅れで開催される「ホタルサミット」でも
多くのホタルが飛んでくれることだろう。




河川敷の改修が始まった

2007-01-28 17:59:12 | ほたる
"昨年"も行われた、河川敷の改修工事の今年の分が開始された。
この工事の為にダムから川への放水量を10、000㌧/日から3,000㌧/日に減量している。
この期間を見計らって上流側の"水路復元作業"を始めた。





堰の下の右側に木がある辺りが昨年工事を行った場所



今年の改修箇所



昨年ダムの放水で壊れた箇所もまとめてやり直し

”ホタルの川”の水路復元作業

2007-01-23 23:11:13 | ほたる

 水路の復元作業



 外来種の黄しょうぶがはびこり日当たりの良い方の水路をふさいでしまった。



入り口の黄しょうぶの根などを取り除くと簡単に水路は復元できた。



早速カラスが様子を見に来た。



主水路は日当たりが悪く、黄しょうぶの繁殖も遅くなり、結果としてそこに水が集まり主水路となった。
しかし、日当たりも悪く、水流が早く水深も深過ぎる為カワニナの繁殖には適さない。
したがってホタルの幼虫が育たない。

日当たりの良い、中央付近の黄しょうぶなどを取り除き
昔、カワニナ(ホタルの幼虫の餌)が多かった水路の復元に取り組んだが?
川横の農家のおばあちゃんんの話では”水ショウブ(黄ショウブ)は広がるのが早いので私達の手に負えん”
と、おっしゃっていた。


2006国際ほたるシンポジウム

2006-08-27 12:09:18 | ほたる
例年この時季「日韓ほたるシンポ」を開催していたが、今年はさらに発展して
「国際ほたるシンポジウム」として開催された。
「ほたる」のイベントには必ずと言っていいほど掛け付けていただく市長夫妻が今回もいそがしい中を開会挨拶に駆けつけて頂いた。
各国のほたる、河川の環境保護活動の先生、博士達に混じって市内の小学校5年生達も元気良く堂々と発表してくれた。
プログラム最後の”パネルディスカッション”でも各国のパネラー達が、
子供の時から、こんな環境問題活動に、参加する
日本の子供達を高く評価されていた。

”こちら”
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忙しい中を駆けつけて戴いた市長の挨拶



プログラム



基調講演



同時通訳
今回は国際シンポのため通訳も英語、韓国語の2ヶ国語の同時通訳だった
会場の後ろ正面で、発表者の声を拾いながらの同時通訳の為話が途切れることが無い
参加者はレシーバーのチャンネルで日本語、韓国語、英語に聞き分けられる
特に韓国語の通訳の方は昨年も韓国の発表者から”私よりも韓国語が上手だ!”と褒められていた若松在住の方だ
又、総合司会は”NHK北九州放送局”のTVで見慣れた美人アナウンサーがされた



韓国の発表



マレーシアの発表



マレーシアの環境保護ポスター



子供達の発表ではカメラの放列だった
その様子は
”こちら”
にも在る。


閉会後は筋向いの「厚生年金会館」で市民交流懇親会を開催した
和やかな内に互いに記念品の交換が行なわれた



今回のシンポジュウムには市の関係者の計らいで、マレーシアからの交換留学生の
参加された