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USJ沖縄進出を取り辞める方針に変更。

2016-02-19 23:17:00 | 政治
宜野湾市普天間の米軍基地移設に伴い基地跡地利用における経済活性化案のひとつに
持ち出されたテーマパーク施設の建設案を当初は無計画な「お花畑」と揶揄された
少し懐かしい沖縄県の辺野古基地移設問題だ。

噂のレベルをなかなか越えなかった五里霧中なテーマパークの建設案も大手のUSJが
沖縄での査察に名乗りを上げて一気に現実味のある話になったのだが、実際にUSJが建設
場所に選んだのは普天間跡地では無く米軍基地が移設される辺野古近くの本部町でのテーマ
パーク建設案であった。

多くの普天間から辺野古への基地移設推進派にとっては期待を覆される内容だった。

本来ならば基地跡地利用に向けた建設誘致として話が出たのだが、実際には基地が移設される
辺野古への経済振興策にいつの間にか代わっていた。普天間に建設するか辺野古周辺にするか
どちらにせよこれは基地移設に伴う大きなメリットとなっていた。

しかし更にこうした基地移設賛成派には寝耳に水の様に突如としてUSJの買収問題から採算が
取れる見込みがないと建設を見合わせる方針に変わった。

辺野古への基地移設の話をスムーズに進める為に餌として用意したUSJ建設は頓挫しこの問題を
担当していた菅官房長官は何時ものように知らぬ振りを決め込んでいる。

奇しくも基地移設反対派の音頭を取る沖縄県知事の翁長が代執行訴訟の和解案に興味を持ち始め
国側の辺野古移設案にに傾いてきた矢先の出来事であった。



問題の考え方として基地移設を進めたい国側の菅官房長官が実現不可能なUSJ建設の夢物語を基地
移設反対派に見せて軟化させるための手段として使ったのだろう。辺野古の人にとっては騙された
気持ちで一杯だろう。 いつの間にか普天間の基地跡地から辺野古へ変わったUSJ建設案も消えた。

さて問題はここからだ。移設推進派の国側と反対派の沖縄県側との関係がギクシャクすることは
間違いないのだが、国側は大きく信用を失った。それは沖縄県の住民からばかりでなく、国全体の
国民そして米国政府からも同じことが言える。

もしもここから先に辺野古移設代執行訴訟を巡り再び二転三転するようなことになれば、流石の
親米派安倍政権であっても米国側が業を煮やすだろう。更には菅官房長官の出身地である秋田県が
基地移設に関して話を聞く姿勢を持っているので、辺野古移設が難航を極めたあかつきには菅の
出身地の秋田に白羽の矢が立つことも可能となりつつある。

少なくとも米国の新基地に関しては日本側が移設場所を提示してそれを米国が納得すればよい訳で
必ずしも辺野古に拘る必要もなくなればそれも有りだ。

当初の辺野古周辺の住民の声として取り上げられた幸福の科学絡みの我那覇真子が不甲斐無い
主張しかできずにUSJまで出さなくてはいけない状態になったのがそもそもの失敗の原因だろう。

こうした一時期隆盛を極めた工作員の活動も今では下火になるどころか情報の垂れ流し方に
無理が出てきて痛々しくも思える。そうして処は移設反対派の翁長知事にも同様の事が言える。
非常につまらないダラダラとしたプロレスをしているようだ。


安保法制の時にもこうした沖縄県の米軍基地の問題にしても賛成派は『抑止力』という言葉を
本当に使わなくなったな。






コメント
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