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キンコン西野の絵本。

2017-03-30 23:58:32 | 日記
キンコン西野の作り出した絵本『えんとつ町のプペン』が、彼のブログ上で無料公開された。

ハッキリ言って今の所興味が無い。残念ながら全く感性を刺激しない。

西野の制作指示により他の画家が絵本を仕上げる分業制のスタイルは嫌いではない。

多くの人がゴーストライター仕様の西野の絵本を批判したが、私は映画もキンコン西野の絵本作成も

同じようなモノだと思っている。

代表的には北野武やお金を持つタレントが出資して自分の焼肉店を持ったり、趣味半分で映画を撮る

スタイルと同じだ。これで撮影に関わるカメラマンやアシスタントや絵本の作成に携わる人のメシの

種にでもなれば十分だ。それが成功して利益が出るのなら更に上出来だ。 

でも幾らお金を持っていても馬鹿の映画は作らない。それが職人のプライドだ。


西野が所属する吉本興業はダウンタウン松本人志の映画監督起用に絶命的な大コケをしている。

そこで早めに松本を切り捨てて、キンコン西野を担いで文化枠で活躍の幅を広げようというものだ。

この判断が見事に的中で絵本は異例の圧倒的な売り上げを見せている。今まで絵本を懐疑的に見ていた

人の意見を大きく覆す西野マジックの思い通りの結果を導き出している。


更には売上に気を良くしたのか西野はネット上で無料公開をはじめた。おお何たる大胆不敵な奴。

これまでの成功に飽き足らず更なる快進撃を続け、見えない壁をも破ろうとする天才だ。

しかしその挑戦は再び新たなキンコン西野嫌いを生んだ。 西野の無料公開はクリエーターを薄利にするのだと。


私はこれ以上キンコン西野に期待をしない。異論激論にもたいして興味が無い。

期待しない所から裏切られて意外に良い作品が完成したとしても拒否も肯定もしない。 キンコン西野の企画が

余りにも時間が係り過ぎて、引っ張り過ぎるのでネタバレはするし、途中で飽きてしまう。

おそらく嫌われても利益が無くても高い話題性を維持するように仕組まれていると思うよ。

興味本位と言われてもと気持ち的に盛り上げるように頑張らないと手が出せない位置にある。


キンコン西野がお笑い芸人であると知らない人にとってはあの絵本の主人公が涙、鼻水、ヨダレを垂らして

感動する表情が実に残念な感じを出している。 絵を見た印象は人物がドロっとしたぬめりを持っていた。


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東京コロッセオの狸。

2017-03-30 23:41:56 | 国内国際情勢
少し気が早い話ですが2017年4月からは消費税の増税は延期されましたが5月からは

電気代、保険料や航空運賃、紙などの生活必需品が値上げラッシュを迎える。

2019年10月には否応なしに消費税が10%になるタイミングで、更に物価水準が上がり、

相対的に可処分所得の大幅低下が予想される。 

政府は社会保障費の破綻が叫ばれる2024年までの猶予数年で、少しでも健全さと正常を

取り戻そうと、これまでのルーズな考えを捨てて断固として大鉈を振るう改革をそして粛清を

東京オリンピックの陰で開催しようとしている。 まるでローマ帝国時代のコロッセオだ。

古代ローマ帝国のコロッセオも災害の後に建設されるなど、日本の3.11復興の意味合いの強い

東京五輪と類似している点が多い。


歴史的に俯瞰をして考えると新国立競技場のザハ案が、高額な3000億円と言えども日本の復興のシンボル

又はランドマークとして、日本の21世紀型のコロッセオらしく建設しても良かったのではないだろうか、

ましてや今は亡きザハ・ハディードの監修した最後の作品となるのならば、尚更だ。

森喜朗や都議のボス内田の東京五輪は草刈り場にされるなんて上等だ。それでこそ金権オリンピックだ。



新国立競技場をザハ案で建設したいが為に他の予算を削るのは富国論にも繋がるので右翼や

体制主義には人気があると思いきや、論も証拠も無いまでに批判されて密室で破棄されてしまうのは情けない。 

私は内心ザハ案の3000億円の建設には大賛成だったのだが今となってはどうにもならない。


豊洲も五輪も新東京銀行も石原慎太郎時代の都政の多くは正しい場合は予算が削減されて

間違えた場合は予算が水増しされる。東京の財政の面で不自然なまでに勧善懲悪がひっくり返る

逆転現象を幾つも確認でき、予算の不整合さと悪質な不透明性が目に付く。


しかし敢えて間違えてこそ良策と成り得るであろう高額な新国立競技場ザハ案に関しては

何故かこれまでのセオリー通りに逆転現象は起こらなかった。誤りこそが価値とは進まなかった。

それどころか有識者会議まで開き大きな局面を作り出され、ザハ案は破棄された。


喉から手が出るほど欲しいザハ案を、嫌々ながらに外資から高額な事業を押し付けられた形に

持ち込めなかった森喜朗。『饅頭コワイ』が失敗した森喜朗。何時かは理由が解ると言って反省丸坊主。


東京財政のひっくり返る性質を利用して故意に間違える事が成功に結び付くセオリーを知ってか森喜朗。

ザハ案の代替案検討でもA案とB案を態と間違えて不人気なB案を選び滑稽なタヌキを演じた森喜朗。

もしも今の東京都民が、小池百合子都知事が、こうした経緯を正しく理解しないで、勢いだけで

都政のボスの内田や森喜朗を批判し目の敵にしているのならば、それは更なる失態を招くものだろう。


インフレーションを呼ぶ込むにはザハ案による国立競技場の建設が必要だったと思う。









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