今回は、中国の民間企業について書く予定でしたが、最近身近で起こった”腹立たしい”問題に変更します。
【賃貸の一室を無料で倉庫に使用出来ます!?】
私は、親戚の所有する賃貸アパートの管理もやっています。世の中には、頭の良い悪人がいる事を思い知らされたのです。次の様にすると、アパートの一室を無料で倉庫代わりに使用できます! ただし、処罰されなくても、公序良俗には反します。
① アパートの一室を借ります。 この時は身分証明書が必要です。家賃、電気料金、ガス料金を踏み倒します。 借主は、このアパートで住所登録して、他人名義で借りた別の部屋に住む必要が有ります。
② 電気の供給がストップしたことを確認して、偽名で新たな電気の契約をします。電力会社からの請求書は郵便受に入れられますから、郵便受から取り出して部屋の適当な所に置いておきます。勿論、電気料金は踏み倒します。(電気料金は振り込みも許容されているので、偽名の契約が可能です。)
③ 後日、明け渡し訴訟が始まり→強制執行になりますが、執行官が偽名の請求書を見付けてくれたら、新たな訴訟が開始されます。次の強制執行までには数か月掛かると思われるので、その間に別の偽名で電気の契約をします。部屋の荷物は、契約者の物か?偽名者の物か?判断出来ませんから持ち出し(断行)はされません。断行が行われるまで、部屋の鍵は交換されませんから、荷物の持ち出しは自由に出来ます。
④ 電力会社の請求書を前の様に部屋に置いて置きます。これを繰り返せば、家賃を払わないで、一室を倉庫として何時までも使用出来ます。
(警告) 悪い執行官がいて、せっかく用意した電力会社の請求書を握り潰すかも知れません。その時は、荷物は諦めて下さい!
【問題の背景】
数年前に、二人の子供を連れた女性(A氏)が某賃貸アパートの一室(〇号室)に入居しました。2年程前に大病で数か月入院する事になり、子供を親戚に預けました。その後、〇号室に荷物を置いたままで、人は住んでいませんでした。
A氏は、数か月後に退院したのですが、親戚の家に厄介になり、〇号室には帰って来ませんでした。その後、家賃が振り込まれなくなり、家賃保証会社(b社)がA氏に対して訴訟を起こしました。
A氏は電気料金も踏み倒した様で、電力会社は〇号室への電気の供給を停止しました。(現在は、遠隔で供給/停止の操作を行っている様です。)
【不法入居者と電気の契約】
提訴して2か月たった頃に、A氏と名字の違うC氏の名前で電気が契約されました。直ぐに、A氏ともC氏とも名字の違う男性のD氏が〇号室に住み始めました。
D氏は、30才程の少し”強面”の男で、部屋に出入りする時は何時も火の付いたタバコを咥えており、火の付いたままのタバコを廊下、階段などにポイポイ捨てるので困りました。
電気を止めて貰えないか?と思い、電力会社に相談したところ、「空き部屋に入居したと言う人から連絡が有ったら、身元確認をしないで電気を供給する様に国から指導されている。契約者からの解約が無いのに、大家や管理人からの申請で供給をストップする事は出来ない」、「正式な入居者なのか、不法入居者なのかは電力会社は関係がない!」
「偽名を使って契約できるのか?」と聞いたら、「出来ます」との回答でした。「この不法入居者は電気料金を払わないと思う」と言ったら、「その時は、供給を停止して”空き部屋”の扱いにする」との回答でした。
【警察に相談】
所構わず、毎日数本火の付いたタバコを捨てるので、火災の心配が有り、警察に相談して見ました。 「賃貸アパートへの不法入居者の問題には、警察は関与しない」と素っ気ない回答でした。
【法律事務所への相談】
家賃保証会社(b社)から依頼されてA氏を提訴した法律事務所(e事務所)に、電気の契約をしたC氏と不法入居者のD氏について連絡して見ましたが、「何とも出来ない」との回答でした。
「貴重な情報を有難う御座いました」と言われたのですが、「裁判に有利な情報だったのか?」と思ったのですが、全くの誤解だのです。最後まで読んで頂くと、理由がわかります。
【不法入居者(D氏)】
不法入居者のD氏は3カ月ほど〇号室に住んでいました。昼頃に部屋を出てきて、何時帰ったかは不明で、定職に就いている様には見えませんでした。洗濯物を干している様子も、コインランドリーに行っている様でも無かったので、別に住いが有ったと思われます。
D氏は、この賃貸アパートで住民登録して銀行口座を開設しました。多分、それが不法入居した目的だったと思われます。
(余談 :郵便受のゴミ箱) この賃貸アパートに、口汚く他人を攻撃する住人がいるのですが、彼女が郵便受の下にチラシを捨てるゴミ箱を置きました。消防署から放火される恐れが有るので、撤去する様に言われたのですが、彼女とのトラブルを避けたいのでそのままにしています。週に2~3回、私がチラシをゴミ袋に入れて、指定日に出しています。D氏は郵便物もゴミ箱に捨てたので、C氏が電気の契約をした事や、D氏が銀行口座を開設した事がわかりました。部屋の新聞受けに配達された”明け渡し訴訟”関係の郵便物も、なぜか?チラシと一緒に捨てていました。
【強制執行】
提訴した日から考えると、昨年の11月には強制執行が入ってもおかしく無かったのですが、執行官は年末と年始は働きたくない様です。(複数の方から聞いた話です。)
結局、3月になってやっと強制執行されました。年配の執行官が助手の様な人を1名連れ、弁護士と物を運び出す業者1名、合計4名で来ました。
大昔の習慣が残っている様で、弁護士も執行官を”先生”と呼ぶんですね!今回の”先生”は”横柄の固まり”の様な人でした。私は、代議士、中央省庁の局長、大会社の社長、学会で有名な教授などと面談したことがありますが、こんな古いタイプの人間と会うのは初めてでした。(執行官は、単なる公務員です、先生と呼ぶのは止めませんか。)
執行官が入室して直ぐに、電力会社からC氏宛ての請求書を見付けたのです。「C氏がこの部屋に住んでいた可能性があるので、C氏への新たな訴訟が必要だ」と言って、さっさと帰ってしまいました。 (執行官は、A氏宛ての別の訴訟の郵便物も見付けた様子で、「A氏は常習犯だ!」と言っていました。)
(余談 :郵便受) 執行官に「階下にある(施錠した)郵便受を開けても良いか?」と聞いたのですが、「断行が終わるまでだめだ」と言われました。断行日に執行官が郵便受を開けて、新たな氏名宛ての郵便物が入っていたら、どうなるのでしょうか?
【法律事務所(e事務所)】
弁護士に、「C氏とD氏の件んは、以前お話ししたでしょう」と言ったら、「帰ってから調べてみる」と言われました。近年、弁護士は数が増えて仕事が少なくなりましたから、C氏に対する新たな訴訟は大歓迎だったのだと気付きました。
私が伝えたC氏とD氏の情報は、依頼主のb社に内緒にしていたのだと思われます。悪徳弁護士の部類に入れても良いかも!
「新たに訴訟を起こすとしても、C氏が偽名を使っていたらどうなるのか?」、「新たな訴訟中に、別人が電力会社と契約したら?」・・・永遠と訴訟が続く事になります。
【法律改正の提案】
どんなにしたら、この種の不正を無くせるか?私なりに考えて見ました。
法律改正案 :「強制執行時に、部屋に有った物品は全て契約者(A氏)の所有物と見なす」と借地借家法に追加べきです。一般に賃貸借契約書には、「家族以外は大家の了解なしには同居させてはならない」と書かれています。今回のケースのC氏とD氏は、契約違反を承知のうえだったと思われます。彼らの権利を法律で守るのは納得できますか?
今回の様なケースが増えてくると、家賃保証会社の保証料が高くなり、善良な借主の負担が増える事になってしまいます。A氏の滞納分として保証会社は既に家賃1年分以上を負担し、法律事務所に数十万円支払うと思われます。C氏への新たな訴訟で、同額の出費が予想されます。
【賃貸の一室を無料で倉庫に使用出来ます!?】
私は、親戚の所有する賃貸アパートの管理もやっています。世の中には、頭の良い悪人がいる事を思い知らされたのです。次の様にすると、アパートの一室を無料で倉庫代わりに使用できます! ただし、処罰されなくても、公序良俗には反します。
① アパートの一室を借ります。 この時は身分証明書が必要です。家賃、電気料金、ガス料金を踏み倒します。 借主は、このアパートで住所登録して、他人名義で借りた別の部屋に住む必要が有ります。
② 電気の供給がストップしたことを確認して、偽名で新たな電気の契約をします。電力会社からの請求書は郵便受に入れられますから、郵便受から取り出して部屋の適当な所に置いておきます。勿論、電気料金は踏み倒します。(電気料金は振り込みも許容されているので、偽名の契約が可能です。)
③ 後日、明け渡し訴訟が始まり→強制執行になりますが、執行官が偽名の請求書を見付けてくれたら、新たな訴訟が開始されます。次の強制執行までには数か月掛かると思われるので、その間に別の偽名で電気の契約をします。部屋の荷物は、契約者の物か?偽名者の物か?判断出来ませんから持ち出し(断行)はされません。断行が行われるまで、部屋の鍵は交換されませんから、荷物の持ち出しは自由に出来ます。
④ 電力会社の請求書を前の様に部屋に置いて置きます。これを繰り返せば、家賃を払わないで、一室を倉庫として何時までも使用出来ます。
(警告) 悪い執行官がいて、せっかく用意した電力会社の請求書を握り潰すかも知れません。その時は、荷物は諦めて下さい!
【問題の背景】
数年前に、二人の子供を連れた女性(A氏)が某賃貸アパートの一室(〇号室)に入居しました。2年程前に大病で数か月入院する事になり、子供を親戚に預けました。その後、〇号室に荷物を置いたままで、人は住んでいませんでした。
A氏は、数か月後に退院したのですが、親戚の家に厄介になり、〇号室には帰って来ませんでした。その後、家賃が振り込まれなくなり、家賃保証会社(b社)がA氏に対して訴訟を起こしました。
A氏は電気料金も踏み倒した様で、電力会社は〇号室への電気の供給を停止しました。(現在は、遠隔で供給/停止の操作を行っている様です。)
【不法入居者と電気の契約】
提訴して2か月たった頃に、A氏と名字の違うC氏の名前で電気が契約されました。直ぐに、A氏ともC氏とも名字の違う男性のD氏が〇号室に住み始めました。
D氏は、30才程の少し”強面”の男で、部屋に出入りする時は何時も火の付いたタバコを咥えており、火の付いたままのタバコを廊下、階段などにポイポイ捨てるので困りました。
電気を止めて貰えないか?と思い、電力会社に相談したところ、「空き部屋に入居したと言う人から連絡が有ったら、身元確認をしないで電気を供給する様に国から指導されている。契約者からの解約が無いのに、大家や管理人からの申請で供給をストップする事は出来ない」、「正式な入居者なのか、不法入居者なのかは電力会社は関係がない!」
「偽名を使って契約できるのか?」と聞いたら、「出来ます」との回答でした。「この不法入居者は電気料金を払わないと思う」と言ったら、「その時は、供給を停止して”空き部屋”の扱いにする」との回答でした。
【警察に相談】
所構わず、毎日数本火の付いたタバコを捨てるので、火災の心配が有り、警察に相談して見ました。 「賃貸アパートへの不法入居者の問題には、警察は関与しない」と素っ気ない回答でした。
【法律事務所への相談】
家賃保証会社(b社)から依頼されてA氏を提訴した法律事務所(e事務所)に、電気の契約をしたC氏と不法入居者のD氏について連絡して見ましたが、「何とも出来ない」との回答でした。
「貴重な情報を有難う御座いました」と言われたのですが、「裁判に有利な情報だったのか?」と思ったのですが、全くの誤解だのです。最後まで読んで頂くと、理由がわかります。
【不法入居者(D氏)】
不法入居者のD氏は3カ月ほど〇号室に住んでいました。昼頃に部屋を出てきて、何時帰ったかは不明で、定職に就いている様には見えませんでした。洗濯物を干している様子も、コインランドリーに行っている様でも無かったので、別に住いが有ったと思われます。
D氏は、この賃貸アパートで住民登録して銀行口座を開設しました。多分、それが不法入居した目的だったと思われます。
(余談 :郵便受のゴミ箱) この賃貸アパートに、口汚く他人を攻撃する住人がいるのですが、彼女が郵便受の下にチラシを捨てるゴミ箱を置きました。消防署から放火される恐れが有るので、撤去する様に言われたのですが、彼女とのトラブルを避けたいのでそのままにしています。週に2~3回、私がチラシをゴミ袋に入れて、指定日に出しています。D氏は郵便物もゴミ箱に捨てたので、C氏が電気の契約をした事や、D氏が銀行口座を開設した事がわかりました。部屋の新聞受けに配達された”明け渡し訴訟”関係の郵便物も、なぜか?チラシと一緒に捨てていました。
【強制執行】
提訴した日から考えると、昨年の11月には強制執行が入ってもおかしく無かったのですが、執行官は年末と年始は働きたくない様です。(複数の方から聞いた話です。)
結局、3月になってやっと強制執行されました。年配の執行官が助手の様な人を1名連れ、弁護士と物を運び出す業者1名、合計4名で来ました。
大昔の習慣が残っている様で、弁護士も執行官を”先生”と呼ぶんですね!今回の”先生”は”横柄の固まり”の様な人でした。私は、代議士、中央省庁の局長、大会社の社長、学会で有名な教授などと面談したことがありますが、こんな古いタイプの人間と会うのは初めてでした。(執行官は、単なる公務員です、先生と呼ぶのは止めませんか。)
執行官が入室して直ぐに、電力会社からC氏宛ての請求書を見付けたのです。「C氏がこの部屋に住んでいた可能性があるので、C氏への新たな訴訟が必要だ」と言って、さっさと帰ってしまいました。 (執行官は、A氏宛ての別の訴訟の郵便物も見付けた様子で、「A氏は常習犯だ!」と言っていました。)
(余談 :郵便受) 執行官に「階下にある(施錠した)郵便受を開けても良いか?」と聞いたのですが、「断行が終わるまでだめだ」と言われました。断行日に執行官が郵便受を開けて、新たな氏名宛ての郵便物が入っていたら、どうなるのでしょうか?
【法律事務所(e事務所)】
弁護士に、「C氏とD氏の件んは、以前お話ししたでしょう」と言ったら、「帰ってから調べてみる」と言われました。近年、弁護士は数が増えて仕事が少なくなりましたから、C氏に対する新たな訴訟は大歓迎だったのだと気付きました。
私が伝えたC氏とD氏の情報は、依頼主のb社に内緒にしていたのだと思われます。悪徳弁護士の部類に入れても良いかも!
「新たに訴訟を起こすとしても、C氏が偽名を使っていたらどうなるのか?」、「新たな訴訟中に、別人が電力会社と契約したら?」・・・永遠と訴訟が続く事になります。
【法律改正の提案】
どんなにしたら、この種の不正を無くせるか?私なりに考えて見ました。
法律改正案 :「強制執行時に、部屋に有った物品は全て契約者(A氏)の所有物と見なす」と借地借家法に追加べきです。一般に賃貸借契約書には、「家族以外は大家の了解なしには同居させてはならない」と書かれています。今回のケースのC氏とD氏は、契約違反を承知のうえだったと思われます。彼らの権利を法律で守るのは納得できますか?
今回の様なケースが増えてくると、家賃保証会社の保証料が高くなり、善良な借主の負担が増える事になってしまいます。A氏の滞納分として保証会社は既に家賃1年分以上を負担し、法律事務所に数十万円支払うと思われます。C氏への新たな訴訟で、同額の出費が予想されます。