matsumo's blog II(写真・旅行)

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コンパクトデジカメの経年故障(2)

2018年10月15日 08時40分37秒 | カメラ
コンパクトデジカメの経年故障に関する続きです。

AF、2倍ズームレンズ、210万画素のコンパクトデジカメ「キヤノン:IXY DIGITAL」は、2001. 6.29(金)に会社より無料でもらったものです。



使用電池は現在のデジカメと同様の専用の充電式リチウム電池です。当時の私は専用の充電式リチウム電池はいずれ入手できなくなるだろうと思って、基本的に汎用の電池、すなわち、単3型ニッケル水素電池やCR123A等のリチウム電池(一次電池)を使うコンパクトデジカメしか入手しなかったので、初めて、専用の充電式リチウム電池を使ったものです。専用の充電式リチウム電池を付属の充電器で充電し、また、メモリカードとして8MBのコンパクトフラッシュカードを入れて、動作確認を行ったところ、問題なく撮影することができました。しかしながら、この充電式電池、寿命に近いようで、暗い場所だったので、ストロボを光らせながら撮影したところ、10枚位しか撮れませんでした。日本amazonを調べたところ、この電池「ロワ・シャパン:NB-1LH」が送料税込みで2個860円で販売していました。すなわち、このコンパクトデジカメを入手して15年以上経っているのに、まだ、専用の充電式電池が入手できると言う意外な状況になっています。しかしながら、今時、210万画素のデジカメのために、わざわざ入手する気はしませんが。

このコンパクトデジカメを使用して、2002. 6. 9に有楽町駅近くの「交通会館」で行われたモデル撮影会で撮ったものです。



2004. 5.30(日)に山手線に面した通り(外側)で,昭和通りと御徒町駅の間にある「PCボンバー」にて、税込み34,800円で、AF・10倍ズームレンズ付き、400万画素のコンパクトデジカメ「京セラ:Finecam M400R」を入手しました。



また、これと共に、256MB-SDカードを税込み8,568円で入手しました(ううん、当時のSDカードはものすごく高価だったのですね。現在では128GB-SDHCカードが5,000円だとものすごく高価と言う感じがしますが、当時はこの容量でもこの価格が当たり前だったのですね)。これは単3型ニッケル水素電池4本を使うものですので、電池とSDカードを入れて、電源スイッチを入れてシャッターボタンを押して動作確認をした所、問題なく撮影できました。

このコンパクトデジカメでの写りですが、2004. 8.28(土)に「浅草サンバカーニバル」で撮ったものです。



コンパクトデジカメではないのですが、2005. 1.22(土)、地下鉄・東銀座駅近くの「チャンプカメラ」に行き、600万画素のデジタル式一眼レフカメラ「ペンタックス:PENTAX *istDS」を入手しました。



これまでは、撮影旅行では、フィルム式一眼レフカメラ「リコー:XR-1S」をメインカメラとし、上記のコンパクトデジカメをサブカメラとしていましたが、このデジタル式一眼レフカメラを入手後は逆転し、このデジタル式一眼レフカメラをメインカメラとし、フィルム式のコンパクトカメラ「富士フイルム:KLASSE」等をサブカメラとするようになりました。

参考のために、これを使って、2008. 5.17(土)に西立川駅近くの「国営昭和記念公園」で行われた「富士フイルム・イメージングフェスタ」で撮った写真です。



2008.11.15(土)、御徒町駅より安売店「PCボンバー」にて、税込み37,300円でAF、20倍ズームレンズ、1000万画素のコンパクトデジカメ「キヤノン:PowerShot SX10IS」を入手しました(下記の写真のレンズフードの所が汚く見えるのは、外れないように接着剤で留めているためです)。



これもこれは単3型ニッケル水素電池4本を使うものですので、電池とSDカードを入れて、電源スイッチを入れてシャッターボタンを押して動作確認をした所、問題なく撮影できました。

これで撮った写真ですが、2010. 8. 7(土)に郡山駅近くの商店街で行われた「うねめ撮影会」で撮ったものです。



と言うことで、結局、故障していたのは、富士フイルムのものだけと言うことが判明しました(上記のコンパクトデジカメ以降に入手したものは現在でも現役として使っています)。1995年辺りから2007年位までのデジカメの進歩は非常に速かったので、この時代のものは現在では故障していなくても使う気にはならないのですが、それでも、やはり、20年間位はまともに使えるようにして欲しいと言う感じがします。

また、私はできるだけ長く使えるようにと、単三型ニッケル水素充電池等の汎用の電池を使うデジカメを入手してきましたが、その後、中国製の互換充電式リチウム電池が出回るようになり、昔のものでも意外に入手できるようなっていました。と言うことで、わざわざ、汎用の電池を使うものでなくても、結構、長い間、使えるようです。

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コンパクトデジカメの経年故障(1)

2018年10月15日 07時57分20秒 | カメラ
私はビンボーですので、物を捨てるのが苦手で、使わなくなったデジカメやカメラ、パソコン関係の製品は押入等に保管して、1年に1回程度、電源を入れて動作確認と共に、内部コンデンサー等に電気を入れることによりその経年変化をできるだけ押さえるようにしています(コンデンサーは使っていないとドンドン、劣化するからです)。

と言うことで、先日、久しぶりに240万画素のコンパクトデジカメ「富士フイルム:FinePix 4500」を押入から取り出して、単三型ニッケル水素電池2本と128MBスマートメディアを入れて、スイッチを入れてみたところ、全く起動しません。



これは2000.12.24(日)に上野のヨドバシカメラで税込み50,290円で入手したものですので、約18年間の経年変化で故障と言う訳です。そう言えば、昨年だったか、同様なことをした際、電池を入れてからしばらくしないとうまく起動しなかったことを思い出し、内部に充電池みたいなものがあり、それが消耗しているとダメなのかなあと思っていたので、翌日の朝までそのままで放っておいたところ、スイッチを入れるとようやく背面液晶は表示され、また、使えそうな状態になりましたが、残念ながら、シャッターボタンを押しても、全く、シャッターが切れません。すなわち、レンズを通った景色が液晶画面に表示されるだけでと言う状態です。どうやら、この1年間で完全に故障してしまったようです。このデジカメは初めて入手したAF(オートフォーカス)のコンパクトデジカメで、発色が気にいっていたので、一度、故障した際に、富士フイルムのサービスセンターで修理してまで使っていたものです。

このデジカメはどのような写りだったかと言うことで、このデジカメを使って、2003. 8. 3にJR吾妻線・小野上温泉駅近くの川で行われた水着モデル撮影会の時に撮ったものです。



と言うことで、内部の部品が経年変化でダメになってしまったのだろうと推測して、今度は、同じ機種で、秋葉原のジャンク店で1個250円と500円で別々な日に入手した物に(すなわち、同じ物を3台持っているのです。この理由は、この機種を赤外線デジカメに改造しようと思ったからで、これらのジャンク品を入手後、チャレンジして分解を試みたのですが、最後の所でどうしても外れない部品があり、諦めてしまいました)



電池とスマートメディアを入れて、同様な操作を行ってみました。すると、やはり、電池を入れたての時は全く反応しなかったのですが、一晩放置すると、背面液晶は表示されるようになり、また、シャッターボタンを押すと、AFが動作し、ちゃんとシャッターが切れ、撮影できるようになりました。しかしながら、電池を入れ替えたりすると、日付設定がリセットしてしまいます。どうやら、この2台共も内蔵充電池がダメになっていることは間違いないようです。これを使用して昨日(10/14)、撮影したものです。



と言うことで、ずっと使っていた物はダメになって、ジャンクで入手したものは、使えないことはないと言う状態です。この故障するまでの18年間が長いか短いかと言うことですが、確かに現在においては240万画素なんて言うデジカメは完全に過去のもので、これで写した写真で使えるのはせいぜい、ブログ掲載用として位ですが、それでも、使わない状態で放置しておいて故障と言うのは全く残念です。

前述のごとく、このコンパクトデジカメは単焦点レンズですが、私が初めて入手したAFのもので、発色が気に入っていたので、かなり長い間、使用していたものです。と言っても、その頃はメインはフィルム式カメラで、コンパクトデジカメはサブでしたが。いずれにしろ、少なくともこの時代の富士フィルムのコンパクトデジカメは、ソニーの製品には「ソニータイマー」が入っているように(最近では、レンズ交換式デジカメのNEXシリーズやα7シリーズでしばしば起こる背面液晶のコーティング剥がれが有名ですね)、一定時間が経ったら故障しても仕方がないと言う考え方で設計しているのかもしれませんね。

このため、他の会社のコンパクトデジカメはどうなのか、確認してみました。

まずは、「コダック:DC20」です。これは私が初めて入手したデジカメで、1997. 5. 4(日)に秋葉原のソフマップにて税込み14,488円で入手したものです。フォーカス固定(ピント固定)の単焦点レンズ、480×363ピクセル(17万画素)の画像が内蔵メモリに8枚撮れると言うデジカメの黎明時代のものです。メモリカードは使えないので、8枚撮ったら、写真データをパソコンに移動し、また、撮影すると言う代物です。また、現在では当たり前の背面液晶はないので、撮れたかどうかは、写真データをパソコンに移動してからでないと確認できません。下の写真の上のものです。



電池はCR123Aと言う汎用のリチウム電池を使うのですが、手元にある大昔に入手したものを使用して動作確認をしたところ、シャッターは押せ、8枚撮ったらメモリは満杯になったので、撮った画像データは内蔵メモリに記録されたのだと思います。ただし、この画像データはRS232C端子が付いたパソコンでないと取り出せないので、ちゃんと写っているかどうかに関しては確認できませんでした。と言うことですが、このコンパクトデジカメは「富士フイルム:FinePix 4500」より3年ほど前に入手したものにも関わらず、経年変化に負けずに動いていると考えられます。

このコンパクトデジカメを使用して、1997. 7.19(土)に秋葉原で日立の宣伝活動が行われている時に撮ったものです。



次に、1999. 3.20(土)に秋葉原の「T-ZONE」で税込み9,980円で入手した「東芝:Allegretto PDR-2」です。上記の写真の下のものです。これもフォーカス固定(ピント固定)の単焦点レンズで、640×480ピクセルの画像が撮れ(30万画素)、それを2MB~128MBのスマートメディアに保存すると言うものです。これも、電池もDC20と同じくCR123Aですが、手元にあるCR123Aは大昔に入手したものであるため、もうほとんど電気がないようで、残念ながら、動作確認は全くできませんでした。

このデジカメを使用して、1999. 7. 4(日)に「ホテルヘジテイト」のプールで行われた水着モデル撮影会で撮ったものです。



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