前述のごとく、引伸機用レンズ「富士写真フイルム:FUJINAR-E 75mmF4.5」はフルサイズのレンズ交換式デジカメ「キヤノン:EOS RP」に取り付けて撮影できるようになっていましたが、その後、色々と試行錯誤の上、ようやく最終的なものができました。
すなわち、以下の(1)~(8)を組み合わせます。
(1)Pixco:超薄型マウントアダプター M42マウントレンズ-RFマウントカメラ対応:819円
(2)Pixco:薄型ヘリコイド(12-19mm)式マウントアダプターM42マウントレンズ-M42マウントカメラ対応:2,199円
(3)無名:マウントアダプタ M39 to M42:238円
(4)「ケンコー:PINHOLE LENS 02 28/35/50mm」付属の「PINHOLE EXTENSION +22 (50mm)」
(5)SANEI :Oリング (内径39.7mm・太さ3.5mm・材質NBR):189円(2個)
(6)「ケンコー:PINHOLE LENS 02 28/35/50mm」付属の「PINHOLE EXTENSION +7 (35mm)」
(7)SANEI :Oリング (内径39.7mm・太さ3.5mm・材質NBR)
(8)富士写真光学:FUJINAR-E 75mmF4.5:800円
上記の(1)~(3)、(5)(7)の価格は日本amazonでの送料税込のものです。(4)(6)はピンホール写真を撮影するために、大昔、ヨドバシカメラで6,800円で入手したものですが、針穴写真の撮影のために使うにはピンホールが開いた「28mm」の部分のみで、延長チューブ部分は私には不要なので、これで使うようになって良かったです。(5)(7)のOリングは本当は厚手のパッキンを使いたかったのですが、ちょうど良い大きさのものが無かったので、その代わりにOリングを用いました。あ、入れる目的は少し延長して、最小撮影距離を短くするためです。これで、無限遠も70cm程度の近接も撮影できるレンズとなりました。(8)は大昔、秋葉原の「ニッシンカメラ・ジャンク館」で,税込み800円で入手したものです。
なお、この手のレンズは絞り開放で撮影したいので、この場合、非常に明るい場所では光量を少なくするNDフィルターを付ける必要があります。しかしながら、(8)のフィルター径は32mmと一般的に使われていないものなので、一般的なフィルター径である52mmのものを使えるようにしました。
すなわち、
(9)マルミ:ステップアップリング 49mm→52mm:361円
の内側をヤスリで削って、ちょうど良い大きさにして、接着剤で付けました。これで、52mmのフィルターやレンズフードが使えるようになりました。すなわち、RFマウントの75mmF4.5のレンズが完成です。EOS RPに取り付けたところです。
レンズフードを取り付けたところです。
と言うことで、このレンズの写り具合のチェックのために、2021. 1.25(月)、家から歩いて、途中、田端駅近くの「田端台公園」に寄った後、「上野公園」、「五條天神」、「湯島天神」、「神田明神」、そして、秋葉原に行ってきました。昨日(1/24)と一昨日(1/23)は雨で1日中、家の中にいたので、家の外に出るのは3日ぶりです。なお、撮影は全て絞りは開放です。
田端台公園の「素心蝋梅」です。
上野公園内の「清水観音堂」、
そのすぐそばで咲き始めていた「寒桜」です。今年は例年より咲き始めるのがかなり早い感じがします。
「上野動物園」近くの寒桜と
「大噴水」近くの寒桜です。
「五條天神」に行きますが、
「紅梅」の咲き具合は先日と変わらない感じです。
地下鉄「湯島駅」近くの「湯島天神」に行きますが、ここも先日、行った時とあまり変わらない感じです。
そして、「お茶の水」駅近くの「神田明神」に行きますが、ここも先日と同様です。
この隣の「宮本公園」では、
「水仙」の花が咲いていました。
と言うことで、撮った写真の感じです。
(1)このレンズ、逆光に弱く、レンズフードえをつつけても軽いフレアが残る。
(2)色は薄い感じ
(3)背景のボケは問題無し
(4)焦点距離75mmと言うのは私には使い難い画角だが、拡大表示によるピントは合わせやすい。
なお、紅梅や白梅は咲き始めてはいますが、見頃まではまだまだと言う感じなのに、寒桜がもうかなり咲いているのには驚きました。
matsumo(http://matsumo.seesaa.net)