たかしの「きょうもまったり」

休日はだいたい、いつもまったり。
まったりとした1日の中であったこと、気ままに書いてます。

熊野古道「松本峠」

2006年10月08日 | 古寺めぐり・古道ウォーク
大泊から鬼ヶ城の駐車場はすぐです。
観音道・大吹峠と違い、松本峠に近づくと、たくさんの古道をめざす人と会いました。観光バスで来たのかな~。

石畳の坂を登っていくと竹やぶが見えてきました。
松本峠の竹林=鉄砲傷のある地蔵さんなので、期待しながら登って行きました。考えていたより小さめでした。
先ほどの人たちにまだ追いつきません。「がんばって登ってきたのに、あの人たちはどこへ行ったんやろ。」


左へまがり、テレビで良く紹介されている七里御浜を見渡せる東屋につきました。
景色を案内するきれいなボードが設置されていて、本物としばらく見比べました。
「あの山がせり出しているところが、花の窟があるところや。獅子岩のむこうやな。」つぎ行くところが手に取るようにわかりました。


東屋から鬼ヶ城跡へ向かう途中、やっとさっきの人たちと会いました。
逆コースだったんですね。なるほど追いつかないはずです。
そのあと鬼ヶ城跡の広場の展望台で強風の熊野灘をしばらく眺めてから、鬼ヶ城駐車場へ下りました。なかなかの急坂で、桜がたくさん植わってました。熊野灘からの強風で葉がすべて落ちていて、お陰で海がきれいに見渡せました。

車に乗りトンネルを越えると、さっき東屋から見えた七里御浜沿いの右側に花の窟神社がありました。
10月2日に綱を張り替えたばかりらしく、くくられた花束がまだついていました。
足元を見ると、花束が今日の強風で一つ落とされていました。
国道にまがるとき、神社を巻くように先ほどの綱が巡り、繋がっていることがわかりました。

熊野古道「大吹峠」

2006年10月08日 | 古寺めぐり・古道ウォーク
大観猪垣道から大吹峠につきました。
そこは広くなっていて、左へ行くと波田須、右が大泊です。
大泊へ下り始めて間もなくすると、孟宗竹の見事な竹林の中を歩きます。
松本峠のお地蔵さんがある竹林よりずっと見事なものです。


大泊側登り口の三体のお地蔵様には、それぞれ赤い前掛けがしていただいてありました。
大泊の美しい海岸を眺めながら歩いていると、大観猪垣道を整備いただいていたご夫婦が車で通られ、声をかけていただきました。


少し堤防の上を歩いて、車のおいてあるJR大泊駅まで戻りました。
駅でこれから列車で有井駅まで行き、花の窟→七里御浜→獅子岩→松本峠→大泊と戻られるカップルに会いました。
これから歩きで松本峠→鬼ヶ城、そのあと車で花の窟へとのコースなので、どこかですれ違うことを楽しみに車に乗り込みました。

熊野古道「観音道」

2006年10月08日 | 古寺めぐり・古道ウォーク
熊野古道「観音道」は国道42号を松阪方面から矢ノ川峠・佐野坂を下ったところ、熊野市大泊⇔波田須の熊野古道http://www.pref.mie.jp/KODO/index2.htmです。
42号の佐野坂を下ったら大泊へ左折するとすぐ、観音道の大泊側登り口がありました。車を大泊の駅において再び戻りました(大泊駅の入り口は線路をくぐって東側で、回り込んで入ります)。



案内板を見ながら左をみると42号の向こうに清滝が見えました。
「さあ、歩き始めるぞ!」と観音道に入ったら、いきなり十一体の観音様が迎えてくれました。そのあとも次から次へと坂を登るたびに観音様があらわれ、それぞれの表情を楽しみながら進みました。




ところどころ景色が開けるところがあって、その度に一息入れて熊野灘、七里御浜の雄大なパノラマを堪能しました。
泊観音(崩れてしまってありません)を過ぎてしばらくすると、古道の整備をしていらっしゃるかたがみえて、道を尋ねると
「大吹峠から大泊まで戻るのなら、波田須まで行かず、この大観猪垣道を大吹峠まで行きなさい。」と教えていただきました。
途中、先ほどのかたの奥様と会いました。「私はときどき、主人はいつも古道を整備しています。」とお話を伺い、感謝してお別れしました。
この先、掃き清めていただいたばかりのところを進めさせていただきました。
見事な猪垣が続き、3方向に分かれているところもありました。
古道を幾つか歩きましたが、ここの猪垣が一番かな。~このあと、大吹峠へ到着です~