鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

オジロワシ2023 11/24 春恵姿を見せる 久しぶりだな

2023年11月27日 | オジロワシ
2023/11/24

この日のモエレの様子になりますが
カモたちの姿は昨日とは打って変わって全く見えない状態です
当然マガモのアルビノもトモエガモたちも姿を見ることが出来ません…
またどこかへ行ってしまったのでしょうか
近くのどこかか あるいは遠くに行ってしまったのかもしれません
そんなモエレの様子を簡単に



カモたちも見えませんので 下ノ橋から中の橋まで行き その足で土手を引き返してきますと
A-水門の手前の水の中にカモが1羽いるのが目に入りました


そのカモが




大好きなホオジロガモになります
海ガモですがこの時期になると毎年やって来ます
雪が降ってくるまでのしばらくの間その姿を見ることが出来ますが
何処に出てくるか予想がつかないのが困ります…

それでも他にカモたちがいない中をポツンと泳ぎますのでいれば発見は容易です



今回のホオジロは







虹彩が白くくちばしの先がオレンジ色の
メスの成鳥となります
複数羽見かけますので 個体の特定はできません
ただ雨覆いの白がわかりずらい個体になります



ドボンをして



岸のそばに

顔を出しましたが



そのまま沖へ漕ぎだして
遠く

向こうに見える 中洲小島とC-中洲の間の方へと消えてゆきました。
カモはこれだけ



帰り際 プレイマウンティンの方角から飛んでくるオジロワシを見かけます
低く飛びながら沼の上を飛んでくるのですが 魚を獲るわけではありません







だいたいこの姿を見ると 見当はつくのですが
尾羽の縁に少しだけ黒いところが見られます
頭は白いわけではなくきつい顔をしております

そうしますといつもお馴染みの一二郎ではなく その相方である春恵であることは容易に想像がつきますね
なんといっても顔を見るとすぐにそう思うのですが
今期の春恵には少し目立つ翼の傷がありました

①左翼指 6枚目の根元にやや深い傷がありましたし
11枚目も先の方が少し破損しています

②右翼指は 10枚目あたりが少し破損しております

これらの傷と顔の特徴 尾羽の特徴が合致すればほぼ春恵で間違いのないところになります
そこで翼指の傷を見てゆくことにしますと







左右の翼指 10枚目あたりの先の方の破損は合致しますが
左翼指6枚目の根元の傷がよくわかりません
それさえあれば間違いがないのですが…


しかしさらに見てゆきますと




この辺りで左翼指6枚目の根元に傷があるように見えますね…少し弱いですが



尾羽は

全く春恵の特徴と同じです
何時まで経っても尾羽の縁は消えないのが春恵になります(これは遺伝的なものになります)




そして




ここでようやく左翼指6名目の根元に大きな傷があることを確認できましたので
やはりこのオジロは春恵であることが間違いなさそうです


春恵は何度か姿を見せてますが 一二郎がまだ顔を見せません
いずれ若鳥を連れてやってくるのだと思われますが 今は若の面倒を丁寧に見ているのかと思われます
そろそろシーズンが始まる予感がします

それでは また
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 10/24 春恵再び 一二郎も来たかもしれません

2023年10月30日 | オジロワシ
2023/10/24

10/22にオジロワシを目撃したのですが この日もオジロワシを見ることになりました
今回はしっかり見ることが出来たので先日見たオジロワシと同一個体であり 春恵かと思われますが
実はその前にこの個体とは別に高いところを飛んでいたオジロワシがいました
生憎その個体を写すことは出来なかったのですが 春恵とは別個体の成鳥だったようです
おそらく一二郎だったのではないかと思うのですが 定かではありません

まだ沼に降りることはないのですが 様子を見にやって来たのだと思われます
そんなお話になります



下ノ橋のそばの土手の上を歩いているときに
猛禽が飛んで行くのを見かけたのですが




はっきり写っていません…
が、胴体の縦じまを見るとおそらくチゴハヤブサの若鳥なんだと思われます
まだいるんですね……。




ぐるっと一回りして 中の橋から公園側の曲がり角付近(R1-ポイント辺りになりますが)に
差し掛かったところで 上空をオジロワシが飛んで行くのを見かけます
この時頭の上の上空のかなりとか言ところを飛んでいた個体は 先にも述べたように
写真に撮ることが出来なかったのですがおそらく一二郎ではないかと思いました

しかしそのあと少しして 対岸の奥遠いところを飛んでいるオジロワシを見かけます
そちらが




こちらのオジロワシになるのですが



左翼の傷を見ると

先日見かけたオジロワシと同一個体であることがわかります
左翼指の6枚目の根元が深くえぐれており 9枚目の翼指が破損しています
成鳥には違いありませんが 尾羽の縁に少しだけ黒いのが残っているのも一緒です
この尾羽の特徴は遺伝的なものでありずっと後まで残る特徴かと思われます
すなわちこの個体はやはり春恵なんだと思われます



春恵は気持ちよさげに上空を

旋回するのですが



どうやら口を開けて




鳴いているようです
相方の一二郎がそばにいるのかと思ったものですが…



そうではなく





近くに寄ってきたトビを威嚇していたようです




そのまま春恵はこちらの方へどんどん近づいてきます














顔が今回は光が当たるのでよく見えるのですが



この辺りから左に曲がって行き

下を見て




そのまま左に




流れてゆき 公園の南側へと消えてゆきました
沼の様子見にやって来たものだと思われます



A-B 海峡付近に

オナガガモが1羽見えます







換羽の進んだオスになりますが 1羽しか確認できませんでした



こちらは公園の南側を遠ざかる




ノスリになりますが 暗くてよく写っていません…



下ノ橋の北側の入り江付近を行く




3羽のハシビロガモでした。

寒くなって来ると中の橋の東側にいたカモたちはだんだん中洲岬の周辺へと集まって来るようです
最小的にはこの中洲岬周辺が集合ポイントになって来るようです
そんなお話です それではまた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 10/21 春恵が帰ってきました⁉ 翼に傷アリ

2023年10月25日 | オジロワシ
2023/10/21

カンムリカイツブリも姿を消してもうずいぶんと長くなったモエレになりますが
今ではもう水草もすっかりと水の中に埋没したいつものモエレとなります
カモたちも姿は減ってしまいましたが これから雪が落ちてくるまでの少しの期間
入れ替わり立ち代ってカモたちも入れ替わります

そんなモエレの状況となりますが 気になってくるのはオジロワシになります
周りの環境のせいか去年はここへ来るオジロワシもめっきりと少なくなりましたが
そろそろ一二郎と春恵がやってくる時期になります
今年は子供も2羽増えていますので 気になるところです

そんなことを思いながらモエレを見ていますと この日はようやく待望のオジロワシを見ることとなりました その様子を簡単に…



沼を一回りした後 下ノ橋で

複数羽のカイツブリを見ていた時に
いきなりカモたちが飛び立ち大騒ぎしています
もしや?  と思って上空を見上げると
やはりそこにオジロワシの姿を見つけます








橋の北側高いところを飛んでいます
強い逆光になりますので 顔はほとんど見えないのですが
尾羽が白いので成鳥であることがわかります



反転したときに







尾羽の●●が見えましたが 大きな逆への字が固まって見えます
これを見れば一二郎でないことがわかります
少しだけ見える顔つきを見ても頭があまり白くないことも考えると
どうやら一二郎の相方である春恵でないかと思いました



また反転してくるのですが
 



やはり逆光で顔は見えないのですが
夏場を過ぎて翼の傷が目立ちますね

左翼指 6枚目の根元が大きくえぐれているように見えます 9枚目もちぎれているように見えます
右翼指もかなり傷んでいるように見えます



そのまま上空を
  
何度も旋回するのですが
だんだん高く舞い上がって行き 鮨面に降りてくる様子は見えません
何時もの様に沼の様子を見に来たものと思われます







やはり顔はわかりませんが 結構きつい顔をしておりますので やはり春恵に見えます




空を高く
 



舞い上がって行き










相変わらず顔ははっきりしませんが
尾羽の白いところの縁の部分に 小さく黒いのが見えるようです
これは富江もそうでしたが 年齢に関係なく残る遺伝的なものかと思われ
春恵にもそれがありましたのでやはりこのオジロは春恵なんだと思います



今度は一二郎の帰還が待たれますが
今日は春恵が顔を見せたということで





そろそろそういった時期になったのかということです
そんなお話
それでは また
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 8/27 一二郎と春恵の長子は一二三(ひふみ) とします

2023年08月28日 | オジロワシ
2023/8/27

暑い日が続きますが モエレへ向かいます
この日は先日見た 一二郎と春恵の長子が姿を見せてくれました
その様子になります

2羽の雛が生まれたのですが 長子と次子では明らかに違いが見受けられます
顔つきはどちらもくちばしが大きくて精悍でしっかりとしたイメージになり どちらも一二郎春恵に似たところがあるのですが
長子の方は黒系(ライン系といっていましたが)で翼上面のラインが目立ちません
翼下面にはラインが入るのですがこの個体の場合はそれもあまり目立たないようです
胴体脇の白い大きなマダラもさほど大きくはなく お腹から胸にかけて白いマダラが見られます

雛からすぐの幼羽では マダラやラインが強いのが一般的ですが この個体ではさほど目立たないです
そういった系統の個体なのだと思われます

それに反して次子は茶系(ムツオ系といっていましたが)のトビ模様の目立つ系統になります
こちらの個体は翼上面には扇型のトビ模様が入り 下面にも白いラインが目立ちます
お腹のマダラは茶色が濃く白くは見えません
背中にもびっしりと茶色と白のコントラストのあるマダラが見えますので
そこが大きな違いになります

顔つきはほとんど同じで どちらも虹彩の色が濃く目が大きく見えます
そして何よりもくちばしが大きく長く 富江を彷彿とさせるようですので
春恵と富江の血筋を思わせます

この様にくちばしの特に大きく見えるオジロワシは格調が高く
西部劇に出てくる将軍のイメージを感じずにはいられません


そこで名前になるのですが オスとメスの区別はつきませんが
長子の方を 一二三(ひふみ)
次子の方を 富美緒(とみお)
   とすることにしました

両個体 見比べるとその違いは一目瞭然ですが
今回は一二三のお話になります
最後に両者の写真を並べておきますのでその違いを確認いただきます



今回は下ノ橋からの訪問となりました
土手を中の橋の方へと歩いてゆきますと
土砂が積んであるところの奥に新しく建った倉庫の屋根の上に
  



オジロワシの幼鳥が1羽降りているのが見えました
前回最初に飛んで行ってしまった方の長子だと思うのですが…


見ている方角を見ると




鮮やかなまだらのトビの幼鳥が飛び回っています
この辺りにはトビの巣もあって今年生まれた幼鳥が飛び回っています
土砂の上も良いとまり場になっているようです



さてこのオジロワシの幼鳥 一二郎と春恵の長子になるのですが
名前を一二三(ひふみ)としました
黒系のタイプのマダラになりますが 胸からお腹に欠けて白いマダラが見えます


屋根の上でじっと







あたりを眺めていますが




この顔を見ると そのくちばしがとても大きく見えます
目も黒目系で なんとも格調の高さがありますのは
一二郎と 富江から続く春恵の血筋を引いたものを感じさせますね



新しく建った倉庫の屋根の上にいますが




じっと誰かが来るのを待っているようにも見えます
兄弟か親鳥が来るのを待っているのかもしれません
時々鳴きますので 呼んでいるのかもしれません



下を見て
 





いるのは 下でトビやカラスが何かを食べているのを見ているのかもしれませんね



カラスが一二三の近くにやって来ます


いつものことで なつっこいカラスはいるものです




一二三は跳んで










カラスを威嚇します


カラスも




構えますが


結局




そばからは逃げてゆきません
いつもの情景で ここいらでは オジロワシのそばにはカラスが寄ってゆくことになります
オジロワシの餌の食い残しを狙っているのだと思いますし
特別オジロワシに近寄りたいカラスもいますね



カラスの数がだんだん増えてきて



一二三の頭の上をカラスが飛びますので







それを見る一二三です
なんとも大きなくちばしですね 




カラスがうるさいのでここで一二三は










一旦跳んだのちここで



飛び上がりました
カラスが前後についてくるのですが







右にある電柱を飛び越して向かった先は




小学校の左に見える緑のフェンスの




上になります
カラスもそのフェンスの上にたくさんついてきましたが



トビも飛んできて







一二三の上を飛び回っています
人気者の一二三です



カラスが一列に並んで

フェンスの上にとまるのですが



一二三はじっと








何かを待っているようです




ここでいったんここを離れ中の橋へと向かいます
カンムリカイツブリを探しに行き また後で引き返してきたときに



一時間近くたったのですが
フェンスの上にまだ




その姿はありました



左の奥にある土砂の上には

トビの新子の姿も見えます



そうしていると 一二三の頭の上を爆音を出しながらヘリが通り過ぎてゆきます
それに驚いた一二三はここでようやく






翼を広げて


















飛び上がりました



左側に旋回してゆき










また土砂の方へ引き返してゆき





 



それも通り越して



向こうの巣のある方へと




帰ってゆくのですが この時背中に

大きな白いマダラが見えます
前回も見えたのですが これが一二三の特徴になります 富美緒にはこのマダラはないようです



こちらが富美緒の前回の写真になりますが

背中の茶色のマダラが目立ち



翼下には

白いラインもよく目立ちます



それに反して一二三の方は

背中の色味がまるで違い マダラが目立ちませんし




翼下のラインもまるで違うのがわかります
顔つきはよく似ていますが違いが判ると思います

今回はそんなお話です それではまた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 8/21 2羽の幼鳥現る 一二郎と春恵の子か⁉

2023年08月22日 | オジロワシ
2023/8/21

この日は久しぶりにオジロワシの姿を見ることになりました
沼の上空を飛ぶのではなく 外側の土手の北側にある高く積まれた土砂の上にとまっていました
2羽で 一緒にとまっていたのですが 気づく前に1羽は飛んで行ってしまいます…


実はこの付近には 一二郎と春恵の巣があって
雛が2羽生まれたことは知っていましたが おそらくその幼鳥が姿を見せたのだと思われます
その様子になります



カンムリを見た後 外側の土手を下ノ橋の方へ歩いてゆきますと
学校の横の林の上に

トビが2羽とまっているのが見えます



こちらが左側のトビですが

見るからに幼鳥であることがわかります


右側の方もやはり

幼鳥であることがわかります 今年生まれた個体になりますね。




さて少し行きますと 今度はオジロワシの鳴き声が聞こえてきました
土手の右側から聞こえてきたので そちらを見ますと





2羽の幼鳥が土砂の上にとまっているのが見えました
左の幼鳥は顔が見えませんが 同じような顔をしていたようです


実はこの私が 顔をよく見る前に
この幼鳥こちらに気づいたのか 飛んで行ってしまったんですね
近づいてゆく最中に……


慌てて写真を撮るのですが
左のオジロは







尾羽の先と途中にしっかりと縁が見えますが
いわゆるライン系の幼鳥になりますね
翼の上側に細いラインがかすかに見えます
またトビのような扇型の翼上面の模様は見えませんのでムツオ系ではないということになります



翼上面のラインは




この様に細いのが1本確認できますが
総じて黑系のオジロとなります
このタイプはお腹に白いマダラが見られます
一二郎などもそのタイプになるかもしれません


そしてこの幼鳥

翼下のラインもあまり入っていませんので
今年生まれた幼鳥にしては とても地味ですね
なのでそうなのか…? と思うのですが
翼も尾羽もとてもきれいですので そうなのかと思うわけです

一二郎と春恵が2羽の雛を育てていたのは知っていますが
巣も近いですし 彼らがそうなのかと思うわけです




巣のある方へと消えてゆきましたがどこかで下に降りたようです




残ったもう1羽のオジロは
先ほどの個体とは違って







茶色のトビ模様の入る 完全なるムツオ系の個体となります
顔はよく似ているようですが(精悍な顔つきで 一二郎にも春恵にも似ていると思います)
翼上面のマダラがまるで違っていますね
あちらは黒系でこちらは茶系になります







体の正面は見えませんが 背中にも胴体脇にも茶色にびっしりとマダラが入っているのがわかります



ここで向こうを見て

鳴いていますから 向こうにさっきの個体がいるのかもしれませんし
親鳥がいるのかもしれません



くちばし基部の黄色はまだ




肌色が強く若いということがわかるのですが
この個体もくちばしが大きく 富江や春恵の系統になるかと思います

顔はとても精悍な顔をしており 一二郎系 春恵系 どちらとも言えそうな系統です














ここでまた

鳴いています よく鳴く幼鳥ですね



ここで体を倒して











💩タイム…



その後すぐに




翼を広げて



飛び上がるのですが
先ほどの個体よりも 翼下と翼上面のラインが派手に入っています
しかし幼鳥にしては ラインは目立たない方になるかと思いますね


どちらかといえばこの個体の方が 春恵に似ているかもしれません
最初の個体は一二郎に似ているような気がします


たぶんですが 春恵と一二郎の子供なんだと思います







お腹のマダラは白ではなく茶色になりますのであまり目立ちませんね



そしてこの個体もまた







巣のある方角へと飛んで行ってしまいます

一二郎と春恵の子供ならば もうどこかへ行ってしまったのかと思っていましたが
どうもそうではなさそうです 今後の楽しみが増えたようです

それでは また
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 4/17 風の強い日でしたが 一二郎が顔を出す

2023年04月17日 | オジロワシ
2023/4/17 月曜日

4/14の日に カンムリカイツブリと オオハクチョウファミリーを見ているのですが
(まだ記事にはしてません…(*'ω'*))

きょうもまた カンムリカイツブリを探しにモエレへ向かいます
昨日は雨が降っていましたので出かけなかったので
あまり天気も良くはなかったのですが出かけたものです

モエレに到着すると 中の橋の上は風が強く 今日は随分と風が冷たいです…
指先が冷たくなってしまいますが 風を避け公園の道路を歩いてゆきます
風が強いせいか 水の上にはカモたちの姿はほとんど見かけません

しかし公園の道路をいつものポイント辺りに到着したとき
何処にいたのかわからなかったカモたちが草の中から一斉に飛び立ちました

どうやらオジロワシが現れたようです
急いで上空を探すとオジロワシの姿を発見しました
そこからのお話となります



公園の道路の上空 曲がり角付近まで来たとき松林の陰からその姿が現れます


オジロワシの成鳥ですが









ボロボロの尾羽を開かないで飛ぶのは おそらく一二郎です
どういうわけかこの一二郎は 尾羽を開かないで飛びますね
この時期は尾羽もポロポロで擦り切れているのですが
この特徴が一二郎であることを物語ります



風にあおられながら 上空を素早くスライドしてゆきます
すぐ木の陰に隠れて見えなくなってしまいますが 何度もまた姿を現します



今度は逆から







道路の上空に現れて



こちらへ向かって

飛んできます










風にあおられて よろけながらの撮影となりますが
天気がよくないので暗いです…










やはりこの顔はもう飽きるほど見た一二郎の顔ですね










暗いのであまり頭は白いようには見えませんが 間違いなく一二郎になります
まだこの辺りにいるようですね













頭の上近くをスライドしてゆきます
随分と顔が近いです










魚を獲りに来たのか 散歩に来たのでしょうね












  











どアップになります



そしてまた松林の陰に

消えたのち



今度はいつものカラスを引き連れて




巣のある方へと飛んで行きました。





上空をカモメが飛んで来たのですが

尾羽に黒い縁が見えます



くちばしの先に黒いものはなく

かすかに赤い小豆大の豆が見えるようです



そうしますとこのカモメは




カモメでもウミネコでもなく
大型カモメのセグロカモメなのかと思います
風が強いといろんな鳥が飛んできますね


この日はカンムリもオオハクチョウも見かけませんでしたが
(風が強いので上の橋の方へは行ってません…)
もういないのかもしれません



下ノ橋の近くで




カワウ




コガモを見ての終了となりました
そんなモエレの様子になります

オジロワシは今は沼に降りてはくれませんので 上空を飛ぶのを見るだけとなりますが
それを知らせてくれるのがカモたちとカラスたちになります
オジロワシが現れると 襲う気もないのにカモたちは大騒ぎをして飛び回ります
そこが狙い目となるようです

そんなお話  それでは また
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 4/1 オジロワシの若鳥とカンムリカイツブリ

2023年04月04日 | オジロワシ
2023/4/1


4月になって初めてのモエレとなります
この日はカンムリカイツブリの姿を見ることになりました
例年は4月の終盤か 5月になってからしか見なかったカンムリカイツブリになりますが
今年は4月の頭だというのにその姿を現します
成鳥で夏羽のカンムリカイツブリになりますが その姿を追っていた時にオジロワシがやって来ました
とても風の強い日でしたので 風にあおられながらの撮影となりました



こちらがそのカンムリカイツブリになりますが見事な夏羽となっています
去年もここへ来た個体なのかもしれませんが 定かではありません

このカンムリカイツブリを追っていた時にオジロワシがやって来ました
ここは中の橋の上となります
風が強いのであおられながらとなりました


トビと争っています







獲物は持っていませんが仲がよくないようです


 









尾羽にまだ黒い縁が残っている若鳥になりますが
翼下のラインはほぼ消えております
くちばしの先にはまだ黒い名残が残っておりますが
なんとなく見たことがあるような顔立ちとなります



橋の東側を低く飛んでかけまわります




向こうに見える高い鉄塔の前で




右から左へと通り過ぎ







下を見ているようですが目つきは厳しいです



土手の上の木の少し上を駆けまわります









お腹には白いマダラが少し残っておりますからライン系の若鳥のようです
オオワシ模様の名残が右翼角のところに残っているようです
ですからもっと若い頃はオオワシ模様のある幼鳥だったと思われます
顔つきも勘九郎辺りに似ているようにも思えますが定かではありません
















おそらく以前必ず見ているように思いますが……



一度水に足をつけたのですが魚は獲ってはいません
でもそのつもりはあるようです




背中側は

消えかかった2本のラインが少し残っているようですが三列風切の辺りが少し白いです
















そして東の空に消えてゆきましたが
傷のほとんどない綺麗な若鳥かと思います

それではまた
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 3/29 3羽のオジロワシの成鳥が空を飛ぶ

2023年04月03日 | オジロワシ
2023/3/29

沼の氷も例年より1週間早くなくなったモエレですが カモたちを見にモエレに行きます
でもこの時期は氷が溶けても様子を見にオジロワシはやって来ます
なんやかやで 4月いっぱいはオジロワシがまだ顔を出します


下ノ橋の近く オオバンがいました










ルビー色の虹彩が印象に残ります



公園の道路をA-中洲まで歩いてくると
中洲の脇を

コガモが左先端へと泳いでゆくのが見えます



ハシビロガモもいて 中洲の上で

休んでいたのですが



中洲の向こう側にももう1羽いて



中洲の脇を泳いでいますが



メスもいて

右の方から泳いできます


そして中洲の上にいたのも水に降り
3羽仲良く

右へ泳いでゆきました



B-中洲あたりには




ミコアイサのペアも見えます


この時期特有の

カワウの成鳥が中洲に姿を見せます




この時期はたくさんカワウも見られます



ここで道路の上をオジロワシが飛んで行きます
カモたちが騒ぐのでわかったのですが


高いところを







旋回しています
頭が白いオジロワシの成鳥になりますが
尾羽も真っ白くきれいで 一二郎とは違うのがわかります
一二郎はこの時期尾羽は汚れていて 飛行時に尾羽を開きませんね






顔つきは一二郎に似てはいますが違います
先日見た五六蔵によく似ていると思うのですが 翼指に傷もなく五六蔵とは違うことがわかります
(先日の五六蔵は翼指に欠けがありました)



このきれいなオジロワシは

右翼中ほどに傷がありますので一郎を思い出しますが
これだけではよくわからないです
それにしても尾羽がオオワシのように随分と白くきれいです
これが1羽目のオジロワシとなります


高いところを旋回しながら公園の松林の方へと消えてゆきましたが
そのおよそ10分後に またオジロワシが公園の方から出てきました


そちらがこちらになりますが







こちらも頭が白い成鳥になりますが
尾羽がまるで違いますね
こちらの成鳥の尾羽は開いておらず ややくすんだ色をしています
そうです このオジロワシはまさしく一二郎になります

顔を見れば一二郎であることがわかりますが少し遠いです
先ほどのオジロとは別の個体でした



オジロワシに驚いてカモたちが飛び回りますが
中の橋の近いD-中洲の中からもたくさんカモが出てきました
その中で目を引いたのが


こちらの







オナガガモになります



見るからにオナガの成鳥という感じです




メスの成鳥も

出てきて上空を見ていますね



オナガは中洲の沿って西の方へ泳いでゆきますが
  
だんだん数が増えてゆき



よく見ると







沼の中ほどでみなが集合しました
7羽ここでは確認出来ます



誰がリーダーなのかよくわかりませんが







綺麗なのはオナガガモです




ここでまたオジロワシが飛んで来たのですが 上空高いところを旋回しています







今度もまた成長のオジロになりますが
頭も白く尾羽も最初の鳥と同じように白くきれいです
ただ最初のオジロの方がもっと大きかったように思えます(尾羽)

またこちらのオジロの右の翼の次列風切中ほどに傷が見えませんので
やはり最初のオジロとも違うようです
このオジロ左翼指2枚目に小さな傷が見えるのですが
今年の場合は桃次郎にもそんな傷があったように思いますが
こちらのオジロは首が短く見えず濾しずんぐりしているように見えますので
全く別の鳥なのだと思われます


素性がわかったのは2番目の一二郎だけになりますが
3羽のオジロワシの成鳥がやって来たことになります
いずれのオジロも上空を飛んだだけになりますが
それでも嬉しくなってしまうものです…(^^♪







この成鳥も何度も高いところを旋回しながら姿が見えなくなってしまいます







橋の東側には パンダアイサが見えます



キンクロハジロも

同様です


ヒヨドリが






光りの中でじっとたたずんでいました
そんなこの日のモエレとなります
それでは また
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 3/25 雪のすっかりなくなったモエレですが一二郎だけが飛んできます

2023年04月02日 | オジロワシ
2023/3/25 

沼の氷もすっかり溶けてしまったモエレです
オジロワシの降りるところはなくなってしまいましたが まだオジロワシはやって来ます
といっても下に降りるわけではなく上空を旋回するだけになります
そんな雪解け後のモエレの様子になります


中の橋からのスタートとなります
橋のそばの

キンクロハジロになりますが 沼にはキンクロハジロの姿もたくさん見られます



10時過ぎのことになりますが カモたちがたくさん飛び回りますので
もしやと思って上空を見あげると オジロワシの姿がありました








オジロワシの成鳥になりますが 頭は白さが目立ちます
飛行時に尾羽をあまり開かないのが特徴で 尾羽もすす汚れているのがわかりますが
この特徴はいこの時期の一二郎になります

左側尾羽の上部の黒い毛がほつれているのも一二郎の特徴でした










顔を見れば一二郎であることがすぐにわかりますが
散歩か沼の様子を見に来たのだと思われます

公園の松林から出てきて 上空を何度も旋回しまた松林の中へ消えてゆくのですが


旋回してまた同じように







上空に現れ
最後はまた



見えなくなってしまいます。



何処でいつ魚を獲っているのかは窺い知れませんが
まだ巣にはいてこの辺りで生活しているようです




雪解けで水量の上がった沼の中を

ヨシガモのペアが泳いでゆきます




オオバンも数は少ないですが その姿を見せます




パンダアイサ



ヒドリガモとなります
この日はここですぐに退散しました。
そんなお話 それではまた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジロワシ2023 3/23 漁場の終焉 あっという間に終わってしまいました…

2023年03月30日 | オジロワシ
2023/3/23

前日はまだ数日かかると思われた漁場の終焉は いきなりこの日をもって完遂となってしまいます
夜中でも8℃以上の日が続きましたので 一気に解凍が進んでしまいました
オジロワシの出入りは淋しいものでしたがその顛末を簡単に……。



中の橋まで行くと 橋の東側もかなり解凍が進んでいて カモたちがたくさん泳いでいます
前日はまだ氷がほとんど張っていたのですが一気に解凍が進んだようです


橋の東側 公園側に近いところにはカモたちがたくさん泳いでいます
昨日は全くいなかったカモたちになりますが


コガモがたくさんいて










とても分かりやすいです この時期の特徴ですね




沼の中ほど過ぎまで氷が溶けているのですが
その辺りを



カモメがたくさん飛んでいます



氷が溶けた水の中から魚を探しているようで
氷の上には

たくさんのカモメが降りています



キンクロハジロもたくさん群れでいて




この橋の東側に集まっていますね


氷の上のカモメが




忙しそうに飛び回りますが キリがないのでいつもの漁場に向かいます



そうしますと 氷の上に1羽だけオジロワシを発見します
まだ朝8時前の時間となります









頭の白い成鳥のオジロワシになりますが
一二郎ではありませんね
この目つきは見覚えがあって 五六蔵の目つきになります
実は前日に見てすぐに飛んで行ったオジロワシになります

昨日の記事では志乃介ではないかと書いたのですが
どうもこの顔つきを見ると 五六蔵の間違いだったようです
後でわかりますが 前日のオジロと全く同じ個体ですので
実は五六蔵と志乃介は同一個体だったのかもしれません



この胸の白いふっくらとした毛が特徴でもあり
目が三角形のように見えるのも五六蔵の特徴になります
胴体脇のまだら模様も白黒のコントラストが強いです

一二郎とも親しく 一郎とも親しい間柄になり
一郎の兄弟なのかと考えていますね
この五六蔵 右足の爪が長く出ているのもその特徴になります

五六蔵と歌子がツガイの関係で
志乃介と瞳もツガイの関係かと考えていましたが
もしも五六蔵と志乃介が同一個体であるならばおかしなことになってしまうのですが
あるいはまた別の個体がいるのかもしれません
しかしこの個体は五六蔵であると思われます



じっと漁場を見つめていた五六蔵になりますが






場所を少し移動して
 






また辺りを眺めます



少し後にまた飛び上がり 水辺の上を一回りした後 また別のところに

降りて


辺りをじっと

見つめていますね



こちらも場所を移動してゆきますが
沼の東側にいたカモメが

やって来て 水の上を飛び回ります



漁場はかなり広がっており 一カ所で見ていてもラチがあきません
そこで 気になる下ノ橋の方へと行ってみることにします



途中で五六蔵が見えるのですが




A-中洲の手前にいるのが見えます
下ノ橋と漁場の中間点辺りから見ています




下ノ橋の南側はもうすっかり氷が溶けており(一部は残っていますが…)
橋の南側の氷の溶けたところに





カワアイサがたくさん泳いでいます


その中にミコアイサもいて







メスとオスのペアが


仲良く

泳いでゆきます



こちらはカワアイサのメスになりますが




ミコアイサと




すれ違ってゆきます







近いんだけど逆光気味でした



オジロワシは姿がありませんのでまたいつもの漁場へ戻って行きますが
まだオジロの姿が

確認できました



漁場付近に着くと
さっきの五六蔵は

飛び上がって



沼の東の方へと飛んで行きますが
この尾羽の●●は昨日の個体とまったく一緒です
また翼上面のまだら模様もまったく一緒ですので昨日見た個体と全く同じであることがわかります



五六蔵は飛んで行ってしまったので仕方がないのでまた中の橋へ向かうのですが
C-中洲あたりのカモたちが







実はオナガの群れでした



この時期のオナガはわかりやすいです


中の橋に着くと 雪解けもまた進んでいて見る見る間に氷が溶けて水が広がっています
そのずっと奥の氷と水の境目辺りに見えたのが




五六蔵になります



ずっとこんな感じで魚を獲るわけでもありませんが




誰かが来るのを待っているのかもしれません…
この五六蔵はすぐにまた消えてしまいます……・。



もうお昼近くなっていますがここでまた漁場付近に引き返しますと


カラスが

魚を引き上げたようです




真っ赤な大物になりますが
赤いのはまだ凍っているのだと思われます









30分くらい時間が経つと




黒味が戻ってきています



とても大きな魚でよく見ると

80㎝くらいはある コイのようです
とても大きな鱗で覆われていますね



オジロワシがこれを見つけてやって来るのではないかとじっとここで待っていたのですが
残念ながらオジロは現れませんので
退散することにしたのですが


中の橋から沼の東側は

もう凍りもほとんど溶けており



土手の橋の付近から漁場方面を望むと

手前側と下ノ橋の辺りはまだ氷が残っているものの
中洲を含めほとんどが水没しているのがわかります



手稲付近を望むと

この様になりますが
さっきのカラスたちがまだ集まっているのがわかります



このまま土手の上を下ノ橋まで向かうのですが
さっきとは反対側からカラスを眺めると




まだ足元には魚が見えます
あっという間の漁場の終焉になりますが
オジロワシもほとんど現れず淋しい限りです……

そんなモエレとなります
それでは また
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする