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鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

オジロワシ2024 3/11 オジロの大型残飯の処理をするカラスとキツネたち

2024年03月12日 | オジロワシ
2024/3/11

この日は午後1:00過ぎに漁場に行ったのですが
中の橋に着いたとたんに驚きの展開となりました…


漁場の前にカラスがたくさん集まっているのが見えます


こんな時は オジロワシが何か大物を上げた時



しかしすでに

オジロワシの姿は見えませんのですが
よく見ると…



カラスの真ん中あたりに見えるのは








とても巨大な魚の食べられた後…
頭と尾っぽの方はまだ残っているようですが 真ん中のおなかの辺りは背骨だけになっているようです



遅かりし内蔵助 
どうやらこれはオジロワシの残していった残飯でした…
その後にカラスが集まって来たようです
しかしかなり大きな魚に見えますので急いでそちらへ向かいますと







こちらがその獲物になりますが



どうやら

かなり大きな雷魚のように見えます
大きすぎて食べきれないので置いて行ったものと思われます




もっと近くで見ようとC-ポイントまで近づくのですが
どうやらここは角度が悪く

この様に足元の様子がよく見えません
さっきのところの方が良かったようです


オジロワシももういませんのでのんびりと見ていたものですが
左の奥の方から


漁場にやって来るキツネの姿が見えました



あっという間にキツネは先ほどの魚のところにやって来て
カラスを押しのけて







魚を独り占めします



そしてこの大きな魚を

食べるのですが
実はキツネはもう1匹いて
このキツネの前に先に来ていたのが



左に見えるキツネになります
力関係で 後から来たキツネに獲物を奪われたようです…



 
仕方がないのでじっと待つ



こちらのキツネですが メスかもしれませんね



ごっついキツネの方は全く獲物を譲る気はなく
じっくり時間をかけて魚を







食べるのでした



   



これ以上見ていても仕方がありませんので
退散するのですが 


中の橋の上から漁場を覗くと
相変わらずキツネは同じ状態で




もう1匹はじっと待っている状態でした
にしても かなり大きな雷魚ですので 誰が上げたのか気になるところです

漁場は少し活気が出てきたようです
それでは また
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オジロワシ2024 3/10 春恵が漁場に降りていましたが…

2024年03月10日 | オジロワシ
2024/3/10

雪がたくさん降ったこの日ですが 暖かく雪も溶けているように見えました
このところほとんど漁場でオジロワシを見ることはなかったのですが
幸いなことに今日はオジロワシの姿を見ることになりました
おそらく春恵かと思われますがすぐに飛び去ってしまいます
その様子になります



漁場はあまり開いてはいないのですが

水辺の雪の上にオジロワシが1羽降りているのが見えました








久々に漁場で見るオジロワシになりますが
目の周りに少し影があり 顔つきと 翼の灰色のマダラのベタな感じを見るに
近くの巣で生活をしている春恵であると思われます

春恵はメスのオジロですが結構顔がきついですし体も大きくゴロンとしていますね
春恵ならば尾羽の縁に黒いところが残っているはずです




まず間違いなく春恵と思われますが




ここで突然飛び立ちました












右に向かって飛びあがります



そしてある程度飛んで行き
   




一気に土手を駆け上がるのですが
飛んで行く尾羽の縁に黒いところがあるのがわかりますね
やはり春恵で間違いないようです

















小学校の上を一気に舞い上がって




上空で旋回をしています


 



そして上の橋の方角へと



 



飛び去ってゆきました
もう少し漁場が広がるとよいのですが 中々漁場が広がらないのは
流れてくる水量が少ないのが原因かもしれません…
そんな漁場の様子となります
それでは また
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オジロワシ2024 2/19 上空を横切ってゆくオジロワシの成鳥 くちばしの黄色が薄い…

2024年02月23日 | オジロワシ
2024/2/19

A-水門の後ろ側から 沼に沿って南東へと消えていったオジロワシの写真
成鳥なのですが 一二郎でもなく 春恵でもありませんしよくわからないところです
胸の上部の白が強いのと くちばしがあまり黄色くない個体になります

尾羽の●●がしっかり確認できますので 前回見た個体でもありません
くちばしの黄色が薄い個体としては以前見た狂四郎が記憶に残るところですが顔つきが違うようです
なので心当たりもなく不明個体となるようです
その様子を少しだけ


いつものポイントまで行く手前で 水門のずっと右の奥からこちらに向かって飛んでくるオジロワシを発見します まっすぐ漁場には降りずに沼を横切って行きます
こちら岸の公園の道路の上を路に沿って南東の方角へと飛んで行くようです


 
 


こちら岸の手前で向きを変え




沼の上を道路に沿ってガラスのピラミッドの方へと飛んで行くようです
ここの漁場に降りるつもりはないようです



 





成鳥ですが 胸上部の白いリングになっているところが目立ちます
桃次郎のこの部分よりも幅があります
一二郎でも春恵でもありませんし 一郎でもありません
くちばしの黄色が薄い個体でしょうか 気になるところです…




 



頭はあまり白くはないところを見るとメスなのかもしれませんが
目の感じを見るとオスのようにも見えますがそれは不明













ここで後ろを向いて去ってゆくのですが




微かに尾羽の上面に
  



大きな●●があるようです
その辺がポイントとなります
そんなお話 それでは また
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オジロワシ2024 2/13 一二郎が漁場に顔を出す

2024年02月19日 | オジロワシ
2024/2/13

ようやく漁場で一二郎を見たのですが
ほんの一瞬のことになります まずはその様子を



漁場にオジロはいなかったのですが 巣のところにはオジロの姿がありました
そうしているうちに 漁場の後ろにある雪山のところにオジロワシが顔を出しました





雪山の後ろ側のところにちょこんと姿を見せたのはおそらく一二郎かと思われますね



その時巣を覗くと

ここにも1羽姿が見えますので おそらく巣にいるのは春恵なんだと思われます



こちらがその

一二郎ですが 右の方を見ています
人が来ないのを確認しているのだと思われます



そうしているうちに一二郎は飛び上がって水門のところへ飛んできました


水門前の木の枝に いつものように







やって来ます
ここから漁場を見て獲物を獲るはずですが







ちょっと下を見ていただけで



すぐに




飛び込んだと思いきや そうではなく
飛び上がって右に旋回して巣に帰って行ってしまいます…なんのこっちゃい!

人が見えたのでしょうか…うまくゆかないものです……
そんなお話 それでは また
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オジロワシ2024 2/9 見たことあるようなオジロですが…一二郎ではありません

2024年02月19日 | オジロワシ
2024/2/9

久々の投稿となります
あまり良い写真がなかったのですが オジロワシの状況を簡単に振り返ります

去年もそうでしたが オジロワシはこのモエレにあまりやっては来なくなったようです…
一二郎と春恵はまたあの巣のところには来ているようですが いかんせんモエレの漁場のところには
ほとんど姿を見せませんね
その理由は おろらく沼の周りの木の伐採などが考えられます
以前は漁場の水門の前にはもっとうっそうとした灌木があったのですが
今はかなり少なくなってしまったようです また土手の脇の並木も枝がなくなり並木の本数も減ってしまいましたので オジロワシにとっては安心して漁が出来なくなってしまったのかもしれません

また去年も触れましたが 豊平川の河川工事の為 オジロワシがとまったりする大きな木が
根こそぎ伐採されてしまったため この周辺にオジロワシが寄り付かなくなったのかと思われます
一二郎と春恵たちは近くの巣で営巣に入るようですが
モエレ以外の近場で魚を獲っているようです どこかはわかりませんが…
なので今年はさっぱりオジロワシの姿を見ることが出来ないようです
漁場はかなり開いているんだけどね……

これでは今年もあまり期待できそうにありませんがどこかの時点で流れが変わってくるかもしれませんので地味な観察を続けてゆくことになります



ようやく漁場に顔を出したオジロワシがおりました
実はこの日の前日もこのオジロワシはやって来て 漁場でかなり大きな魚を獲ったようです
生憎このおっさんは見てないのですが情報がはいってます
なので出かけたものですが 同じオジロワシがまた漁場にやって来たようです
漁場に見つけたのは

こちらのオジロワシになります

この写真ではよくわかりませんが 水門の前は少し開いているのですが
この日は雪が降りましたので少し閉じてしまったようです




雪が盛りがったところがあって




その前にこのオジロワシは歩いてゆくのですが
その盛り上がったところの向こう側の見えないところがよく魚の上がるところになります
水門前の木の上にとまるわけでもなく雪の上に降りている姿はかつてのさくらを思い起させるのですが
一二郎や春恵でないことは確かです




 



前日 大きな魚を獲ったオジロワシがいたのですが
どうもその獲物を食べていたオジロワシとこのオジロワシは同一個体だったようですが
ちょっとよくわかりません…



しばらく待っていたのですが時折上空に向かって




啼いているようですが あまり大きな声ではありません









案外 一郎を呼んでいるさくらかもしれないのですが



飛び立った尾羽を見ると




尾羽の●●が全く確認できません…
さくらにも一郎にも似た感じの顔つきですが 尾羽がまるで違うようです
皆目見当がつきませんね。

一二郎ではないオジロワシがやって来たということです。
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オジロワシ2023 11/24 春恵姿を見せる 久しぶりだな

2023年11月27日 | オジロワシ
2023/11/24

この日のモエレの様子になりますが
カモたちの姿は昨日とは打って変わって全く見えない状態です
当然マガモのアルビノもトモエガモたちも姿を見ることが出来ません…
またどこかへ行ってしまったのでしょうか
近くのどこかか あるいは遠くに行ってしまったのかもしれません
そんなモエレの様子を簡単に



カモたちも見えませんので 下ノ橋から中の橋まで行き その足で土手を引き返してきますと
A-水門の手前の水の中にカモが1羽いるのが目に入りました


そのカモが




大好きなホオジロガモになります
海ガモですがこの時期になると毎年やって来ます
雪が降ってくるまでのしばらくの間その姿を見ることが出来ますが
何処に出てくるか予想がつかないのが困ります…

それでも他にカモたちがいない中をポツンと泳ぎますのでいれば発見は容易です



今回のホオジロは







虹彩が白くくちばしの先がオレンジ色の
メスの成鳥となります
複数羽見かけますので 個体の特定はできません
ただ雨覆いの白がわかりずらい個体になります



ドボンをして



岸のそばに

顔を出しましたが



そのまま沖へ漕ぎだして
遠く

向こうに見える 中洲小島とC-中洲の間の方へと消えてゆきました。
カモはこれだけ



帰り際 プレイマウンティンの方角から飛んでくるオジロワシを見かけます
低く飛びながら沼の上を飛んでくるのですが 魚を獲るわけではありません







だいたいこの姿を見ると 見当はつくのですが
尾羽の縁に少しだけ黒いところが見られます
頭は白いわけではなくきつい顔をしております

そうしますといつもお馴染みの一二郎ではなく その相方である春恵であることは容易に想像がつきますね
なんといっても顔を見るとすぐにそう思うのですが
今期の春恵には少し目立つ翼の傷がありました

①左翼指 6枚目の根元にやや深い傷がありましたし
11枚目も先の方が少し破損しています

②右翼指は 10枚目あたりが少し破損しております

これらの傷と顔の特徴 尾羽の特徴が合致すればほぼ春恵で間違いのないところになります
そこで翼指の傷を見てゆくことにしますと







左右の翼指 10枚目あたりの先の方の破損は合致しますが
左翼指6枚目の根元の傷がよくわかりません
それさえあれば間違いがないのですが…


しかしさらに見てゆきますと




この辺りで左翼指6枚目の根元に傷があるように見えますね…少し弱いですが



尾羽は

全く春恵の特徴と同じです
何時まで経っても尾羽の縁は消えないのが春恵になります(これは遺伝的なものになります)




そして




ここでようやく左翼指6名目の根元に大きな傷があることを確認できましたので
やはりこのオジロは春恵であることが間違いなさそうです


春恵は何度か姿を見せてますが 一二郎がまだ顔を見せません
いずれ若鳥を連れてやってくるのだと思われますが 今は若の面倒を丁寧に見ているのかと思われます
そろそろシーズンが始まる予感がします

それでは また
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オジロワシ2023 10/24 春恵再び 一二郎も来たかもしれません

2023年10月30日 | オジロワシ
2023/10/24

10/22にオジロワシを目撃したのですが この日もオジロワシを見ることになりました
今回はしっかり見ることが出来たので先日見たオジロワシと同一個体であり 春恵かと思われますが
実はその前にこの個体とは別に高いところを飛んでいたオジロワシがいました
生憎その個体を写すことは出来なかったのですが 春恵とは別個体の成鳥だったようです
おそらく一二郎だったのではないかと思うのですが 定かではありません

まだ沼に降りることはないのですが 様子を見にやって来たのだと思われます
そんなお話になります



下ノ橋のそばの土手の上を歩いているときに
猛禽が飛んで行くのを見かけたのですが




はっきり写っていません…
が、胴体の縦じまを見るとおそらくチゴハヤブサの若鳥なんだと思われます
まだいるんですね……。




ぐるっと一回りして 中の橋から公園側の曲がり角付近(R1-ポイント辺りになりますが)に
差し掛かったところで 上空をオジロワシが飛んで行くのを見かけます
この時頭の上の上空のかなりとか言ところを飛んでいた個体は 先にも述べたように
写真に撮ることが出来なかったのですがおそらく一二郎ではないかと思いました

しかしそのあと少しして 対岸の奥遠いところを飛んでいるオジロワシを見かけます
そちらが




こちらのオジロワシになるのですが



左翼の傷を見ると

先日見かけたオジロワシと同一個体であることがわかります
左翼指の6枚目の根元が深くえぐれており 9枚目の翼指が破損しています
成鳥には違いありませんが 尾羽の縁に少しだけ黒いのが残っているのも一緒です
この尾羽の特徴は遺伝的なものでありずっと後まで残る特徴かと思われます
すなわちこの個体はやはり春恵なんだと思われます



春恵は気持ちよさげに上空を

旋回するのですが



どうやら口を開けて




鳴いているようです
相方の一二郎がそばにいるのかと思ったものですが…



そうではなく





近くに寄ってきたトビを威嚇していたようです




そのまま春恵はこちらの方へどんどん近づいてきます














顔が今回は光が当たるのでよく見えるのですが



この辺りから左に曲がって行き

下を見て




そのまま左に




流れてゆき 公園の南側へと消えてゆきました
沼の様子見にやって来たものだと思われます



A-B 海峡付近に

オナガガモが1羽見えます







換羽の進んだオスになりますが 1羽しか確認できませんでした



こちらは公園の南側を遠ざかる




ノスリになりますが 暗くてよく写っていません…



下ノ橋の北側の入り江付近を行く




3羽のハシビロガモでした。

寒くなって来ると中の橋の東側にいたカモたちはだんだん中洲岬の周辺へと集まって来るようです
最小的にはこの中洲岬周辺が集合ポイントになって来るようです
そんなお話です それではまた
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オジロワシ2023 10/21 春恵が帰ってきました⁉ 翼に傷アリ

2023年10月25日 | オジロワシ
2023/10/21

カンムリカイツブリも姿を消してもうずいぶんと長くなったモエレになりますが
今ではもう水草もすっかりと水の中に埋没したいつものモエレとなります
カモたちも姿は減ってしまいましたが これから雪が落ちてくるまでの少しの期間
入れ替わり立ち代ってカモたちも入れ替わります

そんなモエレの状況となりますが 気になってくるのはオジロワシになります
周りの環境のせいか去年はここへ来るオジロワシもめっきりと少なくなりましたが
そろそろ一二郎と春恵がやってくる時期になります
今年は子供も2羽増えていますので 気になるところです

そんなことを思いながらモエレを見ていますと この日はようやく待望のオジロワシを見ることとなりました その様子を簡単に…



沼を一回りした後 下ノ橋で

複数羽のカイツブリを見ていた時に
いきなりカモたちが飛び立ち大騒ぎしています
もしや?  と思って上空を見上げると
やはりそこにオジロワシの姿を見つけます








橋の北側高いところを飛んでいます
強い逆光になりますので 顔はほとんど見えないのですが
尾羽が白いので成鳥であることがわかります



反転したときに







尾羽の●●が見えましたが 大きな逆への字が固まって見えます
これを見れば一二郎でないことがわかります
少しだけ見える顔つきを見ても頭があまり白くないことも考えると
どうやら一二郎の相方である春恵でないかと思いました



また反転してくるのですが
 



やはり逆光で顔は見えないのですが
夏場を過ぎて翼の傷が目立ちますね

左翼指 6枚目の根元が大きくえぐれているように見えます 9枚目もちぎれているように見えます
右翼指もかなり傷んでいるように見えます



そのまま上空を
  
何度も旋回するのですが
だんだん高く舞い上がって行き 鮨面に降りてくる様子は見えません
何時もの様に沼の様子を見に来たものと思われます







やはり顔はわかりませんが 結構きつい顔をしておりますので やはり春恵に見えます




空を高く
 



舞い上がって行き










相変わらず顔ははっきりしませんが
尾羽の白いところの縁の部分に 小さく黒いのが見えるようです
これは富江もそうでしたが 年齢に関係なく残る遺伝的なものかと思われ
春恵にもそれがありましたのでやはりこのオジロは春恵なんだと思います



今度は一二郎の帰還が待たれますが
今日は春恵が顔を見せたということで





そろそろそういった時期になったのかということです
そんなお話
それでは また
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オジロワシ2023 8/27 一二郎と春恵の長子は一二三(ひふみ) とします

2023年08月28日 | オジロワシ
2023/8/27

暑い日が続きますが モエレへ向かいます
この日は先日見た 一二郎と春恵の長子が姿を見せてくれました
その様子になります

2羽の雛が生まれたのですが 長子と次子では明らかに違いが見受けられます
顔つきはどちらもくちばしが大きくて精悍でしっかりとしたイメージになり どちらも一二郎春恵に似たところがあるのですが
長子の方は黒系(ライン系といっていましたが)で翼上面のラインが目立ちません
翼下面にはラインが入るのですがこの個体の場合はそれもあまり目立たないようです
胴体脇の白い大きなマダラもさほど大きくはなく お腹から胸にかけて白いマダラが見られます

雛からすぐの幼羽では マダラやラインが強いのが一般的ですが この個体ではさほど目立たないです
そういった系統の個体なのだと思われます

それに反して次子は茶系(ムツオ系といっていましたが)のトビ模様の目立つ系統になります
こちらの個体は翼上面には扇型のトビ模様が入り 下面にも白いラインが目立ちます
お腹のマダラは茶色が濃く白くは見えません
背中にもびっしりと茶色と白のコントラストのあるマダラが見えますので
そこが大きな違いになります

顔つきはほとんど同じで どちらも虹彩の色が濃く目が大きく見えます
そして何よりもくちばしが大きく長く 富江を彷彿とさせるようですので
春恵と富江の血筋を思わせます

この様にくちばしの特に大きく見えるオジロワシは格調が高く
西部劇に出てくる将軍のイメージを感じずにはいられません


そこで名前になるのですが オスとメスの区別はつきませんが
長子の方を 一二三(ひふみ)
次子の方を 富美緒(とみお)
   とすることにしました

両個体 見比べるとその違いは一目瞭然ですが
今回は一二三のお話になります
最後に両者の写真を並べておきますのでその違いを確認いただきます



今回は下ノ橋からの訪問となりました
土手を中の橋の方へと歩いてゆきますと
土砂が積んであるところの奥に新しく建った倉庫の屋根の上に
  



オジロワシの幼鳥が1羽降りているのが見えました
前回最初に飛んで行ってしまった方の長子だと思うのですが…


見ている方角を見ると




鮮やかなまだらのトビの幼鳥が飛び回っています
この辺りにはトビの巣もあって今年生まれた幼鳥が飛び回っています
土砂の上も良いとまり場になっているようです



さてこのオジロワシの幼鳥 一二郎と春恵の長子になるのですが
名前を一二三(ひふみ)としました
黒系のタイプのマダラになりますが 胸からお腹に欠けて白いマダラが見えます


屋根の上でじっと







あたりを眺めていますが




この顔を見ると そのくちばしがとても大きく見えます
目も黒目系で なんとも格調の高さがありますのは
一二郎と 富江から続く春恵の血筋を引いたものを感じさせますね



新しく建った倉庫の屋根の上にいますが




じっと誰かが来るのを待っているようにも見えます
兄弟か親鳥が来るのを待っているのかもしれません
時々鳴きますので 呼んでいるのかもしれません



下を見て
 





いるのは 下でトビやカラスが何かを食べているのを見ているのかもしれませんね



カラスが一二三の近くにやって来ます


いつものことで なつっこいカラスはいるものです




一二三は跳んで










カラスを威嚇します


カラスも




構えますが


結局




そばからは逃げてゆきません
いつもの情景で ここいらでは オジロワシのそばにはカラスが寄ってゆくことになります
オジロワシの餌の食い残しを狙っているのだと思いますし
特別オジロワシに近寄りたいカラスもいますね



カラスの数がだんだん増えてきて



一二三の頭の上をカラスが飛びますので







それを見る一二三です
なんとも大きなくちばしですね 




カラスがうるさいのでここで一二三は










一旦跳んだのちここで



飛び上がりました
カラスが前後についてくるのですが







右にある電柱を飛び越して向かった先は




小学校の左に見える緑のフェンスの




上になります
カラスもそのフェンスの上にたくさんついてきましたが



トビも飛んできて







一二三の上を飛び回っています
人気者の一二三です



カラスが一列に並んで

フェンスの上にとまるのですが



一二三はじっと








何かを待っているようです




ここでいったんここを離れ中の橋へと向かいます
カンムリカイツブリを探しに行き また後で引き返してきたときに



一時間近くたったのですが
フェンスの上にまだ




その姿はありました



左の奥にある土砂の上には

トビの新子の姿も見えます



そうしていると 一二三の頭の上を爆音を出しながらヘリが通り過ぎてゆきます
それに驚いた一二三はここでようやく






翼を広げて


















飛び上がりました



左側に旋回してゆき










また土砂の方へ引き返してゆき





 



それも通り越して



向こうの巣のある方へと




帰ってゆくのですが この時背中に

大きな白いマダラが見えます
前回も見えたのですが これが一二三の特徴になります 富美緒にはこのマダラはないようです



こちらが富美緒の前回の写真になりますが

背中の茶色のマダラが目立ち



翼下には

白いラインもよく目立ちます



それに反して一二三の方は

背中の色味がまるで違い マダラが目立ちませんし




翼下のラインもまるで違うのがわかります
顔つきはよく似ていますが違いが判ると思います

今回はそんなお話です それではまた
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オジロワシ2023 8/21 2羽の幼鳥現る 一二郎と春恵の子か⁉

2023年08月22日 | オジロワシ
2023/8/21

この日は久しぶりにオジロワシの姿を見ることになりました
沼の上空を飛ぶのではなく 外側の土手の北側にある高く積まれた土砂の上にとまっていました
2羽で 一緒にとまっていたのですが 気づく前に1羽は飛んで行ってしまいます…


実はこの付近には 一二郎と春恵の巣があって
雛が2羽生まれたことは知っていましたが おそらくその幼鳥が姿を見せたのだと思われます
その様子になります



カンムリを見た後 外側の土手を下ノ橋の方へ歩いてゆきますと
学校の横の林の上に

トビが2羽とまっているのが見えます



こちらが左側のトビですが

見るからに幼鳥であることがわかります


右側の方もやはり

幼鳥であることがわかります 今年生まれた個体になりますね。




さて少し行きますと 今度はオジロワシの鳴き声が聞こえてきました
土手の右側から聞こえてきたので そちらを見ますと





2羽の幼鳥が土砂の上にとまっているのが見えました
左の幼鳥は顔が見えませんが 同じような顔をしていたようです


実はこの私が 顔をよく見る前に
この幼鳥こちらに気づいたのか 飛んで行ってしまったんですね
近づいてゆく最中に……


慌てて写真を撮るのですが
左のオジロは







尾羽の先と途中にしっかりと縁が見えますが
いわゆるライン系の幼鳥になりますね
翼の上側に細いラインがかすかに見えます
またトビのような扇型の翼上面の模様は見えませんのでムツオ系ではないということになります



翼上面のラインは




この様に細いのが1本確認できますが
総じて黑系のオジロとなります
このタイプはお腹に白いマダラが見られます
一二郎などもそのタイプになるかもしれません


そしてこの幼鳥

翼下のラインもあまり入っていませんので
今年生まれた幼鳥にしては とても地味ですね
なのでそうなのか…? と思うのですが
翼も尾羽もとてもきれいですので そうなのかと思うわけです

一二郎と春恵が2羽の雛を育てていたのは知っていますが
巣も近いですし 彼らがそうなのかと思うわけです




巣のある方へと消えてゆきましたがどこかで下に降りたようです




残ったもう1羽のオジロは
先ほどの個体とは違って







茶色のトビ模様の入る 完全なるムツオ系の個体となります
顔はよく似ているようですが(精悍な顔つきで 一二郎にも春恵にも似ていると思います)
翼上面のマダラがまるで違っていますね
あちらは黒系でこちらは茶系になります







体の正面は見えませんが 背中にも胴体脇にも茶色にびっしりとマダラが入っているのがわかります



ここで向こうを見て

鳴いていますから 向こうにさっきの個体がいるのかもしれませんし
親鳥がいるのかもしれません



くちばし基部の黄色はまだ




肌色が強く若いということがわかるのですが
この個体もくちばしが大きく 富江や春恵の系統になるかと思います

顔はとても精悍な顔をしており 一二郎系 春恵系 どちらとも言えそうな系統です














ここでまた

鳴いています よく鳴く幼鳥ですね



ここで体を倒して











💩タイム…



その後すぐに




翼を広げて



飛び上がるのですが
先ほどの個体よりも 翼下と翼上面のラインが派手に入っています
しかし幼鳥にしては ラインは目立たない方になるかと思いますね


どちらかといえばこの個体の方が 春恵に似ているかもしれません
最初の個体は一二郎に似ているような気がします


たぶんですが 春恵と一二郎の子供なんだと思います







お腹のマダラは白ではなく茶色になりますのであまり目立ちませんね



そしてこの個体もまた







巣のある方角へと飛んで行ってしまいます

一二郎と春恵の子供ならば もうどこかへ行ってしまったのかと思っていましたが
どうもそうではなさそうです 今後の楽しみが増えたようです

それでは また
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