鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

今ここにある危機と僕の好感度について は実に面白いドラマだった 今日から再放送あり

2022年02月05日 | ドラマあれこれ
2022年 2月5日


久々にドラマのお話となりますが
実はこのドラマ 去年の5月に放送されたドラマになります

NHK 制作のドラマなのですが 
このところ政治的発言は体制寄りのことしか言わない体制べったりのNHK にしては実によく出来たドラマであり 
制作側の良心と気合を感じたドラマになります


この私
久々に面白いドラマに出会ったという気がします
録画をもうすでに3回見ましたが 何度見ても面白いですこのドラマは
去年のドラマの中でも一押しのドラマとなりました

このドラマはフィクションです
と最初に宣言しているのですが

最高学府における実験データの改ざんであるとか
国家の機密文章の改ざん 統計データの改ざん等々 
先進国ではあってはならないことが当たり前のように起こっている危機感

都合の悪い事実をまったく言わない 認めない 説明しない そして説得しない 
我が国の政治家たちや官僚たちの姿はこのドラマに登場してくる人たちと被ります

こうしたことが現実に起きていて ここまで来てしまった我が国の危機が
まさにこのドラマで言わんとしている 今ここにある危機 そのものであり
フィクションでありながら 現実と全くシンクロするその内容は
実によく出来たドラマであると言わざるを得ません

あのカーネーションの 渡辺えりさんの脚本になりますが
ドラマの方は深刻にならず ブラックユーモアたっぷりの展開で進んでゆきます
そうしなけらばならない理由があったのだとは思いますが
そこがこのドラマの素晴らしいところであり ホロっとするところでしょうか…
ですから 何度見ても面白いドラマになっており
本質を見失わない素晴らしいドラマになっていると思います



年末の一気の再放送があるかと思っていましたが
やはり今の体制を批判する内容なだけに 再放送はないのかな…と諦めていたのですが
それが北京オリンピックのせいなのか
今日 明日 明後日と 深夜に連続一揆放送があるようです(5話連続)

なので 知らなかった方も この機会に録画してみることをお勧めします
面白いこと請け合いです
そんなことを思っての今回の記事となりました


再放送情報「今ここにある危機とぼくの好感度について」

内容をコピペしておきますと
令和3年度文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞受賞を記念してアンコール放送決定!
人は好感度だけで、人生を生き抜けるのか!?
是非ご覧下さい!

「今ここにある危機とぼくの好感度について」
【放送予定】
第1話 2022年2月5日(土) 午後11時51分から午前0時40分(土曜深夜)
第2話 2022年2月6日(日) 午前0時42分から午前1時31分(土曜深夜)
第3話 2022年2月7日(月) 午前0時34分から午前1時23分(日曜深夜)
第4話 2022年2月7日(月) 午前1時25分から午前2時14分(日曜深夜)
最終話 2022年2月7日(月) 午前2時16分から午前3時5分(日曜深夜)
※放送時間が変更になる場合があります。ご注意ください。
49分×5回
総合

【作】   【音楽】  【語り】
渡辺あや  清水靖晃  伊武雅刀

【出演】
松坂桃李 鈴木杏  渡辺いっけい 高橋和也 池田成志 温水洋一 斉木しげる
安藤玉恵 岩井勇気 坂東龍汰 吉川愛 若林拓也 坂西良太
國村隼
古舘寛治 岩松了
松重豊
<ゲスト出演>
国広富之 辰巳琢郎 嶋田久作
ほか

【内容】
好感度だけを武器に人気アナウンサーとして生きてきた主人公。人気に陰りが出る中で恩師に誘われ、心機一転、母校の名門国立大学に広報マンとして転職する。そこは俗世とは無縁の「象牙の塔」かと思いきや、次々と事件や不祥事に見舞われ、得意のその場しのぎで逃げ切ろうとするものの、どんどん追い込まれていき…。
不条理に巻き込まれていく彼の姿をブラックな笑いとともに描きながら、現代日本が抱える矛盾や危うさ、そこに生きる人々の悲哀に迫る。


令和3年度(第76回)文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞
【初回放送】
2021年4月24日~5月29日
総合「土曜ドラマ」にて放送




大学の広報に再就職するや否やのっぴきならない騒動に巻き込まれてゆく主人公の
松坂桃李さんになりますが


   


この方 アリがちな現代の生真面目な青年役を素晴らしく演じていました
そこが感心します 

社会でたたかれて良心を見失いかけながらも 
生きてゆくためには自分の意見を言わないことが一番の策であることを悟った彼は 
問題のある発言を避け 好感度を上げることが一番の策だと考えるようになりました

しかし アリがちな生真面目さを持っているところがこの人の良いところになります
そんな彼がトラブルに巻き込まれて行きながら 本来の自分を取り戻してゆくというお話ですが
彼の演じる青年の役が いかにもそこいら辺にいるような人を代弁していて
そこがこのドラマの肩ひじを張らない素晴らしいところになります
松坂さんもそんな青年の役を実によく演じられておられて
こんな芝居ができるのか…! と感心した次第



その彼を助け 彼と恋仲になるのが
ポスドク(昔はオーバードクターと言ったのですが)で
データ改ざんを告発して大学を辞めることになった 鈴木杏 さんになります




この方若いころに高校生役でドラマを見たことがありますが
年月を経て 実に滋味あふれる良い顔になったようです
この方の演技も光りますね
凛として強いのですが やさしくて主人公の支えになります
この二人の心の流れがこのドラマの支えになりますね



脇役も素晴らしく演技上手ばかりで
一番良い役を持っていったのは

井之頭五郎ならぬ 学長の松重豊さんになります
この方がいたから このドラマには救いがありました


それを助けるのは

秘書の 安藤玉恵さん



最近よく見る 岡部たかしさんもかわいい良い演技をしていましたし



こちらの

どこかで見たことがあるな…と思っていたら 後から納得した
ハライチの 岩井勇気さんも存在感のあるありがちな役の演技をしていたようですね


その他の役者さんも素晴らしく
国村隼さんは 大学の理事会の現実派の実力者役を
渡辺いっけいさんは 広報の上司で実務的な役を
高橋和也さんは 建前ばかりの理想家の役を
古舘寛治さんも岩松了さんもそれぞれらしい演技をなされておられたのですが


この私のツボにはまったのは
分子生物学教授役の

池田成志 さんになります
この方の役 ちょっと危なくて
常識からちょっと外れた感性を持っています
たまにいるんですよねこんな人…

ドラマの中では 赤マフラーと呼んでいましたが
目がギラギラして ちょっと危ない人を演じられていたのですが
この私こういう人嫌いじゃありませんね
自分に正直なんですね 敵も多いけどね…

その池田成志さんと松坂桃李さんが 鈴木杏さんをめぐって争うことになるのですが
この方酒癖もかなり悪い…

決起集会で スナックでカラオケを歌うのですが
曲は 赤マフラーならぬ 美空ひばりの 真っ赤な太陽
この人のこの歌がドツボにはまりましたね
この方の芸歴は知りませんが まさに宴会屋のそれでしょうか
とっても素人とは思えないほどの抑揚のつけ方に感動しましたね
まさにプロの仕事です

名バイプレーヤーというところでしょうか
いい役者さんです



こうした役者さんに囲まれながら 物語は終わりを告げるのですが
困難に打ちのめされながら 明るい希望を感じるのは
先の見えない呪縛から解き放たれた解放感でしょうか

将来に少し希望の光が差してくるようなドラマとなっています
いいドラマだと思いましたね
もっとたくさんの方に見てもらいたいドラマです
この私はそう思いました

今日から再放送がありますので 気になる方は録画でご覧いただけると幸いです
そんなお話でした
それでは また
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今野敏サスペンス 機捜235

2020年04月27日 | ドラマあれこれ
2020年 4月

先週の金曜日(4/24) にテレ東で放送された
今野敏サスペンス  機捜235

この警察ドラマがとても面白かった
このドラマに関しての記事は  こちらになります
原作者の  今野敏(びん)さんについては こちらを参照

今野敏(こんの びん)
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学文学部新聞学科在学中、「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。大学卒業後、東芝EMI入社。ディレクターと宣伝を勤める。主な担当は、TMネットワークの前進バンド『スピードウエイ』。宣伝では、オフコース、甲斐バンド、チューリップなどニューミュージックを担当。1981年、同社を退社、作家に専念。
2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』で、第21回山本周五郎賞、第70回推理作家協会賞を受賞。
2018年は「作家生活40年」のメモリアルイヤーで多くの特集が組まれている。主な企画作品に、2018年7月、任侠シリーズ最新刊『任侠浴場』刊行。新シリーズとして同年10月『継続捜査ゼミ』を刊行した。



原作者の 今野敏さん(左から二人目)を挟んで
右端が 平岡祐太さんで 主役の 中村梅雀さんとの相棒と言う事になります

左端が 警視庁捜査一課の管理官を演じる 榎木孝明さんとなり
このドラマではこの方が一番かっこいい 目立つ役になります。


機捜(きそう) というのは機動捜査隊 の略で 警視庁では捜査一課とは格が違うようで
捜査一課の格下となるようです なので手伝いでしか殺人などの捜査はしないようです。


この 平岡祐太さんは 捜査一課に憧れる熱血漢の機捜の隊員ですが
相棒がケガで長期離脱したため その穴埋めとして
彼が属する 第二機動捜査隊に助っ人として


この

中村梅雀さんが加わることになるのですが
定年を控えてもなおヒラの巡査部長である この中村さんを
平岡さんは ぞんざいに扱います

でも 次第にこの中村さんが たぐいまれな能力の持ち主であり
観察眼も鋭く 合気道の達人でもあり
自分等より力も経験も備わった実力者であることに気づいて行くのですが

その行程と 気持の変化が面白い
そこがこのドラマのとても面白い所になります
相棒などもそうですが まだ見る方が登場人物の能力や気持ちをよく分からない状態の時
だんだんその人の気持ちや 能力などが相方を通してわかって行くときに
面白みが出るものです。
そんな面白さをこのドラマは丁寧に見せてくれたのだと思います
つくりも原作がある為か とても丁寧で大変良かったと思いますね

管理官の 榎木さんも 昔はこの中村さんと相方を組んでいたということで
親しそうに会話をする二人のシーンがとても良かったと思います。
榎木さんも楽しそうだったな


中村さんというと 信濃のコロンボですが
この方凡庸そうに見えながら鋭い観察眼を持ち 理にかなった推理をする役がお似合いですね
このドラマはもっとすごい能力があり
指名手配犯 1000人余りの顔と名前を憶えているらしい・・・
人の顔を覚える能力が凄いんですね。
そこのところが少しルール違反になりますが

温かみのあるドラマで 良き警察を感じさせるドラマでした
続編を期待します。

それでは また
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コロナの猛威で新ドラマ受難の中・・・前クールのドラマのまとめをやっていないのを思い出しました

2020年04月25日 | ドラマあれこれ
2020年 4月

コロナウィルスが猛威を振るう今の日本 テレビ局もドラマの撮影は一向に進みません
予定されていた新ドラマも 撮影が進まず放送の方も先送りとなっています
過去の人気ドラマの再放送が各局で放送されているなか
この私も 前クールのドラマの感想がまだ終わっていないことを思い出しました・・・。

そこで前回の記事で
見ているドラマを抜粋したものですが 振り返ると

1 連続テレビ小説「スカーレット」NHK 月~土曜 
2 大河ドラマ「麒麟がくる」NHK 日曜 20:00~
3 病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~ テレ東 月曜 22:00~
4 ケイジとケンジ 所轄と地検の24時 テレ朝 木曜 21:00~
5 テセウスの船 TBS 日曜 21:00~
6 10の秘密 フジ 火曜 21:00~
7 病室で念仏を唱えないでください TBS 金曜 22:00~
8 トップナイフ―天才脳外科医の条件― 日テレ 土曜 22:00~
9 知らなくていいコト 日テレ 水曜 22:00~
10 駐在刑事 Season2 テレ東 金曜 20:00~

11 刑事モース〜オックスフォード事件簿〜 BSプレミア 土曜 16:15~

こんな所になります
黒の太字は この私が今はまっているドラマ と言う事になります
赤字のドラマは ミステリーがふんだんなので面白いのですが問題点もあります
青字のドラマも面白いと思います
茶色のドラマは 軽く楽しめるドラマかな 何も考えないで見るのに最高

この様に書いたものですが
現在も放送が続いているのは

こちらの 麒麟が来る  だけとなります

このドラマ面白いですね 今までとは視点の違う戦国絵巻が堪りません
大河ドラマはこうでなくてはいけませんね

始まった時は 主演の長谷川博己さんの 少年のような目の輝きと 手塚治虫さんの作品の
どろろ を思い起こさせるような戦国の都の荒廃が世界観を作っていたのですが
話は進み 今は十兵衛光秀も嫁を貰い 前回は織田信長と斉藤道三の対面があったところ。
いつもながら見ごたえのある45分間なのですが 前回はことさら 
このドラマ 私の知らなかった(あまり詳しくないので・・・)人物像が描かれていて
見ていてとても面白いですね 引き込まれてしまうのが分かります・・・

特に 道三役の 本木雅弘さんは圧巻ですね
元々はシブガキ隊ですが 役者としてのポテンシャルはとてつもないですね
坂の上の雲 でも感じましたが 今回はことさらその線の太さを感じます
顔芸も素晴らしく目の表情が素晴らしいです 今主役を貼れる数少ない役者さんかと思います。

薬物で番組を降りたエリカさまにかわって 帰蝶 を演じる 川口春奈 さんも素晴らしい
この人とくべつ綺麗なわけでもないのですが存在感が凄い
線の太い温かみ 柔らかさ そして透明感を感じます
良い演技をしていると思います

もうひと方 気になるのは 信長役の染谷将太さんになります
従来の信長役とはあまりにかけ離れたイメージがあるので 評価は割れますが
この私は悪くないと思います
まだセリフもぎこちない感はあるのですが この人のキャリアは長いのを思い出します
最初に見たのは子役としてなのですが
2002年に放送された 相棒シーズン1 第5話 目撃者 の中の殺人を犯す少年役でした
その少年の世の中に失望しきったような 冷めた目を思い出します・・・
こんな表情の出来る子役が気になったものです 番組とともに記憶に残っています。

これらの人物と長谷川さんが絡んでゆくこのドラマ どこまで撮影の方が進んでいるか気になりますが 今後も目が離せません。



それ以外で一番面白かったのは



こちらの刑事とケンジ になります
このドラマ コメディの要素をふんだんに含みながら アリがちな犯罪の問題点をするどく
描き出しています。 話題もタイムリーなものばかりなのですが重くない
見ているのが楽しいドラマとなっています
脚本がとても良いのでしょうね 続編を期待したくなります

主役の桐谷健太さん この役ドンピシャな感じがします いつもの胡散臭さもほどほどに
純な熱中先生刑事役というキャラ立ちがドはまりでした 👏

ケンジやくの 東出昌大さんも この役合ってましたね
あんなことがあっても というかそのせいか なおさらいい味を出してました
この人 ごちそうさん のような まじめな役はダメですが こういった役がお似合いです
あれ以降必然的にそうなるのだと思いますが これからはこういう役になるのかと思います

このドラマの良い所は キャストそれぞれが生き生きと描かれている所です
そういった点では 昔の捜査一課9係 を思い出します
あのドラマも脇役が楽しかったのですが
このドラマはそれ以上に脇役のキャラ立ちが素晴らしく
しかも笑いの絶えないコメディタッチで楽しいドラマとなりました

時折発する関西弁が面白い 桐谷さんの妹の 比嘉愛未さん
毎回何かの形で登場する 交番勤務の  湯江タケユキさん
裏表のないとても良い男前の性格の とてもかわいい  今田美桜さん

ゴンゾウで揉お馴染みの 名脇役でもある菅原大吉さんは いつものベテラン刑事役
朝ドラのひょっこでも見た 磯村勇斗さんは ちょっと頼りない若手刑事役で
そして極めつけは 神奈川県警横浜桜木警察署捜査課係長役の 矢柴俊博さん
幾多のドラマでよく見る顔で 何時になっても名前を覚えられない役者さんの一人ですが こたびは 熱血中間管理職という役どころがお似合いでした 👏


桜木署 所長の 風間杜夫さんと 横浜地方検察庁みなと支部所属の部長検事である
柳葉敏郎さんは 親友で将棋友達
この二人の関係がこのドラマを特に引っ張ります 掛け値なしに面白いやり取りが
特に将棋絡みのやり取りが二人の人間性をあらわしてたまらなく面白かった。

奥貫薫さんも皆がよく訪れる飲食店の女店主で 元裁判官という役どころでした

テレ朝渾身の 面白ドラマ でしたね。




他にも 毎週楽しみにしていたドラマはあって
ストーリーは難解ながら オーメンのような不気味さと 鈴木亮平 上野樹里 榮倉奈々
たちの温かみのある人間性に竹内涼真が引っ張られてゆく

テセウスの船
このドラマも タイムトラベルものですから常にパラドックスを含んでおり考えるのも
厭になってしまいますが 犯人捜しの面白さが堪らないドラマでした。
面白いと言わざるを得ないドラマでしたね


もひとつ 面白く見させていただいたのは

こちらの 知らなくていいこと
雑誌記者である 吉高由里子主演のこのドラマ
実の父親(小林薫)が 殺人犯で刑期を終えて出所したという設定
その事件の真実と それを取り巻く社会や 人間とのかかわり合いが考えさせられるドラマとなりました。
このドラマで光ったのは 吉高を支える元恋人の 柄本佑
実にかっこいい役で 好感が持てます
佐々木蔵之介も このドラマでは素晴らしい編集長を演じていました
理想的編集長をさらりとこなすところが素晴らしい
この二人は ◎

しかし 吉高が 殺人犯の娘であることを知り恋人を止めた とっても打算的で最低の
キャラクター
を演じた  重岡大毅さん
この人 ジャニーズでありながら よくこんな役をやりました そこが凄い
それは経費で落ちません  ではとても爽やかな好青年を演じていましたが
今後にアトを引くような 卑劣な役をよくやったものです。👏
影のMVPは この人なのかもしれません そう思います 対比が際立ちましたね。

毎回考えさせられるドラマで 良かったと思います


他のドラマもそれなりに面白かったのですが
この私にとくに印象に残ったお手軽なドラマとして

駐在刑事 Season2 がありましたね
毎度おなじみ テレ東の 金曜8時のドラマになりますが
こたびはシーズン2
いつもこの駐在さんの 寺島進 さんのいる 奥多摩で殺人事件が起きるのですが
奥多摩って いつもそんなに殺人が起きるの・・・?  って話になります
そこはドラマですから 突っ込めませんが
いつも捜査に来るのは警視庁となり 駐在さんに捜査権はありません
しかし 何故かいつも事件を解決に持って行くのが この寺島進になる訳です



この寺島進さんの 振り切れた演技にとても好感が持てます
ちょっとこわもてでですが とてもいい顔をしてますね
それでいて素朴でおおらかです モテないわけがありませんね
好きですね こういったキャラクターは

思い出すのは アンフェアの得体のしれない管理官
相棒の シーズン5 の元旦スペシャルで登場した 射撃の名手役 が光ります
最近では この方が主役を務める 2時間ドラマもありますが
この私なんぞは 昔のイケメン俳優の 谷隼人さんを思い出してしまいます・・・。


このたびのシーズンは

この田中美里さんをめぐる事件がメインとなりましたが

このドラマのエンディングにかかる曲がやたら印象に残りましたね
ドラマの最後にこの曲が掛かってくるのですが
とっても懐かしい泣けるような気持ちにさせられました
あの元シャネルズの 鈴木雅之 さんの歌ですが
力の抜けた とっても哀愁のある歌で 泣ける歌です
この曲を聞くために ドラマを見ていた と言っても過言ではありません
その曲は   たとえ世界がそっぽ向いても   という曲になります

この曲を聞きながらのお別れとなりました
それでは また
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連ドラ 今クールの中間報告 というか私的評価は・・・

2020年02月11日 | ドラマあれこれ
2020年 2月

年明け 正月特番として放送された
木村拓哉主演ドラマである 教場  このドラマがすこぶる面白かった。



警察学校における 生徒とその生徒を育てる先生である警察官の間に起こる いろいろな問題を
描いて行くのですが よくもまあこんな問題を抱えている生徒が集まってきたことか・・・。
そちらの方が驚きですが 実に面白いドラマでしたね。
木村拓哉さんも 生徒たちのそれぞれの演技も素晴らしく 楽しめました。
2日間にわたっての 前後編仕立てでしたが あっという間の二日間 ということになりました。
もっとも 見たのは 録画でずっと後になりましたがね・・・。

原作がありますから 内容はしっかりある訳ですが 製作スタッフの意気込みを感じましたね
年明け早々 フジも頑張りましたね
木村拓哉の演技も素晴らしいと思いましたが そのカリスマの木村さんに触発されての
若手俳優さんたちの演技が良かった作品でしたね。


さて 今クール見ているドラマ を列挙して見ると

1 連続テレビ小説「スカーレット」NHK 月~土曜 
2 大河ドラマ「麒麟がくる」NHK 日曜 20:00~
3 病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~ テレ東 月曜 22:00~
4 ケイジとケンジ 所轄と地検の24時 テレ朝 木曜 21:00~
5 テセウスの船 TBS 日曜 21:00~
6 10の秘密 フジ 火曜 21:00~
7 病室で念仏を唱えないでください TBS 金曜 22:00~
8 トップナイフ―天才脳外科医の条件― 日テレ 土曜 22:00~
9 知らなくていいコト 日テレ 水曜 22:00~
10 駐在刑事 Season2 テレ東 金曜 20:00~

11 刑事モース〜オックスフォード事件簿〜 BSプレミア 土曜 16:15~

こんな所になります
黒の太字は この私が今はまっているドラマ と言う事になります
赤字のドラマは ミステリーがふんだんなので面白いのですが問題点もあります
青字のドラマも面白いと思います
茶色のドラマは 軽く楽しめるドラマかな 何も考えないで見るのに最高

1 の朝ドラに関しては ここにきて 随分と見る気が失せてきたことは否めません・・・
脚本家の思惑と 見る側の気持ちが どうもかけ離れてしまったような気がします
見てはいますがあまり面白くない というのが実感です。

今クールの中でも 3の 病院の治しかた というドラマは最高に面白いですね
前回の記事でも書きましたが 奇をてらったところもなくまさに実話であり 実際に考えられる困難とそれに対する解決法が納得できます 話に緩みも違和感も全くありません
ですから 面白いと思うのですね。
今期は最高のお勧めドラマになります


とまあ ドラマを羅列しましたが もう少し詳しい事は次回に
それでは また
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銀河テレビ小説 煙が目にしみる 再放送(BSトゥエルビ)

2020年02月09日 | ドラマあれこれ
2020年 2月9日

冒頭のタイトル画面は BS12チャンネルで 現在も再放送されているドラマである。

むかし NHKの夜の時間帯に 月~金 にかけて放送されていた 銀河テレビ小説枠の
ドラマの一つである。
当時は全く知らず この度の再放送で初めて知った番組である。

もうすでに 全20回のうち すでに19話まで放送されてしまっています
なので 残すところ 今週木曜日の 最終回だけなのですが
どういう結末になるのか全く分かりません・・・。
主人公が果たしてプロ棋士になれるのか そこが一番の気がかりとなってます


このドラマ 1981年に放送されたもので
ジェームズ三木さん脚本の 将棋ドラマとなります。
将棋好きの方には堪らないほどの マニアックな作品となっています。
脚本家の ジェームズ三木さんも 当時は大の将棋愛好家であることは知れ渡っています。

このドラマ 将棋のプロ養成機関でもある奨励会の 物語で
まだプロにならない 三段の物語になります。
30歳のうちに 四段にならなければ その奨励会を退会しなくてはならないという決まりがあり 将棋で飯を食ってゆくには プロになることが絶対条件となります。

現在 30歳の奨励会三段を あの 川谷拓三さん
その川谷さんと知り合い恋仲におちたフラメンコダンサーの役を
まだ若い 根岸季衣(ねぎしとしえ) さんが演じておられます。
色々ドラマの方はありますが 川谷さんがプロになることがこの二人が幸せになれる
唯一の条件  であると言う事になっていますが・・・果たして・・・・・・。


時に川谷さん40歳 根岸さん27歳の時になるから随分と古い話になります。
若い頃の 誠直也さんも先にプロになった弟弟子役で出ていますが
とにかくまだみんな若くて 今と比べると隔世の感があります・・・。
川谷さんは 古くは東映のヤクザ映画でお馴染みの役者さんですが
あの前略おふくろ様で ブレイクした役者さんですが
このドラマでは主役を演じておられて 味わい深い役をされています
1995年に 54歳という若さで この川谷さんは他界することになりますが
彼の最大の主役作品と いえるのではないのでしょうか。


随分古いドラマになりますが
ドラマの内容は 古さを感じさせない所が 
特殊な将棋の世界 ということなのでしょうか


このドラマが放送されたとき将棋界は 大山時代から 中原時代へと 完全に切り替わった時であり
羽生善治はこれから売り出してくるあたりになるかと思います。
そんな時代背景がありますが


東京は千駄ヶ谷の 将棋会館の前を走る 川谷拓三さんがいますが

右から左へと走って行くのが 川谷拓三さんですが
その前を歩いてくる和服の方がいます
この方がなんとあの 大山康晴十五世名人 であられますね

時の将棋のプロの方も何人かはこのドラマに出ているようです
花村元司さんとか 石田一雄さんとか 青野輝市さん 大内延介さんとか出ていますね・・・
(名前間違っているかもしれません・・・)


実はこのドラマ 将棋の三段で 30歳のうちに四段になれず退会していった
鈴木英春三段をモデルにしているということらしい・・・
ならば このドラマの主人公は 四段になれずに 奨励会を退会 してゆくことになるのか?
と言う事になるのですが 武市三郎 さんをモデルにしているという話もあります・・・。
こちらは立派なプロですから 果たして・・・最終回が待たれます。

将棋しかやったことのない人が 将棋を失った時いったい何が残るのか・・・
あるいは そこに新しい人生があるのか・・・
そんなことを突き付けられる様なドラマですが

挫折と成功のはざまで我々人間は生きて行かなくてはなりませんが
何かを亡くしてしまえばそれでお終い・・・というほど 人間というものは単純なものでないこともまた事実です
何かを失ったとしても そこにまた新しい希望を見つけて行くのが生きてゆくことなのかと
思うのではあります。
どちらにせよ 登場人物に新しい世界が訪れることを期待してやみません・・・。


実はこの私 鈴木英春三段には お会いしたことがあります
田舎の将棋会館に ふらりと現れたことがあって その時にお顔を拝見しましたね
やはりこのドラマの時のように 30歳になり 奨励会を退会するや否や
という風に追い詰められた時に 旅に出たのだと思われます・・・。

寡黙でおとなしい人でしたが そのあとしばらくして 退会の話を知りました。
そのあと仏門に入った という話を聞きましたが 定かではありません・・・。


このドラマの結果は知りませんが 見ているのが苦しくなるようなドラマですね
しかしいろいろ考えさせてくれるいいドラマだと思いますね
昔はこういったドラマがあったんですね・・・。


さて 冒頭の写真になりますが
このドラマのタイトルは 煙が目にしみる という洋楽のようなタイトルですが

再度のタイトル画面を

この盤上に並べられた棋譜は 詰将棋になります
いわゆる 煙詰め という作品で 初代伊藤看寿作の 将棋図巧の99番となります

117手詰めの大作なのですが 最期は 王様を と金と馬の2枚だけで詰ましてお終いとなります。
ドラマ1回分で 6手ずつ進んで行くのがミソで指了画面の時に これを静止画面にして この私も考えましたね・・・。相当な時間ね・・・。

写真のタイトル画面のところは 9話か10話あたりの所で ここが一番の難所となります
ここを乗り切ると 一気に最後のほうまで行くのですが
終了前にもう一波乱あると言う所になります。
ここら辺りで 最後の詰め形が見えたのですが
ドラマとともに 随分楽しませていただきました。


今将棋界は 加齢による羽生善治の凋落 とともに 群雄割拠の時代となっています
まさに戦国時代の感がありますが 頭ひとつ抜け出しているのは 渡辺明三冠ですが(渡辺は大山名人に似ていると思うのは私だけか・・・)
豊島名人竜王との戦い あるいは広瀬 永瀬 との戦いも楽しみです

藤井聡汰のタイトル戦への登場が待たれますが
中休み状態で 一時のフィーバーも落ち着いた感があります
まあこれから 羽生の後に天下を制するのは誰なのか
楽しみな将棋界となってます

そんなお話しでした
それでは また
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病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜 今クール一番の医療ドラマ

2020年01月24日 | ドラマあれこれ
2020年 1月

今クール 新規連ドラの顔ぶれを見ると
医療ドラマが6作品 刑事ものが残りを占めていて 普通のドラマの顔ぶれは殆どなし・・・
視聴率を各局追求した結果 このような顔ぶれになったものですが
若者の ドラマ離れが進んでいて ターゲットはシニア層 ということになります
そこで各局 医療物と 刑事ものに力が入る訳ですが
ここまで来ると 異常事態 という感は免れません・・・。

テレビ朝日の ドクターX の影響が大きいと思うのですが
あそこまで行くと もうまともな医療ドラマとは言えません
でも 視聴率が高い ということですから 困ったものです・・・。


今回の医療ドラマの中で 一押し のドラマが この
病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜 テレビ東京 ドラマBiz ということになります。

詳しい内容は こちらをご覧いただければいいと思いますが
https://ouchi-daisuki.com/byouinnonaoshikata-gensaku/

小泉孝太郎 演ずる 有原修平が 地方の病院を立て直すというお話し。
この病院 実際のモデルがあって あのビョンチャンオリンピックで金メダルをとった
小平奈緒が実際に所属していた病院ということです

長野県 松本市の 相沢病院がそのモデルとなりました
実際の話でも 負債を抱え 倒産寸前まで追い詰められた病院だったのですが
東京から帰って来た 相沢院長が それを立て直し 地方一の優良病院にしたようです。



この右端のお方が 相沢院長 その隣が 小平奈緒さん ということです。



ドラマの方は

こちらのキャストで 展開されますが



久々に誠実な役の 高島弟





小泉さんの 奥さん役で 久々に登場の 小西真奈美さん


明るい笑顔で 主人公を支えて行くのですが その辺りは 半沢直樹と似ています。


初回の スペシャル長時間放送を見た感じは
実に面白い としか言葉が見つかりません
あっという間に時間が過ぎて行きましたね。

テレ東 ならではの 如何にも現実的な問題が次々に起きてくるのですが
それを 主役の小泉孝太郎さんが さわやかに そして大胆に解決して行く
という流れになります。

脚本は 山本むつみ さんという方が担当なされていますが
この方 八重のサクラ ゲゲゲの女房 でも知られているようです

奇をてらったところがない分 納得が行きます
八方ふさがりの状態の中で 小さな改革がみんなを変えて行きます
そこが素晴らしい いいドラマです
難問解決の お手本のようなドラマになります


しかし やはり最後は 人と人との 信頼関係
相手を人とみなしての考え方が 難問を解決して行くようです。
大事なことですがそれがなおざりにされているのが現代かと・・・。



この小泉孝太郎さん 同じくテレ東の 警視庁0掛かり では ふざけた役をやっていましたが
あのようなドラマより こういった役の方が 似合いますし いい役者さんに思われます
下町ロケットの時も 悪役ながらすごい役者さんに思いましたが
まだまだ引き出しが在りそうですね。

今回の医療ドラマでは このドラマがいち推し
ついで 天海祐希さんの トップナイフ ということになります。

テレ東ですから 見逃がされがちになりますが
是非一度は視聴することをお勧めいたします

それでは また
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正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」

2020年01月07日 | ドラマあれこれ
2020年 1月

風邪をひいていたこの正月でしたが このドラマが放送されたのが一番の救いでした。
もとより この 辻堂魁さん原作の 時代劇 そろばん侍 風の市兵衛
続編を期待していたものですが 正月時代劇スペシャル となって帰って来たから堪りません。

内容については
正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」

こちらに詳しく書いてあります
今回は 北相馬の鷹 と異名をとった 老剣士の 寺尾聰さんとコンビを組んで
悪に立ち向かって行く 市兵衛の活躍を描いています。



汚名を着せられて 死んでいった息子の無念を晴らすべく一人大名屋敷へと乗り込んで行く
寺尾さんを この市兵衛が 無事に帰れるように手助けするのですが
その尺が凄い ラストの 20分間は屋敷の中で繰り広げられる 殺陣のシーンとなります

まあ チャンバラ好きには堪らないシーンの連続となるのですが
よくもまあ これほどまでに殺陣のシーンを入れたものだと こちらのスタッフの
気の入れようがうかがい知れるところになりますね。

生きて戻ることは出来ないと 覚悟を決めて乗り込んだこの二人ですが
剣の腕がそれを助けます
方や 北相馬の鷹(オオタカ) かたや 風の市兵衛です
屋敷に乗り込む時には 刀を預けることになるのですが
それも織り込み済み

囲まれて切り掛かってきた敵から刀を奪いながらの殺陣シーンは 如何にも実践的です
たくさん敵を切ることによりきれなくなる刀ですが その都度次々と刀を変えて
新たな敵を切ります・・・ああ なんとすごいシーンだこと


そしてついに 弓矢部隊も登場して 寺尾さんが弓で打たれます
しかし そのささった弓を折って 戦い続ける
市兵衛も 鎧を盾にして 弓矢部隊に切り掛かります
その時 後ろから腰のところを槍で刺されてしまいます・・・
しかしなんと その槍を引っこ抜き 返す力でその槍を敵の大将に投げつけます!

敵の大将は 胸にその槍がささり その傷がもとで命を落とすことになるのですが

そこへ現れたのが この藩の元凶 ともいうべき

こちらの 斉藤由貴さん
この人 こういった役がよく似合います


この人が 寺尾さんと対峙した時に 寺尾さんが 刀の切っ先でイシツブテを飛ばします
そしてその石で頬に傷を負うのですが
このシーンがとても印象に残りましたね



権力をかさに着た 巨悪に対する 正義の志
今では国家権力に対して機能不全に陥っている我が国の司法では考えられませんが
どこかこのドラマの製作スタッフの中に そう言った正義の意地を見た気がします

こんなシーンを見て 涙が落ちてくるこのおっさんは 異常か・・・?

そう多分このおっさんは異常ですが ここがこのドラマ一番の見せ場となりました



このあとまだ殺陣のシーンは続くのですが
終いには 鉄砲部隊も出てきて 寺尾さんが凶弾に倒れてしまいます・・・

気遣う市兵衛と 礼を言う北相馬の鷹


ここでようやく 市兵衛の兄の 目付頭 の登場と相成りました。
これがもとで 藩の不正が暴かれ 寺尾さんの息子の汚名は晴れるのですが
残念ながら寺尾さんは帰らぬ人となります。




居合を習っているという寺尾さんに比べ 向井さんの殺陣は まだスピード感もなく
未熟ですが そう言った野暮なことは言いませんし 彼の真摯な顔立ちがそれ以上に
魅力的なこの市兵衛シリーズ

かつての 居眠り磐根シリーズが あの山本耕史さんを育てたように
この向井さんもそれ以上にお似合いだと思います

ぜひ この続きをシリーズ化してほしいものです

いやぁ 正月早々 いいドラマを見させていただきました
面白かったです
それでは また
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グランメゾン東京 今季最高の面白ドラマ だぜ!

2019年11月20日 | ドラマあれこれ
2019年 11月

今クールのドラマの中で 脚本 スタッフ キャスト 内容の深み どれをとっても
最高に面白いのが この グランメゾン東京 というドラマ
TBS の看板番組である 日曜劇場で放送されています

フレンチのレストランを 題材にしていますが
話の内容も良く練られていて 料理が実に美味そうであり おかしなところがありません。
まあ実際には 原料の調達であるとか コストの面とか いろいろおかしなところもあるとは
思いますが そうは感じさせない完成度の高いドラマとなっています。

キャストもいい と思います

主役は あの 木村拓哉さんですが
それと支える形で 鈴木京香さん 沢村一樹さん 及川光博さんが取り囲みます



右が鈴木京香さんですが もうすでに 51歳になられるそうです
NHK の朝ドラ 君の名は で有名になりましたが
このようなドラマでは 王様のレストランに出ておられたのが懐かしい・・・。

今回は本格的なシェフの役で このレストランのオーナー という役周りです
最高の舌を持っていながら 料理の才能はまだまだ という役  です
でも何歳になっても 華のある役者さんですから このドラマのヒロインに間違いのない
ところとなっていますね。


沢村一樹さんも 朝ドラの ひよっこの父親役以来 こういった真面目な役が定着して
以前とは違ったいいイメージの役周りが ピッタリに感じますね
誠実な役が板についた感じです



同じく 主役とともに 一緒に働くのが




こちらの ミッチーこと 及川光博さん
この方もキャリアは長いですが 今回は眼鏡をかけての登場となります
この方 目つきがきついので ゴルゴ13 の デューク東郷 のような顔なんですが
メガネをかけると柔和な感じで なかなか良いと思いますね。



いろんな方が登場しますが


平古祥平(ひらこ しょうへい)〈29〉
演 - 玉森裕太


松井萌絵(まつい もえ)
演 - 吉谷彩子



柿谷光(かきたに ひかる)
演 - 大貫勇輔


そしてこの
丹後学(たんご まなぶ)〈45〉
演 - 尾上菊之助

さんらがレギュラー になります

玉森さんも いい役者さんになりましたね
事情があると思うのですが 敵方のレストランで働くことになります


吉谷さんの 軽はずみな言動に腹を立てますこの私


大貫さんも 凄い雰囲気を持った役者さんで 最近よく目にしますね


しかし 何といっても 木村拓哉さんと並んでこの
尾上菊之助さんが このドラマを引き締めますね
ライバルなのですが なにかありそうです・・・。
この方 以前の下町ロケットでこの日曜劇場再登場なのですが
さすが歌舞伎役者さんです 二枚目なのですが いいのか悪いのか
全く分からない所を演じて ツボに入っています。

富司純子さんの息子さんですが いい役者さんになりましたね。




もうひと方 私の目を引いたのは
 


この方ですね 木村拓哉さんの 昔の恋人 という役周りで
料理愛好家で 雑誌の編集長をやっておられます

立ち姿 表情に とんでもないオーラを感じたのですが
なんとこの方 実際のモデルさんで

リンダ・真知子・リシャール(リンダ まちこ リシャール)
演 - 富永愛 さんといいます

どういった育ちをすればこの様になるのかわかりませんが
他を圧倒する貫禄の立ち振る舞いは 日本人にはないものを感じますね
いや 驚きますね。
この人も このドラマを締めていますね



さて肝心の 木村拓哉さんですが

好むと好まざるに関係なく この人の演技は別格ですね
それは 演技が美味いとか そう言ったことではなく その存在感でしょうか。

この人には かつての千両役者さんが持っていた 華があるようですね・・・。

この私 木村さんはあまり好きな方でもなく 彼の出られていたドラマ というものは
あまり見ませんでした。 それは スマップというグループ自体が ジャニーズという
事務所によって彼中心につくられたものであり その辺に違和感を感じたからにほかなりません・・・。
この様な事を書くと 色んな方より反感を買いそうですが
こうしてじっくりドラマを見てみると 彼にしかできない演技の才能を感じますね
大した役者さんです

今回は 憎まれ役 嫌われ役のキャラですが(一応は)彼にとってもいい役だと思います
以前のキムタクとは違う演技を見せて欲しいものです 期待が膨らみますね


参考
https://www.asahi.com/and_w/entertainment/ent_1074395/
https://joshi-spa.jp/961172

あまり良い事は書けませんが 掛け値なしに思い路いのがこのドラマです
まだ5話しか放送されていないので これからがまた 楽しみですね
それでは また
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ハル〜総合商社の女〜 安易な話ですが・・・楽しんでます わし

2019年11月09日 | ドラマあれこれ
2019年 11月


今クール 見ているドラマですが
ハル〜総合商社の女〜

テレビ東京 ドラマBiz

このドラマ 総合商社の経営企画部でヘッドハンティングされて働く 女の人を描きますが
主演が中谷美紀さん 同企画部の 部長で 離婚した元旦那が 藤木直人さん
と言う物語なのですが
中谷さんは シングルマザー 藤木さんも まだ独り身 ということで
中谷さんの子供は 藤木さんの実子なのですが
二人が夫婦だったことは 会社には内緒 と言う事になっています





この二人を中心に 物語は進行して行くのですが
そこは テレ東の ビジネスドラマ 毎回ビジネスの問題が持ち上がり
一つ一つそれを解決して行き 社員一人一人の活性をうながしてゆくのがセオリーとなります

事なかれ主義ではなく ピンチにチャンスあり 的な発想で 難題を解決して行くのですが ちょっと発想が安易すぎますね
脚本が良く練られていないように感じてしまいます

簡単に物事が解決しすぎます 都合が良すぎるところが不自然なのですが

そこは ドラマですから それでも楽しければ良いのです
なんとなしに 毎回見てしまうドラマ ということです。


一つだけ突っ込ませていただきますが
第1話で ラーメンのフランチャイズを経営するこの商社が
不信の このラーメン業から撤退する というお話がありましたが
ドラマとしては このハルの力で ラーメン店を立て直して行くのですが

その手法が理解できません・・・というか そんなことで・・・という感じでしょうか
自家製緬の原料の 小麦粉を なんとか というものに替えると美味くなるそうです

なので 原料の小麦をこの商社で調達するのですが
どうもそこのところが・・・納得行きません

ラーメンの味って 麺だけではありませんし 一番大事なのは スープに尽きますよね
麺は一つのファクターに他なりません・・・。
話を簡単にするために そう言う所しかメインにしていないのですが納得が行きません

どこだかのうどんで 店で打っている作り立ての麺だから美味い
という宣伝に似ています
打ち立てだと確かに香りがとびませんが 麺の腰だとか甘味とかはどうなのか・・・
そう単純なものではないと思いますし やはり一つのファクターでしかないと思うのですね
人気の落ちたラーメン屋さんを立て直すことは そんな麺を変えるだけのしゅほうだけでは
無理でしょう。
しかし ドラマでは そこのところは軽く流すだけの展開となります
脚本が安易であるということは あからさまですね。


でも このドラマ そう言ったことは毎回なのですが そう言った突っ込みを探るのではなく
主人公の前向きな考え方が好感が持てますし 楽しいドラマとなっています

そう言った意味でも この私は
やはりこのドラマ 最後まで見ようと思っています。

このドラマに出ている藤木直人さん いい男なのですが
最初に見たのは 朝ドラの 飛鳥 という和菓子職人のお話になりますが
(竹内結子が主役)
最近の日本酒の宣伝に出ている顔を見て
往年の 木村功 さんを 思い出すのは この私だけでしょうか

すこし歳を取って そう言った風格が出て来たようですね
そんな感想になります

それでは また
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同期のサクラ は面白い・・・ 感動があります

2019年11月06日 | ドラマあれこれ
2019年 11月


今クール ハマって見ているドラマの一つがこの
『同期のサクラ』(どうきのサクラ)

『同期のサクラ』(どうきのサクラ)は、2019年10月9日から日本テレビ系「水曜ドラマ」で放送されているテレビドラマ。脚本家である遊川和彦のオリジナル作品で、主演は高畑充希

ということですが
細かい事は 同期のサクラ
 こちらをご覧いただければ・・・。
さらに
「元気をもらえる」「泣けた」...... ドラマ「同期のサクラ」に称賛の嵐 ビジネスパーソンを虜にする理由
この感想がこのドラマの内容をよくとらえているようです


脚本家の 遊川和彦 さんというと
『真昼の月』
『GTO』
『魔女の条件』
『女王の教室』
『家政婦のミタ』
『過保護のカホコ』 らが代表作の様ですが

最近では 派遣占い師アタル が記憶に新しいです
しかし NHK朝ドラの 純と愛 の印象が強烈で
随分ひねくれた奴だな・・・という印象はぬぐえないのも事実かと・・・



なので このドラマに関しても どこまでやってどういう着陸をするのか
気になるところではあるのですが

すでに 4話終了した時点ですが とんでもなく面白いというのが事実です。
リアルタイムで見てしまうほど 面白いんですね
面白いドラマの要素が 満載だと思います。



かれらが 大手ゼネコンに 同期入社した仲間たちですが
高畑充希さん演じる サクラに 励まされ助けられながら 成長して行く というドラマ
になります。

彼女の言動 行動が 会社という組織の中で 浮き上がって見えるのも事実なのでしょうし
正論だけでは済まされない 会社側の事情というものもあります
風当たりが強くなるのも全くその通りなのですが

この主人公は決してあきらめないんですね・・・そこが面白いところです
いわゆるヒーロー で青春ドラマみたいです・・・。



ドラマですから・・・
と言われるかもしれませんが そこが一番大切な所かと思いますね
いつまでたっても 新入社員の時に誓った理想と夢 そう思った時の
青い気持ちを いつまでも失うことなく持ち続けてゆくことの大切さを
このドラマは示しているような気がします・・・。

そこが 歳をとって見ても一番心に浸みる部分であり
一番面白い所になります 泣けるんだよねこのドラマは・・・。




このドラマの役者さん 上手いですねみんな
なんといっても 高畑充希さんですが この人凄いです
どんな役でも 非じょ~にうまい

脚本の 遊川さんが気に入るのも分かります
名刺を渡すときの お尻をちょこんと出して 相手の顔を見る動作
私なんぞは 昔流行った漫画で 花の応援団の団員の富山を思い出してしまう・・・

どこか知らんけど 新潟なまりも面白いですね

橋本愛 さんの キレ切れの演技も 迫力がありましたね
この人も恐いけど演技派です。

仲間たち一人ひとり 問題を提起して行くのですが
10話まであるので 残りの部分はどうなってゆくのか まあ 気になります


あり得ない とか 押しつけがましい とか 批判はいろいろあるようですが
今だからこそ こういったドラマは貴重だと思います
我々が失ってしまった気持ちの大切さ重要さを たっぷりと見せつけて欲しいものです
納得のゆく着地を期待します

それでは また
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