2022年 2月5日
久々にドラマのお話となりますが
実はこのドラマ 去年の5月に放送されたドラマになります
NHK 制作のドラマなのですが
このところ政治的発言は体制寄りのことしか言わない体制べったりのNHK にしては実によく出来たドラマであり
制作側の良心と気合を感じたドラマになります
この私
久々に面白いドラマに出会ったという気がします
録画をもうすでに3回見ましたが 何度見ても面白いですこのドラマは
去年のドラマの中でも一押しのドラマとなりました
このドラマはフィクションです
と最初に宣言しているのですが
最高学府における実験データの改ざんであるとか
国家の機密文章の改ざん 統計データの改ざん等々
先進国ではあってはならないことが当たり前のように起こっている危機感
都合の悪い事実をまったく言わない 認めない 説明しない そして説得しない
我が国の政治家たちや官僚たちの姿はこのドラマに登場してくる人たちと被ります
こうしたことが現実に起きていて ここまで来てしまった我が国の危機が
まさにこのドラマで言わんとしている 今ここにある危機 そのものであり
フィクションでありながら 現実と全くシンクロするその内容は
実によく出来たドラマであると言わざるを得ません
あのカーネーションの 渡辺えりさんの脚本になりますが
ドラマの方は深刻にならず ブラックユーモアたっぷりの展開で進んでゆきます
そうしなけらばならない理由があったのだとは思いますが
そこがこのドラマの素晴らしいところであり ホロっとするところでしょうか…
ですから 何度見ても面白いドラマになっており
本質を見失わない素晴らしいドラマになっていると思います
年末の一気の再放送があるかと思っていましたが
やはり今の体制を批判する内容なだけに 再放送はないのかな…と諦めていたのですが
それが北京オリンピックのせいなのか
今日 明日 明後日と 深夜に連続一揆放送があるようです(5話連続)
なので 知らなかった方も この機会に録画してみることをお勧めします
面白いこと請け合いです
そんなことを思っての今回の記事となりました
再放送情報「今ここにある危機とぼくの好感度について」
内容をコピペしておきますと
令和3年度文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞受賞を記念してアンコール放送決定!
人は好感度だけで、人生を生き抜けるのか!?
是非ご覧下さい!
「今ここにある危機とぼくの好感度について」
【放送予定】
第1話 2022年2月5日(土) 午後11時51分から午前0時40分(土曜深夜)
第2話 2022年2月6日(日) 午前0時42分から午前1時31分(土曜深夜)
第3話 2022年2月7日(月) 午前0時34分から午前1時23分(日曜深夜)
第4話 2022年2月7日(月) 午前1時25分から午前2時14分(日曜深夜)
最終話 2022年2月7日(月) 午前2時16分から午前3時5分(日曜深夜)
※放送時間が変更になる場合があります。ご注意ください。
49分×5回
総合
【作】 【音楽】 【語り】
渡辺あや 清水靖晃 伊武雅刀
【出演】
松坂桃李 鈴木杏 渡辺いっけい 高橋和也 池田成志 温水洋一 斉木しげる
安藤玉恵 岩井勇気 坂東龍汰 吉川愛 若林拓也 坂西良太
/國村隼/
古舘寛治 岩松了
松重豊
<ゲスト出演>
国広富之 辰巳琢郎 嶋田久作
ほか
【内容】
好感度だけを武器に人気アナウンサーとして生きてきた主人公。人気に陰りが出る中で恩師に誘われ、心機一転、母校の名門国立大学に広報マンとして転職する。そこは俗世とは無縁の「象牙の塔」かと思いきや、次々と事件や不祥事に見舞われ、得意のその場しのぎで逃げ切ろうとするものの、どんどん追い込まれていき…。
不条理に巻き込まれていく彼の姿をブラックな笑いとともに描きながら、現代日本が抱える矛盾や危うさ、そこに生きる人々の悲哀に迫る。
令和3年度(第76回)文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞
【初回放送】
2021年4月24日~5月29日
総合「土曜ドラマ」にて放送
大学の広報に再就職するや否やのっぴきならない騒動に巻き込まれてゆく主人公の
松坂桃李さんになりますが
この方 アリがちな現代の生真面目な青年役を素晴らしく演じていました
そこが感心します
社会でたたかれて良心を見失いかけながらも
生きてゆくためには自分の意見を言わないことが一番の策であることを悟った彼は
問題のある発言を避け 好感度を上げることが一番の策だと考えるようになりました
しかし アリがちな生真面目さを持っているところがこの人の良いところになります
そんな彼がトラブルに巻き込まれて行きながら 本来の自分を取り戻してゆくというお話ですが
彼の演じる青年の役が いかにもそこいら辺にいるような人を代弁していて
そこがこのドラマの肩ひじを張らない素晴らしいところになります
松坂さんもそんな青年の役を実によく演じられておられて
こんな芝居ができるのか…! と感心した次第
その彼を助け 彼と恋仲になるのが
ポスドク(昔はオーバードクターと言ったのですが)で
データ改ざんを告発して大学を辞めることになった 鈴木杏 さんになります
この方若いころに高校生役でドラマを見たことがありますが
年月を経て 実に滋味あふれる良い顔になったようです
この方の演技も光りますね
凛として強いのですが やさしくて主人公の支えになります
この二人の心の流れがこのドラマの支えになりますね
脇役も素晴らしく演技上手ばかりで
一番良い役を持っていったのは
井之頭五郎ならぬ 学長の松重豊さんになります
この方がいたから このドラマには救いがありました
それを助けるのは
秘書の 安藤玉恵さん
最近よく見る 岡部たかしさんもかわいい良い演技をしていましたし
こちらの
どこかで見たことがあるな…と思っていたら 後から納得した
ハライチの 岩井勇気さんも存在感のあるありがちな役の演技をしていたようですね
その他の役者さんも素晴らしく
国村隼さんは 大学の理事会の現実派の実力者役を
渡辺いっけいさんは 広報の上司で実務的な役を
高橋和也さんは 建前ばかりの理想家の役を
古舘寛治さんも岩松了さんもそれぞれらしい演技をなされておられたのですが
この私のツボにはまったのは
分子生物学教授役の
池田成志 さんになります
この方の役 ちょっと危なくて
常識からちょっと外れた感性を持っています
たまにいるんですよねこんな人…
ドラマの中では 赤マフラーと呼んでいましたが
目がギラギラして ちょっと危ない人を演じられていたのですが
この私こういう人嫌いじゃありませんね
自分に正直なんですね 敵も多いけどね…
その池田成志さんと松坂桃李さんが 鈴木杏さんをめぐって争うことになるのですが
この方酒癖もかなり悪い…
決起集会で スナックでカラオケを歌うのですが
曲は 赤マフラーならぬ 美空ひばりの 真っ赤な太陽
この人のこの歌がドツボにはまりましたね
この方の芸歴は知りませんが まさに宴会屋のそれでしょうか
とっても素人とは思えないほどの抑揚のつけ方に感動しましたね
まさにプロの仕事です
名バイプレーヤーというところでしょうか
いい役者さんです
こうした役者さんに囲まれながら 物語は終わりを告げるのですが
困難に打ちのめされながら 明るい希望を感じるのは
先の見えない呪縛から解き放たれた解放感でしょうか
将来に少し希望の光が差してくるようなドラマとなっています
いいドラマだと思いましたね
もっとたくさんの方に見てもらいたいドラマです
この私はそう思いました
今日から再放送がありますので 気になる方は録画でご覧いただけると幸いです
そんなお話でした
それでは また
久々にドラマのお話となりますが
実はこのドラマ 去年の5月に放送されたドラマになります
NHK 制作のドラマなのですが
このところ政治的発言は体制寄りのことしか言わない体制べったりのNHK にしては実によく出来たドラマであり
制作側の良心と気合を感じたドラマになります
この私
久々に面白いドラマに出会ったという気がします
録画をもうすでに3回見ましたが 何度見ても面白いですこのドラマは
去年のドラマの中でも一押しのドラマとなりました
このドラマはフィクションです
と最初に宣言しているのですが
最高学府における実験データの改ざんであるとか
国家の機密文章の改ざん 統計データの改ざん等々
先進国ではあってはならないことが当たり前のように起こっている危機感
都合の悪い事実をまったく言わない 認めない 説明しない そして説得しない
我が国の政治家たちや官僚たちの姿はこのドラマに登場してくる人たちと被ります
こうしたことが現実に起きていて ここまで来てしまった我が国の危機が
まさにこのドラマで言わんとしている 今ここにある危機 そのものであり
フィクションでありながら 現実と全くシンクロするその内容は
実によく出来たドラマであると言わざるを得ません
あのカーネーションの 渡辺えりさんの脚本になりますが
ドラマの方は深刻にならず ブラックユーモアたっぷりの展開で進んでゆきます
そうしなけらばならない理由があったのだとは思いますが
そこがこのドラマの素晴らしいところであり ホロっとするところでしょうか…
ですから 何度見ても面白いドラマになっており
本質を見失わない素晴らしいドラマになっていると思います
年末の一気の再放送があるかと思っていましたが
やはり今の体制を批判する内容なだけに 再放送はないのかな…と諦めていたのですが
それが北京オリンピックのせいなのか
今日 明日 明後日と 深夜に連続一揆放送があるようです(5話連続)
なので 知らなかった方も この機会に録画してみることをお勧めします
面白いこと請け合いです
そんなことを思っての今回の記事となりました
再放送情報「今ここにある危機とぼくの好感度について」
内容をコピペしておきますと
令和3年度文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞受賞を記念してアンコール放送決定!
人は好感度だけで、人生を生き抜けるのか!?
是非ご覧下さい!
「今ここにある危機とぼくの好感度について」
【放送予定】
第1話 2022年2月5日(土) 午後11時51分から午前0時40分(土曜深夜)
第2話 2022年2月6日(日) 午前0時42分から午前1時31分(土曜深夜)
第3話 2022年2月7日(月) 午前0時34分から午前1時23分(日曜深夜)
第4話 2022年2月7日(月) 午前1時25分から午前2時14分(日曜深夜)
最終話 2022年2月7日(月) 午前2時16分から午前3時5分(日曜深夜)
※放送時間が変更になる場合があります。ご注意ください。
49分×5回
総合
【作】 【音楽】 【語り】
渡辺あや 清水靖晃 伊武雅刀
【出演】
松坂桃李 鈴木杏 渡辺いっけい 高橋和也 池田成志 温水洋一 斉木しげる
安藤玉恵 岩井勇気 坂東龍汰 吉川愛 若林拓也 坂西良太
/國村隼/
古舘寛治 岩松了
松重豊
<ゲスト出演>
国広富之 辰巳琢郎 嶋田久作
ほか
【内容】
好感度だけを武器に人気アナウンサーとして生きてきた主人公。人気に陰りが出る中で恩師に誘われ、心機一転、母校の名門国立大学に広報マンとして転職する。そこは俗世とは無縁の「象牙の塔」かと思いきや、次々と事件や不祥事に見舞われ、得意のその場しのぎで逃げ切ろうとするものの、どんどん追い込まれていき…。
不条理に巻き込まれていく彼の姿をブラックな笑いとともに描きながら、現代日本が抱える矛盾や危うさ、そこに生きる人々の悲哀に迫る。
令和3年度(第76回)文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞
【初回放送】
2021年4月24日~5月29日
総合「土曜ドラマ」にて放送
大学の広報に再就職するや否やのっぴきならない騒動に巻き込まれてゆく主人公の
松坂桃李さんになりますが
この方 アリがちな現代の生真面目な青年役を素晴らしく演じていました
そこが感心します
社会でたたかれて良心を見失いかけながらも
生きてゆくためには自分の意見を言わないことが一番の策であることを悟った彼は
問題のある発言を避け 好感度を上げることが一番の策だと考えるようになりました
しかし アリがちな生真面目さを持っているところがこの人の良いところになります
そんな彼がトラブルに巻き込まれて行きながら 本来の自分を取り戻してゆくというお話ですが
彼の演じる青年の役が いかにもそこいら辺にいるような人を代弁していて
そこがこのドラマの肩ひじを張らない素晴らしいところになります
松坂さんもそんな青年の役を実によく演じられておられて
こんな芝居ができるのか…! と感心した次第
その彼を助け 彼と恋仲になるのが
ポスドク(昔はオーバードクターと言ったのですが)で
データ改ざんを告発して大学を辞めることになった 鈴木杏 さんになります
この方若いころに高校生役でドラマを見たことがありますが
年月を経て 実に滋味あふれる良い顔になったようです
この方の演技も光りますね
凛として強いのですが やさしくて主人公の支えになります
この二人の心の流れがこのドラマの支えになりますね
脇役も素晴らしく演技上手ばかりで
一番良い役を持っていったのは
井之頭五郎ならぬ 学長の松重豊さんになります
この方がいたから このドラマには救いがありました
それを助けるのは
秘書の 安藤玉恵さん
最近よく見る 岡部たかしさんもかわいい良い演技をしていましたし
こちらの
どこかで見たことがあるな…と思っていたら 後から納得した
ハライチの 岩井勇気さんも存在感のあるありがちな役の演技をしていたようですね
その他の役者さんも素晴らしく
国村隼さんは 大学の理事会の現実派の実力者役を
渡辺いっけいさんは 広報の上司で実務的な役を
高橋和也さんは 建前ばかりの理想家の役を
古舘寛治さんも岩松了さんもそれぞれらしい演技をなされておられたのですが
この私のツボにはまったのは
分子生物学教授役の
池田成志 さんになります
この方の役 ちょっと危なくて
常識からちょっと外れた感性を持っています
たまにいるんですよねこんな人…
ドラマの中では 赤マフラーと呼んでいましたが
目がギラギラして ちょっと危ない人を演じられていたのですが
この私こういう人嫌いじゃありませんね
自分に正直なんですね 敵も多いけどね…
その池田成志さんと松坂桃李さんが 鈴木杏さんをめぐって争うことになるのですが
この方酒癖もかなり悪い…
決起集会で スナックでカラオケを歌うのですが
曲は 赤マフラーならぬ 美空ひばりの 真っ赤な太陽
この人のこの歌がドツボにはまりましたね
この方の芸歴は知りませんが まさに宴会屋のそれでしょうか
とっても素人とは思えないほどの抑揚のつけ方に感動しましたね
まさにプロの仕事です
名バイプレーヤーというところでしょうか
いい役者さんです
こうした役者さんに囲まれながら 物語は終わりを告げるのですが
困難に打ちのめされながら 明るい希望を感じるのは
先の見えない呪縛から解き放たれた解放感でしょうか
将来に少し希望の光が差してくるようなドラマとなっています
いいドラマだと思いましたね
もっとたくさんの方に見てもらいたいドラマです
この私はそう思いました
今日から再放送がありますので 気になる方は録画でご覧いただけると幸いです
そんなお話でした
それでは また