鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

オジロワシ2023 3/22 一二郎と あと2羽は…

2023年03月30日 | オジロワシ
2023/3/22 

前日からずっと暖気が続いていますので 漁場の氷もかなり解けています
一気に雪解けが進んでいるようですが まだ沼の東側はようやく溶けかかってきたところに感じます
そんなモエレの様子になります


中の橋の上から漁場方面を覗くと




氷の上に1羽だけオジロワシの姿が見えます
頭の白いのが目立ちますので一二郎でないかと思われます
すぐそばにカラスが1羽じっと寄り添っているのもそう思わせます


遠いのではっきりしませんが

顔つきはいちじろうにみえません…
でもやはりよくわかりませんね…。
なので急いで漁場へ向かいます



しかし漁場へ着いたときにはすでにオジロワシの姿はなく

広がった水の中で

カモたちの姿しか見えません…
これはキンクロハジロの集団です たくさんやって来たようです



相変わらずミコアイサも

姿が見えますね



その時カモたちが飛び上がりましたのでよく見てみると
左の方からオジロワシがやって来ました






こちらのオジロワシになりますが




頭は白いのですが 一二郎には見えません…
中の橋の上から見たオジロワシなのかもしれませんが
このまま立ち去ってゆくようです



手がかりがないので翼と尾羽をよく見るのですが








翼上面のマダラはたくさん入っているようで
大雨覆い 中雨覆いに白黒のマダラが目立ち
尾羽の●●は やや小さめのが2つ少し離れて見えます

これだけで判別するのはわかりかねますがヒントはあります
顔つきは五六蔵 志乃介によく似て見えます
尾羽の●●も 両者によく似ていますが どちらかというと志乃介によく似ています

問題の翼上面のまだら模様ですが どちらかと言えば五六蔵よりも志乃介に似た感じかと思います
詳しいことはこちらのプロファイルを見比べていただきたいのですが
すでにもう3年がたちますので少し変わっているかもしれません
ただ尾羽の●●はほとんど変わらないようですが
オジロワシプロファイル⑨2020~

あくまで参考ということになります
ただ一二郎とは違うようですね



このままこのオジロは 豊平川方面に消えてゆきました



それから少しして オジロワシも見えませんので
少し下ノ橋の方へ向かって移動してゆきますと
沼の氷の上に別のオジロワシの姿がありました


そちらが

こちらのオジロワシになります
頭はあまり白くないです



しかしその右側にもう1羽いるのが見えます
この辺りは灌木が高いところがあって隙間からしか見えません…
そちらのオジロは

こちらになり随分と頭が白いです
おそらくこの段階で このオジロは一二郎だと思うのですが
最初に見たのも一二郎だったのかもしれません
漁場に来たときに飛んで行ったオジロはそれとは別だったのかもしれませんね



両者は少し離れて

雪の上に見えますが



やはりこちらは



一二郎で間違いがなさそうです



もう1羽が問題ですが







黒目が大きく見えますね
そして眉班に白いのが目立ちます
くちばしはあまり黄色くはありませんね

胴体脇のまだら模様が気になりますがどちらかと言えば鱗太郎によく似た大雨覆いをしているようです
しかし鱗太郎はもっと頭が白かったし白い眉班はこのように目立つわけではありません


すぐに右の方へ飛んで行ったこのオジロになりますが
その時には一二郎は消えてしまってます
右の方へこのオジロを追いますと





カラスと一緒にこのオジロの姿が見え







なんとも見覚えのある顔つきになりますね
参考としては
オジロワシプロファイル⑪ 2021~
こちらの中に 鱗太郎も載っておりますし
この私がそうではないかと考える 四郎が載っております
あの時まだ尾羽に黒いところが残っていた四郎が 2年経ち成鳥になったように思われます
なにせ顔つきが全くそのままですし白い眉班も目立ちます
頭のあまり白くないところもそう考えると納得します



おそらくその四郎は
水辺に近いところで




遠くを眺めていましたが




右を見ていきなり







飛んで


すぐ近くに




降りるのですが木の陰で見えなくなってしまいます



場所を移動してみた時には
そこからすぐ飛び上がって








水辺の上を東の方へと飛んで行き



このまま見えなくなってしまいます…



さっき四郎がいた辺りには

カラスが複数羽集まっていますから
多分あの足元にはお宝が寝ているのかと思われます



漁場は広がりを見せ 水門のずっと左側までも水辺が

伸びてきています



真ん中の

水門の辺り



そして一番右端の

学校の前の辺りで水辺は終わっております
ここらあたりから中の橋まではまだ氷は溶けておらず
漁場の終焉にはまだ時間がかかるのかと思っておりましたが

明日の段階で氷がすっかり解けてしまうことになるとは
予想できませんでした…

去年より1週間近く早い漁場の終焉となったようです



四郎も飛んで行ってしまいましたので
このまま下ノ橋まで歩いて行きますと
S-中洲のところには

アオサギの姿が見えます



そして遠く漁場方面を望むと
真ん中の雪の上に

またオジロワシの姿がありました
白い眉班が見えましたので先ほどの四郎かと思いますが
またやって来たようです

この四郎の右の奥には 先ほどのカラスが複数羽氷をほじくっているのが見えたので
この四郎はカラスがそれを掘り起こすのを待っているように見えました
頭の良い四郎の考えそうなことです
ここでこの日はお終いとなります

それでは また
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オジロワシ2023 3/20 顔を見せたのは春恵だけ…

2023年03月23日 | オジロワシ
2023/3/20

相当雪解けが進んできているのですがいまだに午前中は氷が張っています
何時雪がなくなってもおかしくない状況ですが漁場に活気はありません…
この分では終盤の賑わいは期待できそうにもない現実でしょうか


10時ころ漁場の前で待っていますと
オジロワシは来ませんが オオハクチョウが飛んで行きます
漁場は氷が張っていますので通り過ぎただけになりますが

水門のずっと後ろの方から




2羽のオオハクチョウが飛んで行きます







首が少し黒ずんでいますので 以前ここへ降りた 少し汚れのあるペアかと思いました


しかし今回は水が開いていませんので
漁場を通り過ぎて 沼の東側の方へと飛んで行きます






こちらと



こちらのペアになります



それから20分ほど経ったときにいきなりオジロワシが現れました






いつもの水門の前の木の枝にとまりましたので一二郎か春恵かと思われますが
頭がずいぶん白く見えましたので一二郎かと思ったのですが…


よく見ると翼上面のまだら模様が春恵と一緒です


すぐに前かがみになり

翼を広げますと
おしりの脇の白いマダラがはっきり見えますので春恵に間違いがないようです



春恵は




飛び込むそぶりを見せますが…



やはりすぐに







飛び降りました!


しかし下の水面には氷が張っていますね
そしてその目は下ではなく右の奥を見ているように見えます



春恵はそのまま飛び込むのではなく




水面ぎりぎりを









右へ低く飛んで行きます
こんな時は 右の奥辺りでカラスが何かを見つけたのを奪いにゆくパターンでしょうか



ここからでは




木の陰に隠れて見えなくなってしまったのですが



斜面を下に降りて広く向こうを見てみると
いつの間にか春恵が




何かを食べています
きっとカラスが見つけた魚を奪って食べているのだと思います
今時期は自分で魚を苦労して獲るよりも
カラスが見つけてくれたのをせしめる方が効率が良いようです


全くまともな漁をするわけでもなく

すっかりずるくなってしまったオジロワシですね


あっという間の出来事になりますが
春恵は食べ終えるや否や すぐに巣の方へ帰ってゆきました

その後時間が経ってもオジロワシは姿を見せず
仕方なく1時くらいまで粘ったのち退散することと相成りました
全く活気のないモエレですね
それでは また
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オジロワシ2023 3/17 見たことあるようなヤツとカラスのワンシーン

2023年03月21日 | オジロワシ
2023/3/17

今年のモエレはあまりオジロワシが姿を見せませんがそんな中
面白いワンシーンに出くわします
その顛末をご覧いただきます

漁場は氷も張っておらず ミコアイサやカワアイサが泳いでいるのですが
オジロワシの姿は見えません
しかしようやくオジロワシが1羽降りてきたのですが それが12:25のことになります
そこからのお話となります


降りてきたオジロワシは






尾羽の縁に少しだけ黒いところが見える成鳥になりますが
翼のマダラのコントラストは強いです
しかし全体的に茶色が濃く出た個体で胸や頭の毛は全体に茶色がかかっています
顔つきは見たことがあるような気がしますが思い出せません…

先日見た八郎かとも思いましたがオオワシ模様の名残もありませんのでまた別の個体のようです



カラスがすぐに




寄ってきます


このオジロじっと辺りを眺めているのですが







少し若そうです 準四郎辺りが2年経つとこうなるのかもしれませんが定かではありません
準四郎と思ったのは後で尾羽の●●が映るのですが その感じが似ているように思ったものですから…
しかし定かな話ではありませんので ここでは名無しということにしておきます


 
このオジロワシが降りてきた理由がありました
それが



この

手前に集まっているカラスになります
実はこのカラス雪の中から魚を引っ張り出しておりました
その事は少し前に気づいていたのですが 魚をはっきり見たわけではありませんでした



こちら岸にかなり近いところでカラスは集まっているのですが
丁度中洲のところになりますからかなり近いです
ここがポイントになります



どんどんカラスがたかってくるのですが




それをじっとオジロワシは見つめておりますね



この時ようやく獲物を見たのですが




かなりでかいですこの魚は…


しかも

このゴロンとした頭




カジカのような体つき



お腹には

穴が開いてますので 傷を負って死んだのかと思われますね



そして

体に入っている亀の子模様

賢明な読者の方はもうお気づきでしょうが
これは雷魚になります

おそらく水門前の漁場でオジロワシの爪にかかって傷を負った雷魚なのかと思われますが
そのまま死に絶えてしまったようです

死んでも人気があるのがこの雷魚です
オジロワシがほおっておくはずはありませんが
こちらとの距離が問題です

あまりにも見ているこちらとの距離が近すぎます
なのでオジロワシは警戒して取りに来ないんだと思いました
でもそれに気づいたのはしばらく経ってからのことになります…(-.-)






紛れもなく雷魚ですが ほとんどまだ残っています




カラスの持っている雷魚を奪いたいのだけれど近づけないオジロワシです



恨めしそうにこちらを見ますがどうすることもできません…



カラスに

八つ当たりしながら









後ろを向きますが
この時尾羽の●●が見えるのですが
これが準四郎に似ていると思ったわけです










背中が黒いマダラで覆われた雷魚です



カラスが次々と寄ってきますね

しかしここで 雪が落ちてきます




それが 40分頃のこととなります



オジロワシも雪で

よく見えなくなってしまいます



ここでこのオジロは
  
雪の中を







左の方へと飛んで行きます…
立ち去ったのかと思ったのですがそうではなく
ここからは良く見えない灌木の陰に場所を移動したのでした
一旦は姿を隠すというわけです



雪が収まってきたときカラスをまた見ると






だんだん雷魚が解体されてゆきます



それでもまだ大部分は









残っています


こちらは

離れたところに降りてきたトビですが



オジロワシは向こう岸に近いところで
恨めしそうにこちらを



見てますね



いつ果てるともない

雷魚の解体ショーですが










この時点で 1時20分頃のこととなります
12時25分辺りからカラスが魚を引き上げましたので
ほぼ1時間が経過したことになります



ここでこの私もこの場を離れるのですが
いつまでもここにいるとオジロワシが寄ってこないと思ったこともありますし
いい加減飽きてきたからになります



しかし12分かけて中の橋まで行ったときに
ついにオジロワシが雷魚を取りに来た模様


橋の上から見ると

カラスを蹴散らすオジロワシの姿が見えます



なんとも遠く雪で良く見えないのですが







オジロが魚を足に掴んでいますね


なんとも賑やかな

漁場の前の中洲付近になりますが



オジロは

一呼吸置いたのち



獲物を持って飛び上がります!




足には雷魚が握られているのですが
まだたくさん食べるところが残っているようです




落としそうに見えますが そうでもなく






しっかり掴んでますね




このままカラスたちに囲まれながら







漁場の右横を小学校の方へ抜け



まっすぐそのまま中沼の原野の方へと

獲物をもって消えてゆきました

安心できるところまで運んでゆくのですね
もっと早く気づいてやればよかったです
あまりにも近すぎたということですが
それでも執拗に待って魚をせしめたのは根性がありますね

そんなカラスとオジロのワンシーンでした
それでは また
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オジロワシ2023 3/15 顔を出したのは三四郎か…?

2023年03月21日 | オジロワシ
2023/3/15

天気は良いのですが 夜中の冷え込みがそれなりにあり 漁場には氷が張っています
この氷が溶けるのは昼を過ぎなければかないません…
なので水鳥は姿が見えず オジロワシも姿が見えない状態です
そんなモエレの様子を少しだけ


漁場に着いたのは10時近くになります
漁場には表面に氷が張っていますので水鳥の姿は全く見えません
そんな時遠くの空を飛んで行く鳥の群れがありました








くちばしの根元に白いものがはっきり見えますので マガンの群れだと思われます



何羽いるのかよくわかりませんが



何処へ飛んで行くのでしょうか…
この私には見当がつきません







マガンの群れが遠くを通り過ぎてゆきましたが
漁場に鳥の姿はありません



一二郎の巣を覗くと

一二郎が枝にとまっているのがわかります
春恵は見えないようです…




今度はハクチョウが通り過ぎてゆきます
4羽の群れになりますが


向かって左奥こちらの方へ飛んできて公園の中を横切ってゆくのですが
斜めから近づいてくる顔が見えます



先日のオオハクチョウの2羽とは違ってとてもきれいなハクチョウですが









どうもオオハクチョウには見えません…






ほぼ正面からなのでわかりにくいのですが
コハクチョウなのかと思われます



漁場にはアオサギが現れましたが
漁場には氷が張っていますので 漁にならず




すぐに飛び上がって


西の方へと







飛んで行ってしまいます 場所を変えたのだと思われます




12時ころ ようやく待望のオジロワシが姿を見せました
突然にやって来たのですが
向こう側から降りてきます





頭の白い成鳥になります


 






見たことあるようなオジロですが
左翼指6枚目が欠損しているように見えます








マダラのコントラストがきついですが
大雨覆いと中雨覆いの白い羽の入り方が三四郎を思わせます
あまり魚を獲るところは見たことがない三四郎になりますが顔つきには見覚えがあります
しかし よく調べてみないとわかりません…
最近はあまり出演頻度が高くないので




漁場は氷が張っていますので魚を獲るつもりはないようです
誰かが来るのを待っているようにも見えます









正面から見ると こ~んな顔になります



カラスがやって来ます




馴染みがあるのでしょうか









少しカラスがうるさいのでしょうか
ここでこの三四郎は













飛んで行くのですが カラスが後を追ってゆきます















翼指に傷はありますが
翼上面のマダラがとてもきれいに見えます



同じような写真ばかりになりますが



















公園の中へと消えてゆきましたが
三四郎かと考えました


こちらは






カワラヒワとなります
この後オジロワシは現れず 2時近くに退散しました
天気は良いのだけどね 少し寒い日でした
それでは また
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オジロワシ2023 3/12 以前見たことのある奴と春恵だな…

2023年03月19日 | オジロワシ
2023/3/12 この日のオジロワシ


10時を少し回った漁場にオジロワシが現れます

こちらがそのオジロになりますが
漁場の氷はかなり解けていますがこちらの氷の上にとまるのは
土手の上を人が通るからになります
オジロワシは警戒心が強いので人が近づくのを嫌がります
そうしますと向こう岸を人が通りますのでこの漁場も落ち着いて漁が出来ないのかと思います
この時期はその傾向になりますね



現れたオジロワシは




一目見るなり一二郎であることがわかりますが
カラスも魚を掘り返してはいませんので
すぐに一二郎は













飛び上がり



左の方へと低く







カラスと一緒に



早々に立ち去ってしまいました…。




しかしその15分後にいつの間にか漁場の水の中には




オオハクチョウが2羽降りていました
先日見たものと同じかと思いますが まだ立ち去ってはいなかったようです
この日は暖かく氷も溶けていましたので降りてきたのだと思いますね




その少し後に 漁場の少し左の奥に現れたのが
こちらのオジロワシになります





随分とまだらのコントラストのあるオジロワシの成鳥になりますが
当然一二郎でも春恵でもありません

しかし数年前には何度も見ているオジロワシになります
ギョロ目のじいさんのような顔つきのこのオジロワシですがあまり大きくはありません
以前富江と並んでこの時期氷の上に降りていた記憶がありますが
プロファイルには載せていませんね…
その顔しか印象にありませんのでね


当初は三四郎辺りがそうなのかと思いましたが少し違いますね
胸の毛がずいぶん白く福生りしていますのでそれが大きな特徴になりますが
五六蔵とも違います
そこでハタと思い当たったのは 錦之助になります
アンコ型の正体不明の錦之助に似ていると言えば似ているような気がします

実はこのオジロワシが錦之助だったのかもしれないと思いました 参考程度



このオジロワシ

何するわけでもなく左の方を見ていましたが 消えてしまいます…



しかし入れ替わるように 今度は今いるところからは見えない右の奥の中洲の向こう側に
オジロワシの姿がありました
実はこのオジロ すぐ前に左の影の方にいた錦之助ではないかと思いました
左から右へと移動したのかと思っていましたが



実はこのオジロ







先ほどの錦之助とは顔つきとまだら模様が全然違うことに写真を見て気づきます
どちらかというと 胸の毛はあまり白くなく
胴体脇の翼上面のまだら模様はベタな感じです はて誰なのか…




アオサギが空を飛んで行きますが



今度は近づいて 先ほど右の奥にいたオジロワシをじっくりと見に行きます
そうしますと







お腹には白いマダラがあって 尾羽の縁に少し黒いところが見えますね
なのでさっきの錦之助とは違うのですが







この正面を向いた顔を見てそうだったのか…! と思い当たります



実はこのオジロこそ春恵でありました
いつもは漁場の木の上にしか来ませんでしたので気づきませんでしたが
胴体脇のまだら模様に当たる 翼上面の大雨覆いと中雨覆いに見覚えもありました
大雨覆いの前の方がベタで茶色っぽく
右側中雨覆いの真ん中が特に白が目立つのが春恵でした

また春恵の場合尾羽の縁に少しだけ黒いところが残っており
おしりの脇に幼羽の名残の白いマダラが目立つのが特徴です



この時飛び上がったこのオジロを見るに




尾羽の縁に少し黒いところが残っているのと
おしりの脇の部分に大きな白いマダラが目立ちます
どうやら春恵だったようですね



春恵はこのまま低く飛んで







中の橋の方から中沼の方角へ消えていってしまいます



漁場の




2羽のオオハクチョウはずっとそのままくつろいでいましたが


上空を別の4羽のオオハクチョウが

飛んで行きます



春恵が去った後しばらくして
カラスが
 


大きなフナを穿り出しています



もしこの場に春恵がいたならば カラスの引っ張り出した魚を奪ってしまうのは
いうまでもありません 失敗した春恵となります


巣には一二郎が

戻ってきていました
12時を少し回ったところで引き上げることになりましたが
あまりオジロワシは降りてきませんね 残念な展開となります
それでは また
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オジロワシ2023 3/11 ミコアイサとオジロワシの飛行

2023年03月16日 | オジロワシ
2023/3/11 

あたたかく前日は雨もたくさん降りましたので 沼の氷もかなり解けたモエレとなりました
しかし漁場にオジロワシの姿は全くありませんでした…


中の橋の上から漁場方面を望むと
水門の前はすっかり氷も溶け

広がりを見せた水の中には カモたちの姿がたくさん見えますね
カモがいるということは オジロワシはいないということでしょうか…。




漁場に到着するとオジロワシは姿を全く見せないのですが
一二郎の巣には

1羽だけオジロワシの姿があるようです 春恵でしょうか 一二郎は見えませんね



広がりを見せた漁場は 氷も張っていませんので

ミコアイサやカワアイサなどがたくさんやって来たようです




パンダアイサと



メスのミコアイサもたくさん見えます



カワアイサと

ホシハジロのメスでしょうか



キンクロハジロも

奥に見えますね



ここで土手の上を人が歩いてきたせいか




いきなりミコアイサたちが飛び立ってゆきます



カワアイサたちも






駆けだして






一旦は空に飛び出すのですが また戻って来るようです



それに続いてミコアイサも駆け出してゆきますが

これからこのミコアイサたちを追いかけることにします




オスの白いパンダと メスの黒と茶色のコントラストが


元気よく




空に飛んで行きます しかし立ち去ってゆくのではなく



ここで

旋回して









複数羽のパンダがお腹を見せながら



沼の上空を




旋回します







今ここには 7羽確認できますが


オスとメスが入り混じってなんとも







複雑な美しさがありますね



思いっきり砲弾のように空を舞う




ミコアイサになります



いくら待っていてもオジロワシの姿は現れなく
巣を覗くと

いつの間にか一二郎も帰ってきており 2羽確認できます
しかし漁場には現れませんので お腹がすいていないのだと思われます

仕方ないので ここで退散することにしたのですが
帰ってくる途中で公園の林の中からオジロワシが飛んでくるのが見えました



こちらのオジロになりますが
尾羽に少し黒い縁が残っている ほぼ成鳥に近い若鳥でした



今度はこちらのオジロワシを追いかけます





横顔が見えたのですが 目の縁が黒いごっつい顔をしたオジロになりますが
すぐに見当は尽きませんね…






腋羽に少し白いところが見えますが…



それよりも気になったのは




翼指 数えると10枚目に見える白い羽になります
白いので透けて見えるのですが これはオオワシ模様の名残となります
幼鳥の時にあった放射線状に白いオオワシ模様が消えてゆくのですが
その名残がこの10枚目の翼指の部分に確認できるオジロワシは複数羽おります
なのでそれも大きな特徴になりますが







この様な亜成鳥ではあまり見たことがありません…



尾羽の●●は




逆への字になっております



ここで上空近いところを











飛んで行きますが 顔がはっきり見えないのが残念です
でもおおよその雰囲気は付きますね ごつい顔です



先ほど指摘したオオワシ模様は左右にあって

左のこの白くなっている部分が 先端から数えて10枚目になり



右側も

やはり10枚目の翼指が白くなっております


このまま公園の松林の中へ

消えてゆくのですが

2年前に1度だけ思い当たるオジロワシの若鳥がいました
そちらが
オジロワシプロファイル⑫

この中に出てくる八郎がそれにあたります
もう2年も前の若鳥ですからこれ位になっていても不思議はありません
このオオワシ模様の名残がそう考えた理由になりますが
顔つきが少し似ているような気もします…まったく確証は持てない話ですが……




見えなくなったオジロですがすぐにまた林の中から出てきます
しかし出てきたオジロは







さっきのオジロとはまた違うオジロでしたね (*'▽')

尾羽の縁には少しだけ黒いところが見えますが さっきの鳥より残ってませんし
なんといってもオオワシ模様の名残が全く見えませんので
これは違うオジロになります 2羽でやって来たんだと思われます

こちらのオジロも少しごつい顔をしています
















このまままた林の中へ消えてゆきますが
どことはなく 昔言っていた三郎に似た感じがしますがこれもまた不確かなお話です
いずれにしても 最近は見たことがないオジロということになります

しかしどちらも漁場に降りることはありませんでした
そんなお話です
それでは また
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オジロワシ2023 3/8 キツネにからまれる一二郎 いつものこと…

2023年03月14日 | オジロワシ
2023/3/8

周回遅れの投稿となります

この日はすごいガスがかかっており とても見ずらい日となりました
天気が悪くてもオジロワシが活発に活動してくれればよいのですが
動きが悪いとつらいです

漁場に到着したのは 10時少し前になりますが
すぐにオジロワシはやって来ました


巣には1羽見えるのですが
そのオジロかどうかはわかりませんでしたが いつもの漁場にカラスを引き連れて


 






枝にとまったのは一二郎と思われます



一二郎はすぐに







枝から飛び降りてきます


水の中の魚に飛び掛かるのかと思いきや 


そうではなく








どうやらカラスが食べていた魚の食べカスを取りに降りてきたようです…



見ての通り ボロボロの魚の食べカスで




残飯といってよいほどの哀れな姿です…



こんな物でも食べるのかと思ってみていましたが…
さすがに一二郎
 



その残飯をもって一度は飛び上がりますが


  
少し考えたのち





魚を捨ててしまいます…
こんなもの食べる理由がないということのようです



一二郎は氷の上で辺りをじっと見ていましたが
それから10分ほどしたときに


漁場の後ろ側を学校の前を通って白い鳥が飛んで行くのが見えました


それが

2羽のハクチョウになります










2羽だけですが 上の橋の方へと飛んで消えてゆきます
どこか水の出ている川の方へ行くのだと思います




この2羽のオオハクチョウは 後日またこの漁場で見ることになりました



少し水の表面が凍っているようで
一二郎は魚を獲ろうとするわけでもなく

じっと辺りを思案気に眺めております
あまりお腹もすいていないのかもしれません



巣の方には

1羽だけオジロの姿が見えますので 春恵が残っているのだと思われます



一二郎はすぐに土手の木のところに飛んで行き

木の根元の草を



足に抱えて



巣材として




巣に帰ってゆきます



その少し後に到着した一二郎の姿が

写っていました
今は巣作りに余念がないようです



それから30分ほどしてキツネがやって来ますが

漁場を一回りして消えてゆきます



もう来ないのかな…と見ていると その10分後くらいに
再度また一二郎がやって来ました





どうやら魚を獲るつもりのようですね



しかし先ほどのキツネが漁場の左の奥に

待機しているのが見えます
知らないうちに何度かいい思いをしているのかもしれませんね…。



一二郎は水面をじっと見て魚を獲ろうとしていますが




キツネの方は一向に動く気配がありません…


なので このまま時間だけが過ぎてゆきます
一二郎は賢いオジロワシですから キツネの前では魚を獲るのは避けるようです




20分経ち
さらに40分ほどたったとき
漁を諦めたのか一二郎は


 


ホバリング気味に漁場の上を飛んだ後







いつもとは逆方向に
漁場の右奥に向かって






姿を消してしまいます…
おそらく 川の方へ行ったのかと思いますが
あるいはぐるっと回って沼の南の端の方へ行ったのかもしれません…。



それからさらに1時間たってもまだオジロワシは現れず
キツネだけが 先ほどの場所で

じっと待っています



しかしその少し後で ようやく一二郎がまたやって来ました

いつの間にかいつものところに現れたのですが


まだキツネがいますので
ふわりと跳びあがって
  









沼の中ほどに降りてきます



 
いつものハシボソガラスも一緒に降りてくるのですが






どうやら魚を獲るつもりはなさそうですね
これが一二郎の作戦なのかもしれません



近いのですが 後ろを振り向いて一二郎




啼いています



するとそこへさっきのキツネが


一二郎めがけて走ってきます!



一二郎はふわりと跳んでそれをいなします




懸命にキツネは追いかけますが オジロワシには追いつけるものではありません


華麗にキツネをかわすのが一二郎の流儀になります











後ろのキツネをしり目に



一二郎は


  
中洲あたりまで飛んでかわします



キツネも

追うのを諦めたのか 休んでいますが…



そう簡単にあきらめるわけにもゆかず

相手の油断をついて



また駆け寄りますが 一二郎もそれは織り込み済み
またふわりと軽くいなして キツネを諦めさせます



ここでキツネは諦めたのか
 





無念そうな表情で こちら岸の右方へと消えてゆきます
本当は今この私がいるところが出入り口なのですがそれは避けます



一二郎は

その後もじっと雪の上にたたずんでいましたが
その30分後にはまた姿を消してしまいました…
さしたる成果もない漁場になりますが
疲れたのでこの私もここで退散することになりました

それでは また
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オジロワシ2023 3/7-② 水浴びをする春恵 獲物もないので…

2023年03月14日 | オジロワシ
2023/3/7 その②となります

その①は
オジロワシ2023 3/7-① 2年ぶりに剛が顔を見せる 一二郎の弟分だぜ

上の記事となります その日の続きとなりますが簡単に振り返ることにします


漁場に一二郎の弟分とも呼べる 剛(つよし)が顔を見せました
去年はほとんど顔を見ていませんのでどうしていたのか気になってはいましたが
元気に夏を過ごしていたようです 羽も少し変化を見せより成鳥のおもむきが出てきたようです
一二郎とほとんど同じの 尾羽の●●をしていることは今まで気が付きませんでしたが目から鱗の結果です

こちらがその

剛になり



左の水辺に降りた来たのが

一二郎になりますが



すぐ後に木の上に現れたのが



春恵になります

さてどうなるのかと思っていましたが
剛はすぐに姿を消し 一二郎も漁はせず巣材をもって巣に帰って行ってしまいます


そうしますと漁場に残っているのは春恵ただ一人になりました
巣では一二郎が

巣の横の木の枝にあがってあたりを眺めているのがわかります

春恵の漁を期待して待つのですが 時間だけが過ぎてゆきます…
漁場は良い状態なのですが獲物があがりません…


30分ほどたったのち 春恵が一旦下へ降りてきます




大物が出そうな辺りをしっかり眺めまわしてから
再度また


  



木の上に戻ります



しかし何事も起きません…
そうしますとそこへキツネが姿を見せます
 


沼の周りをトボトボと歩いてゆきます
沼がずいぶんと溶けてきましたので 魚を見つけるのも容易に出来そうですが
溶けすぎてしまった水辺は逆に埋まってしまうので近づけません…
痛し痒し というところになります



キツネも去ったのち 春恵が下へ降りてきます
獲物を見つけて飛び込むのかと思いましたがそうではなく
 


氷の上に降りただけ



カラスが寄ってきますが




獲物がとれなくて カラスに当たる春恵がいます
一二郎はカラスにつつかれませんが 春恵はいたずらされるようです
甘く見られているんでしょうか 富江もそうだったな…


春恵も 剛のように氷の上から



獲物を掴もうとしているのでしょうか
氷に足を突っ込みますが 成果は上がりません…







しかたがないので カラスに当たりながらまた



木の枝に戻ります


その後10分ほど経ち 今度は西の空を見て春恵が啼きだします





上を見て啼いてますね



そうしますと左の方からやって来たオジロワシが姿を見せます



水門を通り過ぎて右の方へ飛んで行きますが



学校の前あたりでまた旋回して







引き返してくるのですが
そうも先日見た桃次郎に似ています
左翼指1枚目に小さな傷が見えますのでそうなのかと思いましたが
顔つきが険しいので違うオジロかもしれません…



その桃次郎らしきオジロは水門の前に戻って来て




春恵の啼いている前を

横切って







左へ通り過ぎたのちまた戻って来て


氷の上に




降りたのですが なんだか桃次郎と違うオジロワシのように見えます顔つきが…
あるいは違うのかもしれませんが ここでは桃次郎ということにしておきましょう



しかしこの桃次郎も何事もせずにすぐに立ち去ってゆきます
餌が欲しいわけでもなさそうですね


相変わらず巣には

一二郎の姿が見えたのですが



それからさらに30分ほどたったのち
いよいよまた一二郎がやって来ました

春恵と一緒に




木の枝にとまった一二郎は



獲物を狙っているようです
期待が高まります



しかし先に飛んだのは

春恵でした


しかし残念ながら水に飛び込むのではなく

また漁場を見ています



獲物の姿が

視界をかすめたのかもしれません… 上手くゆかんな…




そしてまた



スタンバイです



しかしその数分後 目を離した隙に一二郎が獲物をとっていました

大きな魚ではありませんが




ホッケのような魚に見えますので ウグイなのかと思います
フレッシュな魚になりますが


あまり大きいものではありませんので




自ら食べます



カラスがたくさん集まってきて




お構いなく一二郎は食べていますが



ある程度良いところを食べたのち




残りの残飯は



手放しましたから 左のところでカラスがそれを食べています
さほどお腹もすいていないのかと思いますね



一二郎はその後すぐに

飛び上がり









巣に帰ってゆきます



そのすぐ後に姿を見せたのが







先ほどのキツネです
もう午後2時を回ってますのでだんだん陽が陰ってきますがまだ暖かいです



そんな時突然春恵が水に飛び込みます!





春恵は水の中に体を沈めていますが
翼をバタつかせているわけではありませんね…


左から右に

春恵が流れていっているのがわかります


実はこの春恵
獲物を待ち続けてしびれを切らしたのか
暖かいので水浴びのつもりで水に飛び込んだようです
あるいは失敗したのかはわかりませんが
そのまま水の中でじっとしてますね



少ししたのち春恵は




水の中から飛び上がって






向こう岸に降りたのち


どうやら今日は漁を諦めたのか

一呼吸おいて













そのまま巣に帰ってゆきました
なかなか大物を獲ってくれないんだよね…残念です
そんなモエレの様子となりました
それでは また
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オジロワシ2023 3/7-① 2年ぶりに剛が顔を見せる 一二郎の弟分だぜ

2023年03月10日 | オジロワシ
2023/3/7 周回遅れの投稿となりました…

随分と温かくなったモエレになり 沼の氷も随分と緩んできたようです
それでもほとんどはまだ氷は沼を覆っていますので 水の出ている部分はごく一部となるようです
そんなモエレの様子になりますが 期待した割におとなしい展開となりました

ただ 一二郎 春恵とも違うオジロワシの成鳥が現れたのですが
どうも見たことがある顔つきをしていますので 今回はこの成鳥にスポットを当てて考えてみます


暖かく良い天気であったので わりと早い時間から出かけることになりました
しかし沼に着くなりいきなり便意を催し ガラスのピラミッドに寄り道をすることになりました…
往復30分位は経過した後 ようやく漁場に到着しました

しかしオジロワシの姿もなくのんびりと待つ事になりました
一二郎の巣にはオジロワシの姿が1羽だけ見えます


漁場にまずやって来たのはいつものダイサギになりますが
そのダイサギが




沼の中ほどまで避難しています…
何事かとあたりをよく見ると そこにはオジロワシの姿がありました



漁場のずっと右の氷の上に

こちらのオジロワシの姿がありました
色が黒めに見えあまり大きくはありませんので
一二郎や春恵とも違うように見えます






目つきは鋭く
少しずんぐりとした体をしていますが 顔つきに見覚えがありました

第一感は 2年前に見たきりの剛(つよし)を思い浮かべます
オジロワシプロファイル⑪

剛であるならば
去年はほとんどここへは姿を見せなかったのですが 2年前は毎日のようにこのモエレの漁場に
姿を見せたものです
一二郎の弟分のような存在で まだ尾羽に黒い縁が残っていたのですが
一二郎や富江がいないときにはひとりでこの漁場を守っていたオジロになります

見てくれはずんぐりとして大したことがないように見えますがそうではなく
しっかりと魚も獲りますし 幼鳥たちの面倒もしっかりと見るのが剛になります
終盤 さくらと一緒に来たこともあり一郎や一二郎の信頼も厚いと思われました

その剛は サチ子とつがいの関係であると思い当たったのですが
それは2年前のお話となります



ただし今ここで見るこのオジロが 本当に剛であるかどうかはぱっと見確信が持てません…
その理由は 全体に色が黒く感じることになります
胴体脇のまだら模様も少し違うように思えます 
以前は中雨覆いの部分に 白と黒のとてもよく目立つ特徴があったのですが
この個体ではそれが目立たないように思われます…
大雨覆いは白いところがありませんので同じ感じなのですがちょっと違う個体なのかと思いました

あとは尾羽の特徴になります
2年前は 尾羽の縁に3か所くらいバラバラに目立つ縁がまだ残っていました
そこに注目してみてゆくことにします
2年という歳月がこの若い成鳥にどのように変化をもたらすのかそこも気になるところになります

2年前は右翼指1枚目の中ほどに小さな傷がありましたが
2年も経てばその傷はなくなっていると思われます

しかし顔つきは剛によく似ているこのオジロワシです



沼の氷が緩いのか

氷に顔を近づけるオジロですが



すぐにシャーベット状の氷の中に

体が沈み込んでしまいます…






すぐに氷から抜け出して


また振り向く

このオジロになります



しかしまた




氷の中にぬかるんでしまいます…
ここで尾羽を見るのですが 黒い縁はもう見えませんね…
そして一二郎と同じようなかなり小さな尾羽の●●が2つ見えますね


氷が緩んでいるのでぬかってしまったのかと最初は思いましたが
どうもそうではなく

じっと氷の下を見て


魚を

捕ろうとして 足を氷の中に入れているように思えます



しかし獲物はなく

すぐにまた氷から出てきますね…違うのかな…?



今度は逆を見て










同じようにしていますが
ずっと氷の中を見ていますので やはり獲物を狙っているのかと思われます



そして今度は




斜め前方をよく見ながら



飛び込みます




ここで水しぶきがあがっているように見えますね!
魚が暴れているように見えます













やはり大物のライギョか何かを狙っているようです


足には獲物がかかっているように思われ

必死に引き上げようとしています



ここで片足が

外れるのですが




そのまままた












魚に引っ張られるオジロになります



しかし足場も悪く 氷もありますので







魚に引っ張られながら









獲物に逃げられてしまいます…
頭をうまく掴まないとダメなんだよね

しかしここで水から上がったこのオジロの尾羽をよく見ると
尾羽に黒い縁は残っていないのですが 尾羽の●●に大きな特徴がありました
なんとなんと この小さく並んだ2つの●●はとても珍しい
ほとんど一二郎と同じタイプになります

一二郎の場合はもう少し間が離れているのですが こういった小さな●●はほとんど見ませんね
一二郎ではありませんので まったく別のオジロかと思いましたが
プロファイルの⑪をよく見てみると 剛の尾羽の●●もこれと同じ形をしていました
尾羽の縁がありましたのであまり印象に残っていませんでしたが
この尾羽の●●は明らかに剛のそれと一緒でした…(*'ω'*)

そうしてみると 中雨覆いの白黒のマダラも同じように見えてきます
ただし 2年前と比べると 白の部分が黒みを帯びてきているように感じます
なので全体的に黒くなった印象があるのでしょう



残念ながら

魚を上げることは出来なかった剛になりますが



そこへやって来たのがこちらの




一二郎になり 剛の様子をじっと見ています
足には巣材を掴んでいるようです



馴染みのある

一二郎と




剛になりますが おそらく仲間内の関係なのだと思います
剛は一二郎の弟分といっても良い関係かと思っていますね
尾羽の●●がほとんど同じ形態ですので あるいは兄弟なのかもしれませんね



一二郎が現れたので 剛は去ってゆきましたが
それを見ている

一二郎になります



そこへすぐに




春恵もやって来ます




地面には一二郎 
そして木の上には春恵がいて期待が高まりますが


一二郎はすぐに 巣材をもって

巣に帰ってゆきました
これが11:30のことになります

その①はここまでになりますが 続きは次回に
剛(つよし)がまたやって来たということです

それではまた
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オジロワシ2023 3/2 カラスの掘り出した魚を奪う一二郎の図

2023年03月04日 | オジロワシ
2023/3/2 木曜日 風が強くて体感温度はかなり冷たい日でした…

天気は悪くないのですが 風も強く寒い日でしたので午後からの訪問となりました
今回は下ノ橋からの出発となりましたが
入り口で待っていたのは



集団でいたキレンジャクの最後の1羽になります
尾羽の先が黄色いのでキレンジャクなのですが 他の連中は逃げてしまい最後の1羽でした



なんとか目が




見えたところでお終いになりました



公園の中を漁場の方へ向かう時上空にオジロワシの姿が見えました
プレイマウンティンの上あたりを旋回していますが
こちらの方へ飛んできます

 
ハシボソガラスが後をついてきますが



生まれてまだ1年目くらいのオジロの幼鳥です
先日見た個体とは違いまだ若いのですがとても可愛い顔をしていますね



カラスも嬉しそうにその後を




付いてゆきます
林の向こう側を飛んで 林の間に見え隠れするのですが
左翼指 1・2枚目に欠損があるようですが 翼下のラインのとてもきれいな幼鳥です
紺色が強いライン系の幼鳥になります

この愛らしい顔を見ると 以前見た五郎を思い出しますがあれからかなり時間が経っていますので
全く別の個体になりますし

五郎の場合は翼上面に綺麗なダブルラインがありましたが
この幼鳥には

それは見えないようですね



お腹の白いマダラがびっしりと整然と







並んでおり また見るとわかると思いますね



カラスと並走しながら沼の上を










南の空へ飛んで行きますが


旋回してまた引き返しながら遠ざかってゆく







オジロの幼鳥になります
オオワシ模様は見えません そこがポイントになります




漁場につくとオジロワシの姿は見えないのですが
一二郎の巣には

2つの頭が見えますので 一二郎と春恵は巣にいるようです



風がありますので寒い中を30分ほど待っていますと いつの間にか
氷の上のカラスの中に







一二郎の姿がありました
漁場の左側から低く飛んでやって来たようです
水門前の木の枝にはとまりませんので 氷の中から出てきた魚を狙うようです



様子を見ていた一二郎ですが
獲物を見つけたのかいきなり

跳びあがりますが その先には
カラスの掘り起こした魚が見えました



一二郎はふわりと



その魚のそばに

降りますと カラスは驚いて



逃げますが仕方がありませんね…



そして一二郎の足にはしっかりと







魚が握られております
それなりに大きなフナに見えますが



一二郎はここからこれを







食べてしまいます



数分かけて食べてしまった一二郎は

カラスがたむろしている中にいるのですが



またいきなり




飛び上がります
帰るのかな? と思っていましたが



よく見るとその先には




またカラスの掘り起こした魚が落ちていました
これも取るんかい  というところでしょうか



その瞬間はよくわからなかったのですが…




漁場の前を通り左へ飛んで行く一二郎のその足には



やはりしっかりと




魚が握られていますね
どうやらこのまま餌を持って巣に帰ってゆくようです



その後をカラスが




追いかけてきますが


一二郎は平然と

このまま巣に帰ってゆきました。
カラスの掘り起こした魚を奪う一二郎 の図となります。 (^_-)-☆



寒さがこたえてたまりませんので
その20分後くらいに帰路に就くのですが
中の橋の上を通り過ぎてゆくオジロワシがいました
そのオジロワシがこちらになります



オジロワシの成鳥になりますが どこかで見た記憶があります…







この顔に見覚えがありますね おそらくメスだと思いますが









このまま漁場にはゆかず 中沼の方へと消えてゆきましたが
私の見立てでは 以前見た花子になるのかと考えました

オジロワシプロファイル⑧
もう3年も前の 2020年のことになりますからあてにはなりませんが
このプロファイルの中の花子と太郎の 花子になるのかと思うのです
なんといっても顔つきがそっくりですし細さも似ています
その以前には漁場で真一なるオジロワシを見かけたのですが 
そのオジロと同じ個体かと思っています 今は

それが花子ということになります

顔つきと尾羽の●●が同じなのですが 胴体脇のマダラに少し違いが見えますので
同じ個体なのかどうかはわかりませんが その後も中沼方面で見たことがありますので
参考資料ということになります

何年も時を挟んでみるオジロワシなど 簡単にわかるものではありませんが
それなりに意味があるのがオジロワシの行動になりますから そこにロマンを感じる次第です
そんなお話でした
それでは また

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