2023年 10月
今回は Mac Baren-Stockton
ストックトンというと 昔マイケルジョーダンの頃のユタジャズにおけるジョン・ストックトンをすぐに思い浮かべるのはこの私だけでしょうか (*'ω'*)
このブレンドは古くからあるブレンドで コイン状の中心にブラックキャベンディッシュの詰め物のあるタイプになります
毎年スモールバッチという形で限定販売されており 今回は初めて買った次第になります
価格的にも高いものではありませんので一度喫ってみるのはアリだとおもいます
Mac Baren ではこのようなコインカットのブレンドがたくさんあって
当ブレンドはどうやら Dark Twist Roll Cake の甘さと香りが控えめのよりナチュラルなタイプのブレンドになっているようです
バージニアをラッパーにして 中にケンタッキーのブラックキャベンディッシュが詰まっていることになっているのですが問題はこのブラックキャベンディッシュ(BC)になります
説明によりますと このBC はケンタッキーを加熱して作っているように書かれています
しかも無糖であるとも書いてあるのですが
このBC には軽くケーシングがなされており砂糖のような甘さを感じます
ですからこのブレンドの中心の黒い部分はコインのかなりの部分を占めていて甘いです
と思ったのですが 後でそのからくりがわかりました
ただその甘さはとってもナチュラルながら 砂糖のような蜜のようなドキッとする甘さになります
どうやら メープルシュガーでケーシングされているらしいのですが
この私はC&D のAutumn Evening のようなメープルの風味は感知することは出来ません
しかし砂糖のような蜜のような強い甘さを感じますので
このBC には甘さがケーシングされていることは間違いありません
またケンタッキーはたくさん入っているようにも見えるのですが それほど強いものではなく
いたって穏やかなケンタッキーを感じる程度になりますから このBC はバージニアがベースになっているように感じますね
当ブレンドのバージニアは見た目の割に存在感があって熟成された上質のバージニアの風味を感じます
なのでそう思った次第です。
余談ですが このブレンドのラベルを見ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/8b/326f15f11ca42d4d1f0c9a47ba844435_s.jpg)
4ジェネのラベルと全く同じ仕様になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/16/0d3dec2e86a31bd3e6c4ed16def19399_s.jpg)
でも製造は違うことになっています 不思議です…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/11c21eed31a24185bbdeb006c8e2c190.jpg)
100g缶での発売になっていますが
中には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ad/aeff67f2c2c21c10d83d5f8951500868.jpg)
とてもきれいなコイン状のフレイクがびっしりと敷き詰められています
どのコインにも黒いBC がしっかりと詰まっていて さながらアンコの詰まった金太郎あめのような
そういった面持ちを感じます
しかしPS のブルズアイのような後詰めのBC ではなく スピニングされたものと思われますね
しかもよく見ると 黒いケンタッキーのBC とバージニアのキャベンディッシュを編んでその上をバージニアのラッパーでまいているようにみえますから 謎が解けたように思いました
ここがポイントになりますが
このブレンドの中心部分は ケンタッキーをスモークして黒くした部分とバージニアにケーシングしてキャベンディッシュにした部分を編んでそれをバージニアで巻いたものをカットしているようです ですからケンタッキーには甘さは付いていないことになりバージニアの存在がしっかりとあるのはそういった手法が理由になるかと思いました
ケンタッキーの黒い部分は硬くなっているのですが中心のバージニアの部分は少し柔らかいです
これを少し指先で解して詰めるのですが あまり強くは解さない方が良いかと思います
さほど湿気はないのでそのままでもすぐに着火できますが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/bd/a768253d3eb6136b58df1355ac6b7c75.jpg)
少し乾燥させた方が香りが起ちます
簡単に着火することが出来 クールに燃えてくれます
点火とともに
軽いシトラスを含んだ よく熟成されたようなバージニアのまろやかな風味がやって来ます
あまり尖ったところがないバージニアですので落ち着きがあってすばらしいです
甘さ自体は強いわけでもありませんが とってもナチュラルで素朴さがあり好感が持てますね
おなじMac Baren のDTRC(ダークツイストロールケーキ) の方が甘いらしいのですがあちらはもっと人工的甘さがあるようで
このブレンドは甘さは控えめだけれど自然な風味が売りのようです
甘さは控えめですが BC の糖蜜のような甘さを感じるのも当ブレンドになります
DTRC の方にもメープルシュガーが使用されていてそちらの方が甘いらしいのですが
当ブレンドにもしっかりとその甘さを感じることになるようです
このアンコのような甘い部分は同時にケンタッキーのアーシーでスパイシー
そして酸味を含んだ部分と被りますので味わいは複雑さをもたらします
ケンタッキーの入ったブレンドは常にそういった味の綱引きが起こりますので
そこが少し疲れるところになるでしょうか
しかし当ブレンドのケンタッキーはさほど強いものでもなくいい塩梅にバージニアとマッチしているように思います
香ばしいナッツの風味はほとんど感じませんが
先に述べたケーシングの甘さと バーレィ由来のアーシーな土の香りやペリクとも少し違う酸味
そしてスパイシーさがあります
その風味とバージニアの風味と甘さが適度にミックスした飽きの来ないブレンドになっているようです
Mac Baren-Royal Twistにはペリクが入っており味はもっと強く複雑ですが
当ブレンドはもっとシンプルでもっと素朴でとても喫いやすいと思います
ケンタッキー入りのブレンドは これ位の強さのものが喫いやすいです
バージニアも落ち着きがあって良いと思います
ケンタッキーにオイリィな香ばしさはありませんし すこぶる美味いわけでもありませんが
マクバレンのコインカットブレンドではよく出来たブレンドだと思います(飽きがこないです)
値段も高くありませんので(マクバレンはみなそうですが)喫ってみて損はないブレンドになります
あっという間に喫いきってしまいました
そんな感想になります それでは また
今回は Mac Baren-Stockton
ストックトンというと 昔マイケルジョーダンの頃のユタジャズにおけるジョン・ストックトンをすぐに思い浮かべるのはこの私だけでしょうか (*'ω'*)
このブレンドは古くからあるブレンドで コイン状の中心にブラックキャベンディッシュの詰め物のあるタイプになります
毎年スモールバッチという形で限定販売されており 今回は初めて買った次第になります
価格的にも高いものではありませんので一度喫ってみるのはアリだとおもいます
Mac Baren ではこのようなコインカットのブレンドがたくさんあって
当ブレンドはどうやら Dark Twist Roll Cake の甘さと香りが控えめのよりナチュラルなタイプのブレンドになっているようです
バージニアをラッパーにして 中にケンタッキーのブラックキャベンディッシュが詰まっていることになっているのですが問題はこのブラックキャベンディッシュ(BC)になります
説明によりますと このBC はケンタッキーを加熱して作っているように書かれています
しかも無糖であるとも書いてあるのですが
このBC には軽くケーシングがなされており砂糖のような甘さを感じます
ですからこのブレンドの中心の黒い部分はコインのかなりの部分を占めていて甘いです
と思ったのですが 後でそのからくりがわかりました
ただその甘さはとってもナチュラルながら 砂糖のような蜜のようなドキッとする甘さになります
どうやら メープルシュガーでケーシングされているらしいのですが
この私はC&D のAutumn Evening のようなメープルの風味は感知することは出来ません
しかし砂糖のような蜜のような強い甘さを感じますので
このBC には甘さがケーシングされていることは間違いありません
またケンタッキーはたくさん入っているようにも見えるのですが それほど強いものではなく
いたって穏やかなケンタッキーを感じる程度になりますから このBC はバージニアがベースになっているように感じますね
当ブレンドのバージニアは見た目の割に存在感があって熟成された上質のバージニアの風味を感じます
なのでそう思った次第です。
余談ですが このブレンドのラベルを見ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/b7/63337e67274f51b84afff08d933f223e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/8b/326f15f11ca42d4d1f0c9a47ba844435_s.jpg)
4ジェネのラベルと全く同じ仕様になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/dc/9f650bea78a545e70a14130d8a22209e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/16/0d3dec2e86a31bd3e6c4ed16def19399_s.jpg)
でも製造は違うことになっています 不思議です…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/11c21eed31a24185bbdeb006c8e2c190.jpg)
100g缶での発売になっていますが
中には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ad/aeff67f2c2c21c10d83d5f8951500868.jpg)
とてもきれいなコイン状のフレイクがびっしりと敷き詰められています
どのコインにも黒いBC がしっかりと詰まっていて さながらアンコの詰まった金太郎あめのような
そういった面持ちを感じます
しかしPS のブルズアイのような後詰めのBC ではなく スピニングされたものと思われますね
しかもよく見ると 黒いケンタッキーのBC とバージニアのキャベンディッシュを編んでその上をバージニアのラッパーでまいているようにみえますから 謎が解けたように思いました
ここがポイントになりますが
このブレンドの中心部分は ケンタッキーをスモークして黒くした部分とバージニアにケーシングしてキャベンディッシュにした部分を編んでそれをバージニアで巻いたものをカットしているようです ですからケンタッキーには甘さは付いていないことになりバージニアの存在がしっかりとあるのはそういった手法が理由になるかと思いました
ケンタッキーの黒い部分は硬くなっているのですが中心のバージニアの部分は少し柔らかいです
これを少し指先で解して詰めるのですが あまり強くは解さない方が良いかと思います
さほど湿気はないのでそのままでもすぐに着火できますが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/bd/a768253d3eb6136b58df1355ac6b7c75.jpg)
少し乾燥させた方が香りが起ちます
簡単に着火することが出来 クールに燃えてくれます
点火とともに
軽いシトラスを含んだ よく熟成されたようなバージニアのまろやかな風味がやって来ます
あまり尖ったところがないバージニアですので落ち着きがあってすばらしいです
甘さ自体は強いわけでもありませんが とってもナチュラルで素朴さがあり好感が持てますね
おなじMac Baren のDTRC(ダークツイストロールケーキ) の方が甘いらしいのですがあちらはもっと人工的甘さがあるようで
このブレンドは甘さは控えめだけれど自然な風味が売りのようです
甘さは控えめですが BC の糖蜜のような甘さを感じるのも当ブレンドになります
DTRC の方にもメープルシュガーが使用されていてそちらの方が甘いらしいのですが
当ブレンドにもしっかりとその甘さを感じることになるようです
このアンコのような甘い部分は同時にケンタッキーのアーシーでスパイシー
そして酸味を含んだ部分と被りますので味わいは複雑さをもたらします
ケンタッキーの入ったブレンドは常にそういった味の綱引きが起こりますので
そこが少し疲れるところになるでしょうか
しかし当ブレンドのケンタッキーはさほど強いものでもなくいい塩梅にバージニアとマッチしているように思います
香ばしいナッツの風味はほとんど感じませんが
先に述べたケーシングの甘さと バーレィ由来のアーシーな土の香りやペリクとも少し違う酸味
そしてスパイシーさがあります
その風味とバージニアの風味と甘さが適度にミックスした飽きの来ないブレンドになっているようです
Mac Baren-Royal Twistにはペリクが入っており味はもっと強く複雑ですが
当ブレンドはもっとシンプルでもっと素朴でとても喫いやすいと思います
ケンタッキー入りのブレンドは これ位の強さのものが喫いやすいです
バージニアも落ち着きがあって良いと思います
ケンタッキーにオイリィな香ばしさはありませんし すこぶる美味いわけでもありませんが
マクバレンのコインカットブレンドではよく出来たブレンドだと思います(飽きがこないです)
値段も高くありませんので(マクバレンはみなそうですが)喫ってみて損はないブレンドになります
あっという間に喫いきってしまいました
そんな感想になります それでは また