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鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Mac Baren - Navy Flake

2020年11月03日 | パイプタバコ
2020年 11月

今回は Mac Baren - Navy Flake

今回のブレンドは HH シリーズではありませんが 似た感じのフレイクタバコとなっています
バーレィがメインになっているブレンドになりますので すぐに思い浮かべるのですが
HH Burley Flake とは全く味も香りも違う まったく別のブレンドになります

根強い人気のブレンドでもあり Navy という名前がついているのですが
その名前につられてこたびの購入となりました



Navy というと
すぐに思い浮かべるブレンドは

Samuel Gawith - Navy Flake
McClelland - Navy Cavendish
Scandinavian Tobacco Group (STG) - Escudo Navy De Luxe
Peter Stokkebye - Luxury Navy Flake
Peterson - De Luxe Navy Rolls
Mac Baren - Capstan Original Navy Cut
McClelland - No. 2035 Dark Navy Flake
Newminster - No. 400 Superior Navy Flake
Comoy's of London - Cask #4 Stand Fast Navy

これら辺りになりますが 
その定義はよくわかりません…
バージニアにペリクが入っていたり ラムが入っていたりと様々です
さらにバーレィが入っていたりラタキアが入っていたりとよくわかりません

太字のものは 喫ったことがありますが ペリクが入っていますがラムは入ってません
青字のものはバルクになります
赤字のものはおおむね ラムがはいっているようです


それを考えてみると 船乗りが好むのは パイレーツオブカリビアンの海賊ではありませんが
ラムなどのお酒が好みと考えられ そういった味わいを考えた時
近い味わいになるのが ペリクによる酸味とダークフルーツの味わいになるのかと考えました

そうしますと ラムを入れたりは当たり前で ペリクがその代替えとも考えられ
さらには フルーツのケーシングやトッピングなどもその定義の中に入ってくるのかと思われます
(単なる私的な考えになりますが)

あくまでメインはバージニアですから
バージニアの甘さと フルーツのような少し酸味の効いた甘酸っぱさのブレンドと考えるのが
私の考えになります。


そういったところまで定義を広げると
思い浮かぶのは
Scandinavian Tobacco Group (STG) - Erinmore Flake
こちらのブレンドになり 
こちらの方がより甘さも強く フルーティなのですが
よく似た感じのブレンドであると思いましたね


そういったことを踏まえて
葉組を見てゆくと 
Burley, Cavendish, Virginia となっており
Flavoring として
Floral Essences, Fruit / Citrus, Rum が当ブレンドになり 


Erinmore Flale の方は
Black Cavendish, Burley, Virginia で
Flavoring として
Floral Essences, Fruit / Citrus となっており

ラムが入ってないだけの違いになるようにも見えますが
そこは似ている作りというだけの話になります
ただ喫ってみて似ているとは思いましたね 酸味が違いますがね



角缶ですから ふたを開けると全く同じように

きれいなフレイクが出てくるのですが


ティンノートは独特で なんだかよくわかりませんが とってもフローラルで フルーティなニオイが
するのですが 
この私 ちょっと感じたのは 猫のションベンのようなにおいになります
汚いたとえで申し訳ないのですが…ちょっと鼻につくそんなニオイを感じましたね…(._.)


点火して喫えば まったくそんなニオイは感じませんが
独特のケーシングがしてあるようです
その辺が このブレンドの好みを分けるようです


感想


どうやってほぐしても 火付きは良いのですが
しっかりほぐしてやった方が 香りも甘さも出てよいと思いました


Erinmore と似ていると書きましたが あちらがアロマティックならば
こちらのブレンドは 完全なる VaBur ということになります
それもBurley が強めに出てくる感じになります
バージニアの甘さは穏やかで少し弱く感じるようです しかし バーレィのストロングな感じもなく
実に喫いやすいブレンドになっています

ラムは控えめなのでしょうが そのラムから来る酸味と少しフルーティな味わいを感じ
いうなれば 番茶のような あるいはマーマレードの入った紅茶のような味わいを感じるようです
ここがこのブレンドのポイントになります

バーレィの少しドライな味わいに乗って たっぷりとグラスとヘイの風味がやってきますが
甘さが控えめな分酸味も効いてますから 地味ではありながら
しっかりとタバコ感を感じる王道の旨いタバコかと思います


ただし 何度も書くように バージニアの甘さは弱いと思いますね
あまりバージニアは入っていないのかと思ってしまいます…

モラセスのケーシングもあると思いますがかすかな甘さで
砂糖を使っていない駄菓子のような味わいになるのかと思います
この辺の味わいは物足らなく感じる人もいそうです


こういった味わいは地味ではありますが いやな癖を感じませんから
とても喫いやすく飽きの来ない味わいかと思います
フローラルな香りもしますがあまりそれも強くはなく
シナモンのような少しスパイシーな甘さも感じるようですが
どちらも強くはありませんから
トータル的には いい感じの喫い味を下支えすることになりますね


このタバコ 第一印象はなんとも印象の薄いつまらないブレンドかと思ったのですが
良くほぐしてのち喫ううちに甘さ控えめながら
酸味もタバコ感も十分な 実に飽きの来ない常喫候補のブレンドかと思うようになりました

1番手ではありませんが アロマティックでもなく
結構癖になる 喫いやすいタバコでした

そういった感想になります
それでは また
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