最近、月に一度しか更新していないブログだが、今回は二度。
見せたい人形があったからだ。
小高い場所のレトロ感たっぷりの栃尾美術館での作品展が中盤となり、先日入れ替えをした。
入れ替えたのは良寛さんだけだが今回は二作品作り上げた。
最初の方は旅から帰った良寛さんに、無邪気に子供たちが抱き着いて、遊ぼうとねだっている光景
次の作品は、無邪気に子供たちと手まりをしながら、時間も忘れ無心に遊ぶ良寛さんと子供たち。
こんな言葉が残っている「子供とは真があり、仮は無し」と
いつも、展示会をやらせていただく場所にちなんだ作品をなるべく一つは作りたいと思っているが、今回は新潟にゆかりがある人、そして私は何と言っても、地位や欲、そして寺を持たない世捨て人のようなお坊さんに惹かれる。だるまもその一つ。
本や資料を見てみると、残されている良寛さんの顔はもっと研ぎ澄まされ、静寂が似合う人と言った感じであるが、どちらかと言うと最初の、「もさっ!」とした感じの良寛さんが自分は好きである。こんな風に自分の良寛像を作り上げられるのも人形だからこそかもしれない。
おかげさまで、栃尾美術館には沢山の方が来てくださっている
長岡の方々の市民性なのだろうか、いつも思うのは熱い人たちが多い。
きっと、以前の展示会を見て頂いたリピーターの方も来てくださっているに違いない。
ありがとう!
今回、良寛さんを通して思った
私ももっと,真ある子供と無心に遊べる大人になりたい。
「孫たちに「鬼!」って呼ばれてるしな。
お孫ちゃんも待ちくたびれたんじゃないですか?
もう一体の良寛さん、写真で見られて嬉しいな。
優しいお顔してますね。
先日は手毬をついているほうの良寛さんを見せていただいたので、冬になる前に旅帰りの良寛さんを見に行きたいと思います。
おばさん、とか ババア とか って言われないだけ ましかな?と 。
良寛さんと子ども達は、上の作品だけは、生で見られました。
私達が ジィジ、バァバ と呼ばれる日は 遠いです。
笑っちゃいました~。
まゆみさんが鬼ならば、私に孫が出来たら何になるのやら。
良寛さん、あったかくていいお顔してますね。
いつかこの良寛さんに会いたいです。
五合庵は行った事が有ります。
辞世の句「散る桜、残る桜も散る桜」は有名ですよね。
逸話なので、事の真偽はわかりませんが、病に倒れ死の直前、「死にとうない」と言ったという話は、高僧で有りながら、人間味を失わない良寛さんらしい話です。
良寛さんの人形の表情は心の奥が見えるような
優しさにあふれていますね
無心に子供たちと遊ぶ、良寛さんとっても良い雰囲気、にぎやかな子供たちの声が聞こえてきそうです。実物が見たいです。
台風は大きな被害の地区もあったようですが、飯山はいかがでしたか。
又次の台風が来るようです。
平穏な日々が幸せとつくづく思います。
早々にありがとうございます。
今、人形館には最初の良寛さんが来ていますが、大きいですよ!
見ごたえあると思いますし、この、モサ顔を見て頂きたいです。
今になると、旅帰りなので、傘を背負わせ、托鉢の鉢も少し小さすぎたかなとも思いますが。また、お立ち寄りください。
そうたのははさんへ
楽しいエピソードが聞けました。
子供たちに囲まれ、お父さん、お母さんしてるんですね!ほっとしました。
また、時間が出来たら、お越しください
峰猫さんへ
そうですね。甘やかすのは、大きい爺と婆なので、もっぱら怒り役になってます。
もう一つ大蔵大臣でもありますが・・・・
閑おじさんへ
正直、子供好きな坊さん・・・・・くらいしか、作る前は知らなかった。ある人が良寛さんの本を沢山貸して下さり、読めば読むほど、はまっていきました。しかしさすがですねおじさんは・・。
逸話の一つに、ぼろ衣を着た風来坊のような生活をしていた良寛さんが村人にいわれのない犯人にされ、埋められてしまったが、知り合いに助け出されるまで、村人がそう思ったのなら、仕方ない・・・・」と言い訳もしなかった。と言うのがあります。良寛さんらしいですね!
実はもう一作品作ろうと思ってます。良寛記念館に可愛い参考になるものがあったので、今回、作るきっかけになった本を沢山貸して下さった方へのお礼のつもりで。
さくらんぼさんへ
先日の台風は、久しぶりの恐怖でした。
家の裏のビニールの車庫はつぶされました。
まだまだ油断できませんね。
山形もいも煮の時期ですねぇ~
常念岳も雪景色になり、安曇野も霧でガスってさむーい日々となってきました。おかぜ召されませんように。皆様も。わたくし事ですが今年も洋装技能コンクールおかげさまで受賞しましてこれを口実に大手を振って、東京凱旋です。うれしい。そしてまた困難なドレス振袖から奮闘中 へへへ。
この度は、私の大好きな納豆菓子と、お手紙ありがとうございました。
返事を書けばいいのですが、とりあえず。コメントを頂いたのでこの場でお礼申し上げます。
近くであなたを見ているわけではないので、わかりませんが、逆境に負けない強さと、現状で自分を支えるものを、見つけて、前向きに生きられる人。私はそう思います
そんなあなたを、応援しています。
頑張れ!くり子{ファイト
その後、四国の金丸座・内子座などでもやります。
近くでは、文京シビックセンターでも有りますが、中津川の「かしも明治座」の初日に行って来ました。
11月3日午前11時開演です。
どうやったら、その時間迄に、そんな所まで行けるか?
5時15分に春日から大手町迄地下鉄で、東京駅6時台の「のぞみ」で名古屋へ行き、中央線の特急「しなの」で中津川へ9時前に到着。レンタカーで小一時間、加子母(かしも)まで・・・
ついでに木曽福島の同級生も誘って、3人で観劇してきました。
あんな人のいない様な貧しい村に、明治時代にどうやって、芝居小屋を建てたのか?
子供歌舞伎などが根付いて今も続いているのが、不思議です。
ぞくぞく近郷近在?からお爺ちゃんお婆ちゃん達が集まってきます。
何故か?手に座布団を持って・・・
そうです、席が床にゴザを敷いただけの桟敷席なのです。何枚かは小屋で用意した座布団が有ったので、それを借りました。
スタッフ全員50人程で、毎日移動して芝居をして回る「ドサ回り」です。劇場スタッフは現地のボランティアの人達で、市長さんはじめ、村ぐるみのイベントです。
演目は、「棒しばり」と「藤娘」それに歌舞伎教室みたいなお話ですが、何より、役者との距離が近い!(狭いので当たり前ですが)私達は前から4列目の花道の脇、丁度スッポン(せり上がり)の横でした。
観劇後、友達と別れて「付知峡」という川の水がエメラルドの渓谷の紅葉を見てから、恵那峡のホテルに泊まって、温泉を楽しみました。
さあ、明日から、年末に向けて、仕事だ!