25日、埼玉県 秩父市、矢尾百貨店での作品展に出向いた。
秩父・・・?どうやら、埼玉と言っても前回やった入間よりまだ山奥らしい。
どんな所なんだろう・・・・・
と半身半疑ではあったが、そこはすばらしい花咲く里。日本三大曳山祭、秩父夜まつりや、何より34箇所の札所巡り、観音の里でもあった。
今回は友の会の日というのがあり、優待デーがあったので、2日間のサイン会。
会場の設営が終わり、準備に入ったのは夕暮れ。慣れているとはいえ、8時過ぎまでかかった。
何百年も続く矢尾百貨店の先代は、近江商人として秩父に来て酒屋をやっていたと言う。
そこからデパートに広がり、原点である酒作りはたくさんの新種を生み出し、酒作りの森は観光名所の一つでもある。
仕事が終わり、百貨店の方々に夕食をご馳走になったが、さすが蔵元。こっそり手にしていたのは、秩父錦という日本酒の限定品。
「香り立つ旨さ・・・」とはこういう事を言うのだろうと実感。
日本酒がこんなに美味しいものとは・・・・・嬉しいご褒美であった。
その後お世話になった、築何百年という落ち着いた純和風の温泉旅館は、久々の心も体も十分過ぎるほど癒してくれた。
百貨店の友の会の日は、見るというより買うと言う日のようで、会場内は人足もまばら。
少しでもこの町を知りたい。見たい気持ちが急かす。
サイン会を終え、途中札所をお参りして、秩父神社を目指す。
総社でもあるこの建物の壁には、あちこちに巧みな腕を持つ職人がすばらしい木彫りの技術を見せ付けていた。その中でも私のお気に入りは見猿、聞か猿、言わ猿の3体の元気猿。何とも愛きょうがあってかわいい。そして龍や鳥など、カラフルに塗られた数々に目を見張る。
そこから数分。
秩父まつり会館に行った。
ここには祭で使われる豪華な山車が展示され、活気溢れる祭風景や歴史などを楽しませてくれた。
その後
早めに宿に着き歩いて是非行って見たかった札所4番 金昌寺。
宿で下駄を借り、からころと細い家並木を抜けてゆく。
あれ?
なんだこれ??
家の中から木が生えてる。
いや、ちがうな・・・
これは、木のある所に家を作っちゃった。
そう、よく解らないが、「自然にやさしい」家を横目に過ぎた。
あ!見えてきた。
これが、金昌寺の入口かぁ~
大きなわらじが、門にかかっている。
きっと、旅人に「お疲れさん」の意味もあるのだろうか。
中に入ると息をのんだ。
本殿を取り囲むように、坂道の脇に、裏山のあちらこちらに、階段のすみずみに一つと同じものがないお地蔵さんが1300体も並ぶ・・・・・。
遠い室町の頃から信者が願いを込めて奉納したというおじぞうさんは、日が沈む頃、一人で歩いていた私に話しかけてきそうで、足がすくんでしまう。
こんな神秘的な寺は初めてだった。
ある人が言っていた。
「札所を巡るという事は、自分が元気でこうしてお参りすることが出来るお礼」なのだと。
遍路姿の自分の夢を見そうです。
秩父・・・?どうやら、埼玉と言っても前回やった入間よりまだ山奥らしい。
どんな所なんだろう・・・・・
と半身半疑ではあったが、そこはすばらしい花咲く里。日本三大曳山祭、秩父夜まつりや、何より34箇所の札所巡り、観音の里でもあった。
今回は友の会の日というのがあり、優待デーがあったので、2日間のサイン会。
会場の設営が終わり、準備に入ったのは夕暮れ。慣れているとはいえ、8時過ぎまでかかった。
何百年も続く矢尾百貨店の先代は、近江商人として秩父に来て酒屋をやっていたと言う。
そこからデパートに広がり、原点である酒作りはたくさんの新種を生み出し、酒作りの森は観光名所の一つでもある。
仕事が終わり、百貨店の方々に夕食をご馳走になったが、さすが蔵元。こっそり手にしていたのは、秩父錦という日本酒の限定品。
「香り立つ旨さ・・・」とはこういう事を言うのだろうと実感。
日本酒がこんなに美味しいものとは・・・・・嬉しいご褒美であった。
その後お世話になった、築何百年という落ち着いた純和風の温泉旅館は、久々の心も体も十分過ぎるほど癒してくれた。
百貨店の友の会の日は、見るというより買うと言う日のようで、会場内は人足もまばら。
少しでもこの町を知りたい。見たい気持ちが急かす。
サイン会を終え、途中札所をお参りして、秩父神社を目指す。
総社でもあるこの建物の壁には、あちこちに巧みな腕を持つ職人がすばらしい木彫りの技術を見せ付けていた。その中でも私のお気に入りは見猿、聞か猿、言わ猿の3体の元気猿。何とも愛きょうがあってかわいい。そして龍や鳥など、カラフルに塗られた数々に目を見張る。
そこから数分。
秩父まつり会館に行った。
ここには祭で使われる豪華な山車が展示され、活気溢れる祭風景や歴史などを楽しませてくれた。
その後
早めに宿に着き歩いて是非行って見たかった札所4番 金昌寺。
宿で下駄を借り、からころと細い家並木を抜けてゆく。
あれ?
なんだこれ??
家の中から木が生えてる。
いや、ちがうな・・・
これは、木のある所に家を作っちゃった。
そう、よく解らないが、「自然にやさしい」家を横目に過ぎた。
あ!見えてきた。
これが、金昌寺の入口かぁ~
大きなわらじが、門にかかっている。
きっと、旅人に「お疲れさん」の意味もあるのだろうか。
中に入ると息をのんだ。
本殿を取り囲むように、坂道の脇に、裏山のあちらこちらに、階段のすみずみに一つと同じものがないお地蔵さんが1300体も並ぶ・・・・・。
遠い室町の頃から信者が願いを込めて奉納したというおじぞうさんは、日が沈む頃、一人で歩いていた私に話しかけてきそうで、足がすくんでしまう。
こんな神秘的な寺は初めてだった。
ある人が言っていた。
「札所を巡るという事は、自分が元気でこうしてお参りすることが出来るお礼」なのだと。
遍路姿の自分の夢を見そうです。