高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

これなぁ~に?

2007-07-26 07:56:54 | まゆみのつぶやき室
前にジャガイモの花・・・の中で『実が着く』と言う話が出た。

実は、この青いプチとまとの様な物が、ジャガイモの実なんです。
私も昨日畑に行って、こんな大きな実がコロコロあるのでびっくり
この実が種となって、畑に落ち、またジャガイモとなるようだが、ジャガイモの場合、連作・・・と言うのが出来ないのだそう。

同じ畑で毎年ジャガイモを植える事はできない。

なので、我が家も人から借りている畑などに、交互に植えかけて、やっと収穫できるというもの。
種が落ちて、ほっといても、また来年その畑から勝手になってくれる・・・という簡単な事ではないようだ。

なので、あの可憐なジャガイモの花を摘まないと、このトマトのような実がどんどん着いて、収集が着かなくなるようだ。

しかし、年寄りに聞くと、どうも「きたあかり」という品種だけだそう。
他の種類では、そんなにつかないのかな?

そんなところで、一つお約束のジャガイモの実・・・写真で収める事ができました。

もう一つのガーデニングの方は、どうも雨が多かったせいか、花に元気がないのです。
土も、湿ったままで、水はいらなそうだし・・・・もっとぱぁ~っと、このひまわりのように、咲いてくれないかな!

昨日、娘からのメールで、お米に虫が入って恐い!どうすればいいの?
と尋ねられました。
時々我が家も、暑くなると、小さな蛾のような羽根の生えた虫が付くのですが、少なければ、きれいに水洗いして食べているのですが、何か虫が付かないいい方法があったら、教えて欲しいな!

障害と言うもの

2007-07-23 22:47:27 | まゆみのつぶやき室
本日、NBSスペシャルと言う番組で、一人の男性が紹介されていた。我が家から車で30分程の、豊野町の男性であった。

和田光雄さん(67歳)ALS筋萎縮性側索硬化症という病を持つ男性だ。
手足の自由が利かなくなり、次第に話す事や食べる事、呼吸することも困難になる進行性の難病だ。

しかしながら、驚いたのは、唯一動くこめかみで文字を拾い、パソコンで会話し、また、俳句や文章も書いている。
呼吸器をつけたことで、声もでない・・・勿論、笑う事さえ・・・できない。

最近、私のこのブログにも、ぶくさんという庄内平野に住む(若き?)男性もベットの上から、パソコンを打って、元気良く{おはよ~!}とコメントをくれるようになった。

20歳になる(こっちは本当に若者)未来君も、体の不自由はあれど、俳句会のアイドルだ。

障害の重さは人それぞれだが、今まで、自分が構えていたのか、障害を持つ人が構えていたのか・・・・・なぁ~んてこと無いじゃないと思う。

こうして、前向きに、健常者以上に心豊かで、人生の質を高めようとしている人がこんなにも居る。こうなって欲しい。

しかしながら、環境とか意欲とか、経済的なこと・・・とか皆がみんなパソコンを使えるわけでは無いと思う。

家族の支えが必要だ。

今日の番組を見ていて、俳句のいくつかに奥様に対する感謝の気持ちをつづる言葉はあれど、「ありがとう」の言葉は無かった。

きっと、お互いに本当の(ありがとう)をいえる日を二人たどっているのではないだろうかと思いました。

地震

2007-07-19 08:12:52 | まゆみのつぶやき室
17日、新潟県柏崎、刈羽原発を狙ってきたような、大きな地震災害に見まわれた。
新潟県と隣り合わせになる、長野県北部・・・・飯山市は私が暮らす土地でもあるが、突然、グラグラ・・・としたかと思ったら、今度は柱がきしむ大きな揺れがおきた。
仕事部屋で、創作をしている所だった。

本棚から、あぶれて上に乗せていた、本等が落ちる。
3体ほど出来上がっていた、人形が机から転び落ちた。
ただ、突然の大きな揺れに手も足も出ず、机にしがみつくのみ。
机に、もぐる事さえままならなかった。

震度5強・・・・・初めて味わった大きな地震であった。
しかしながら、幸い我が家は食器棚の食器が数枚割れたのと、上に積み上げていた物が落ちてきた程度ですんだ。
きのこ栽培農家が多いこの地区は、栽培中のきのこ瓶が倒れ、生産をストップする所もあったり、高速道路、JRなども、一時的にストップした。街では、一部下水道が破裂する被害もあったが、長引く物ではなく、安堵した。

ご心配をしていただき、心よりお礼を申し上げます。

しかしながら、震源元である、新潟県中越沖の方々は今もって、心休まる事も、不自由な生活も、亡くなられた方を弔う事すら容易でない。

余震も続いているようなので、くれぐれも、これ以上の被害が無い様、祈るばかりである。

17日、18日は取材で山口に出かけていた。

ニュースでは聞いていたが、それでもこんな時だから、家族の顔を見て一安心であった。


がまの穂綿

2007-07-13 23:15:17 | まゆみのつぶやき室
家の近くにこのがまの穂綿がなっている。

どういう訳か、私はこのがまの穂綿が好きで、見つけると必ず取ってくる。


そう言えば、こんな唄があったっけ・・・・

大きな袋を 肩にかけ
大黒様が 来かかると
ここに因幡の  白うさぎ

大黒様は  あわれがり
きれいな水に 身を洗い
がまの穂綿に  くるまれと
よくよく教えて  やりました

大黒様の  言うとおり
きれいな水に  身を洗い
がまの穂綿に  くるまれば
うさぎはもとの  白うさぎ


今回、どんなお話だったか、もう一度確かめたくて、ネットで調べてみた。


ウサギは

『私は隠岐の島に住んでいましたが、対岸に渡りたいと思い、海にいるワニ鮫をだまして、どちらの種族が多いか数調べをしたいので、対岸まで仲間を連れてきて行列させて欲しいと提案しました。それを受けてワニ鮫は仲間をつれてきました。
そこで鮫の背中を数えながら走りぬけて行き、ちょうど陸地にたどり着く寸前に「お前達は私にだまされたのですよ」と言った所、それを聴いた鮫は怒り、私をとらえて体の皮を全部剥ぎ取ってしまったのです。
その折に兄神たちは海水を浴びたが良いと教えてくれました。その通りにしたら、こんな有様になってしまいました』
と泣きながら返事をした。

それを聞いた大国主{大黒さま}は「早く河口へ行って清水で体を洗い清め、河口付近に生えているガマの穂綿をまき散らして、その上を転びまわるが良いでしょう』と指示した。
その教えのとおりにすると、体が元通りになったという。
このウサギが因幡のウサギと呼ばれ、今はウサギ神と一言われていると『古事記』では伝えている。

なぁ~んとなく、うら覚えであったが、今はインターネットですぐ調べられる。

なるほどねぇ~!

しかし、ガマの穂綿って、秋になる物だと思っていた。

台風4号が、近ずいているので、飛ばされちゃうかナァ~




テレビ取材

2007-07-09 22:44:40 | まゆみのつぶやき室
2000年、NBS月曜スペシャルという地元放送の一時間番組に出た事がある。

一時間ともなると、いろんな場面を撮るので、それは大変だった。
その年は、秋に東京でやる個展も決まっていて、終わってみれば、宣伝になったり、また作品作りを振り返る、歩みという証にもなった。

そして2007年今年10月に、二度目の長野での作品展が決まっている所に、タイミング良く、信越放送{SBC}の一時間番組の依頼が来た。

生意気だが、こんな年でもなければ、引き受けなかったと思う。
横着者だから・・・・

しかし、やはり地元開催の事もあり、一人でも多く、人形を見に来てもらいたいし、7年前とどう変化しているかの確認もしてみたい。
そんな気持ちでテレビ出演の取材をしている。

放映は8月お盆頃・・・・と言う事で、時間が無い。

早速、SBCのデェレクターは素材集めに入る。
まず、作り方を見せる為一体作品を作り始めた。

何度かの取材の中で仕上げてゆく。
作り手の日常も不可欠と言うデェレクター。

初日裏の畑から、野菜をもいで、料理する私。百姓姿で農作業する年寄り達。
家族が集まった所で、にこやかに食事をする光景。その日は信濃の国ダンスの練習日であった為、そんな場面まで撮っていただいた。

家族達も二度目ともなると、落ち着いたものである。
娘も帰ってきて、ちゃっかりフイルムに収まった。

9日の今日も高崎での人形展風景の撮影の為、私もまた出向いて立ち会った。

あまり、ここでばらしてしまうと叱られそうなので、後は、地元の人はお楽しみに・・・と言った所だろうか。

こんなお話も、あるうちが花・・・・かもしれないね!

どんな風にまとまるのか・・・・デェレクターの腕しだい・・・・と責任逃避しよっと!

高崎から伊香保

2007-07-01 23:02:29 | まゆみのつぶやき室
今回の高崎は長野新幹線でほぼ一時間。

移動時間が短くて早く着いた。
高崎市役所に隣接する、シティギャラリーは、りっぱな美術館並み。
それもさることながら、市役所の何と高いビルなのか。21階まで上がるとそこは大パノラマ。高崎の町並みが一望できた。

何とかは高い所が好き・・・・というが、離れがたい気持ちを抑え、展示会の準備に着く。

今回はとても広々としているので、ゆったりと展示する事が出来た。駅からもそう遠い距離ではないので、初めての人も再びの人にも会いに来てもらいたい気持ちであります。

そんな高崎会場を後にし、今回は迎えに来てくれるという主人と伊香保で一泊しようと言う事になった。

群馬は温泉、美術館、寺など見所も豊富だ。

そんな話をした所で、小物作り名人の(暇なおじさん)からのメール。

伊香保に行くなら、水沢観音、まいたけ天ぷら付きのうどんがお勧め・・・と。

それは伊香保温泉街のすぐ手前にあった。

その日は、キャンペーン中の格安温泉に予約したが、いざ温泉に着くと、泊まってみたい温泉ばかり。しかし、値段の割りに、細やかな心配りのある温泉旅館はそれなりに満足だった。温泉好きな私は夜2回、朝一回広々とした湯に一人貸しきり状態でつかった。

翌日はまず、水沢観音でお参り。

本堂、六角道、釈迦堂などさまざまな観音さまの前で、家族の無事を祈った。

その後『地球屋』という和物のお店に行った。
すごい!
何と、商品量の多いことか。所狭しと並んだ、骨董品、和小物やら、着物、食器、なんでも有だが、一番驚いたのは、ギネス物の天井から下げられたさげもん。カラフルで一つ一つの縁起小物がとても愛らしかった。

その次におもちゃ博物館に寄る。

メルヘンチックな建物には、懐かしいおもちゃにブロマイド、お菓子に家具。二階にはクラシックカーがずらり。
RX7をいやに懐かしく見入っている旦那がいた。

それを、また前に進むと、懐かしの昭和の時代が設営されていた。
手回しの脱水機付き洗濯機、カチャカチャとチャンネルを回すテレビには鉄腕アトムが映し出されていた。見ごたえが有り、とても満足だった。


そこを離れ、お勧めのうどん屋さんで、早い昼食。
水沢うどん・・・・というくらいだから、水が綺麗な所なのだろう。
うどんにしては細めの麺で、歯ごたえ、口当たりとても美味でした。


その後、もう一つ行ったのは、最近リニューアルされた、富弘美術館。
設計を一般公募して、採用されたと言うその美術館は、大胆な設計だった。
いくつかの小部屋は全部円形。円形の部屋が中央ロビーを包む感じだ。
しかし、この円形とは、スムーズに人を移動させ、何とやさしい空間なのだろうと感じた。角が無い分、作品もすっきり見える。
8年程前に行った事があったが、作品も増え、富弘さんの媚びの無い言葉のビデオに見入ってしまった。

そんなこんなで、刺激をいっぱいもらった二日間でした。