そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

京都よりみち 東福寺〜 2020.01

2020-03-05 | 旅行

京都でよりみち@東福寺。

紅葉ではないんですが、大阪から東京への帰り道、ちょっとよりみち、となった時、混雑を避けてサクッといけそうな東福寺。参拝客も観光客も少なくて良いよりみちとなりました。

紅葉以外で来たのは初めて。東福寺といえば紅葉🍁というイメージですが、京都五山の一つでもある禅寺です。歴史は13世紀半ばにさかのぼりますが、1881年までをとっても消失、再建、消失、再建を繰り返しています。京都五山だった時に比べて規模が縮小したものの、今での25の塔頭持院からなる大きなお寺さん。

こちらは方丈でみられるお庭のひとつ、北斗七星の東庭。お庭が小宇宙なんてすごい。


全国通訳案内士の仕事は、シーズンともなればほぼ家にはおりません。パートナー氏も然り、プロジェクトは世界に散らばりますので、プロジェクトの場所や進捗によって世界の各地を飛び回っています。というわけで、たまたまタイミングが合えば、短期間でも小旅行をするようにしています。
臥雲橋を渡って行きまする。


臥雲橋の向こうに通天橋。想像してみてください、ここが、秋には真っ赤になるのですねー🍁🍁

1347年再建。14世紀。修行の場ですね。現存する最古の禅堂。重要文化財。

こちらも現存する日本最古の山門、1425年。堂々と、国宝なり。

梅の季節でありました。

重文の浴室の隣にあるのは、東福寺の鎮守社、五社成就宮。

石清水八幡、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社を祀っているのだそうです。

なんと、途中にあるのは、1343年建立の十三重石塔。700年近く前の!?こちらは天狗をお祭りしています。その脇の祠は鞍馬の天狗にまつわるもの👺。

階段を下りながら国宝の山門にうっとり。

ちなみにこちらが重文の浴室。もちろん当時はサウナ形式。


さて、本日のお目当てはこの方丈。鎌倉期のお庭の現代風アレンジ、重森三玲作庭の八相の庭が見どころ。
南庭から。
手前の山は五山を模しているそうです。



さつきの時期にはさぞかし美しいだろうな、西庭。

石と苔との幾何学模様の北庭。

うちのベランダにもこういうのやりたい!(むり)

これが有名な通天橋。紅葉の時にはこんなん、すげー。

今は冬。

通天橋の向こうには常楽庵開山堂。こちらも重文。お庭がまたステキ。2階建ての部分は、伝衣閣といい、金閣、銀閣などと並ぶ、京の五閣のひとつなんですね〜。

三聖寺愛染堂。1934年室戸台風のあとこの場に移されたそうですが、南北朝時代の八角円堂。愛染明王をお祀りしています。

京都駅のロッカーに荷物を放り込み、JRで一駅。充実のよりみちでした。帰りは東福寺駅近くの定食屋さんで普通に定食のランチ。
 
そして、京都から新幹線に飛び乗り東京へ。仕事の合間にちょっとした癒し。明日からまた頑張れそうです。
写真が趣味のパートナー氏もいい写真がたくさん撮れたようです!
 
ところで、新幹線のデザート類って充実してません?
以前のアソートクッキーの方が好きでしたが、このラズベリー入りチョコのフィナンシェもなかなかどうして。

おしまい
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月 ご視察ツアー 箱根へGO

2020-03-05 | 旅行

2月末から新型コロナウィルスが原因で仕事のキャンセルがばたばたと入りました。

夏と冬はほぼアメリカからのお客さん。いつ突然「日本に旅行したら2週間隔離!」という大統領発令があるかも知れず、仕方ありませんね。こんな時は下支えの何もないフリーランスはこわいです。フリーランスの通訳案内士にとって春は稼ぎ時なだけに今後の行方が心配です。
 
そんな中、旅行会社さんの箱根視察ツアーのお仕事をさせていただきました!
こんな時期に、しかも、大事なお仕事をさせていただき、大感謝です

ご希望の場所をいただき、早速行程づくり。台風15号、19号と大型の台風が日本をおそった2019年。その影響もあり箱根は今も、公共交通機関が乏しいままです。その代わり、代行バスが結構走り、一応以前同様移動が出来るようになっています。でも、バス停には時刻表がなく、ネットで調べないといけません。

まずは小田原から、ご希望の彫刻の森美術館へ行きました。
この、新型コロナウィルスの騒動で、ばたばたと閉める美術館が多い中、箱根彫刻の森美術館はオープンしています!
ほぼ屋外ですしね、鑑賞中は口開きませんし。
基本の、手洗い、うがい、アルコール消毒しっかり。咳くしゃみは遠慮の上厳重にマスク
…といった備えがあれば、美術館、博物館は、クローズするほど神経質にならなくていい気が。。。。

この春少し変わっていて、室内の彫刻展示がなくなって、子どもの遊び場兼休憩室になっていました。
出来たばかりで木の匂いが良い感じ。シンプルで好感持てます。

早咲き桜🌸がたくさん咲いています。
さて、そこからは、歩いて強羅まで。。。と思いつつ、ちょっとバス停から早歩きすれば、強羅までの代行バスに乗れそうだ、と、バス停へ。バス乗ってる時間は数分ですがね。
しかし、バス停へは数分遅れて到着。
しばらく箱根で公共機関を利用していなかったソリマチ、箱根のバスは遅れがちだということをすっかり忘れ、自分たちも数分遅れて到着したけどそういえばバスを全然見ていないのは変?とちょっと不安になってバス停を離れた隙に、まさかの、乗りそこなってしまったーーー

<本日の教訓>
箱根のバスは、時間に来なくても、あなたがバス停を間違えたのではなく、バスが遅れているのです。自分を信じて、じっとバスを待ちましょう。。。。

やっぱり、歩いて、強羅へ。
彫刻の森から強羅はほんの15分です!

強羅に着くと、早雲山までの代行バスが待っていました。早雲山までは15分ほど、箱根ケーブルカーの停車駅をぐるぐる回ってバスは上っていきます。
代行バスは満席になりましたが、ほぼ外国人の旅行者の方ばかり。
欧米の方々、そしてアジア、中国の方々。
そういえば彫刻の森美術館にも結構外国人旅行者が。
数は通常よりずっと少ないですが、旅行されている方々は意外といるのですね。なんだかホッとしました。

早雲山に着くと、沢山の工事作業員の方々がいて、何やら大規模工事が!駅舎の隣もこんな感じ。早雲山駅は古い感じなので、お土産屋さんやレストランが出来るのでしょうか。

ロープウェイで大涌谷へ上がったところでもう1330、ランチです。箱根といえばとろろ蕎麦。ねっとりした自然薯蕎麦が有名です。大涌谷のは自然薯?ではないと思いますが、温泉卵付き!

レストランでいただいた缶ドロップ。先着順でいただけるそうです。わーい。
その日の大涌谷は、風が強くて寒く、あまり外にはいられませんでした。標高1000mの大涌谷は、気候が変わるので要注意です。
そして、大涌谷といえば、おきまりの。。。

黒たまごです!
さて、大涌谷にも外国からの観光客!こんな時期にも日本を旅してくださり、皆様に心の中で大感謝。
そうして旅は続き、ロープウェイ、海賊船と乗り継いで、箱根町に着いたところで横なぐりの雨が降り出しました。残念!
天気予報では「一日雨」だったので、仕方ありません。箱根関所や寄木細工、恩賜公園の散策は諦め、そのまま元箱根へ。
元箱根からは箱根神社がありますが、横なぐりの雨には勝てず、芦ノ湖沿いを少しだけ散策し、バスで箱根湯本へ移動します。

箱根湯本のホームには、台風で線路が部分的に流されて運転を見合わせ中の箱根登山電車の一台が乗客の臨時の待合室として使われていました。車両を見ることが出来てなんか嬉しい、けれどさびしいですね。
今のところ、運転再開は2020年秋とのこと。。。良かった!!

さて、途中からの雨が残念でしたが、穏やかにご視察ツアーは小田原で終了

一人になって、新幹線の時間待ちのためおみやげ屋さんに入ったソリマチは、迷わず鈴廣の蒲鉾と箱根山をゲット。

数年前に仕事で井上酒蔵さんにお世話になりました。小田原の居酒屋でもおすすめされた、箱根山、ぎんから。
吟醸辛口、その名のとおり、スッキリです🍶
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする