この帽子、日本語ではカンカン帽、英語ではボーター(BOATER)とよばれています。その名の通りもとは水兵とかボートをこぐ人の帽子だったそうです。19世紀末には学生たちに好まれ、女性でもスポーツをする時に被られるようになりました。麦わらでできていてクラウンが筒型で平なのが特徴。固くプレスされていてさらにニスなどが塗られているので水気に強くなっています。指ではじくと固いのでカンカン音がするのでカンカン帽。(ほんとの話)
明治時代の日本女性には考えられなかった楽しそうな事を欧米の女性はすでにやっていたようですね。
(左)ボーターハットの強度を増したりつやを出すために塗る"COLORITE"(右)時代とともにクラウンが大きくなっていくけれどこの頃はまだクラウンが小さかった。
明治時代の日本女性には考えられなかった楽しそうな事を欧米の女性はすでにやっていたようですね。
(左)ボーターハットの強度を増したりつやを出すために塗る"COLORITE"(右)時代とともにクラウンが大きくなっていくけれどこの頃はまだクラウンが小さかった。