今日はチョークアートでなくてチョークウェアのお話よ。白くて割れやすいあのチョーク。そんな素材で作られたちっちゃな物たちのお話。
美術の時間にデッサン用に白いビーナス像とか見た事はあるでしょう。要するに石膏のようなものを型に流し込んで作った物で、日本では漆喰人形というものが近いものかもしれない。アメリカでは19世紀頃から作られていけれど、このキューピーさんみたいに仕上がりはとても素朴。初期のものはシリアスなモチーフが多かったけれど、1930年代頃からはカーニバルの景品用に形も単純に、子供によろこばれそうなものが大量に作られたみたい。
私がアメリカに住みはじめた1980年代にはまだ色の塗られていない状態のチョークウェアに自分で色を塗って仕上げるというようなクラフトの教室があちこちにあったものです。この写真は上のキューピーさんの底の部分。「1925年6月25日サンフランシスコから」と書いてあるので当時もそんなワークショップのようなものがあったのでしょう。
これは小さなランプ。陶器と違ってもろいので襟の先などがぼろぼろになってしまっている。チョークウェアはいまでもデパートでも売られているけれど「味」からいったら断然こっちでしょ?。
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