アメリカでは映画産業、ジャズなどでは充実した30年代でしたがまだ経済の恐慌を引きずっていたり世界を巻き込んだ戦争への道へと進んで行くなど世相は明るいとは言えない時代だったようです。家庭の経済の為に帽子も新しいのを買うのではなくてトリミングだけ自分で取り替えたりパターンを買って自分で作る事が一般的でした。特に30年代後半の帽子は小ぶりでシンプルなデザインが多いようです。
(左)グレタガルボの様なハリウッドのスターは流行の発信源。小さい帽子をぐっと斜めに被るのが流行だった。(右)フェルトの小さいベレー。華やかさはない実用品。トリミングはグログランリボンを折り畳んで作ってある。
30年代で忘れてはならないのがスキャパレリ。左の帽子の箱の色のショッキングピンクはスキャパレリがファッション界に紹介した色だといわれています。現代では当たり前の色でも当時はセンセーショナルだったのだ。右の写真はあの画家のダリとのコラボレーションによるシュールな帽子いろいろ。特に有名なのがハイヒールを逆さにしたような帽子でした。
(左)グレタガルボの様なハリウッドのスターは流行の発信源。小さい帽子をぐっと斜めに被るのが流行だった。(右)フェルトの小さいベレー。華やかさはない実用品。トリミングはグログランリボンを折り畳んで作ってある。
30年代で忘れてはならないのがスキャパレリ。左の帽子の箱の色のショッキングピンクはスキャパレリがファッション界に紹介した色だといわれています。現代では当たり前の色でも当時はセンセーショナルだったのだ。右の写真はあの画家のダリとのコラボレーションによるシュールな帽子いろいろ。特に有名なのがハイヒールを逆さにしたような帽子でした。