
帽子のデザインの変化はつまるところはその大きさ、プロポーションとトリミングの組み合わせの変化と言えるらしい。トリミングは帽子の飾りのことです。今までのVol.1からVol.17まででも羽根、造花、リボン、ラインストーン、ビーズ、チュール、ポンポン、レース、メタルやセルロイドで作られたピンブローチと出てきましたね。最近の帽子のトリミングはどうでしょうか?


(左)きれいなグリーンのラインストーンを大きなリボンに添えて。1950年代はまたベールを付けるのが復活した時代でもあった。この写真もよくみると前の方にグリーンのベールが少し見える。(右)全面ガラスでできた木の実と造花の葉とベルベットのリボンでカバーされた帽子です。


(左)上右の帽子の内側。まるでザルみたいです。ワイヤーでできたサポターが両サイドに付いているので頭にフィットするのです。(右)50年代は私たちにおなじみのパイレックス、ファイヤーキングがキッチンでは大人気でした。そしてお出かけには帽子と手袋が必需品。たとえば100%の人が帽子を被っていたら個性を出すにはトリミングで変化をつけるというのも大事なこと。今の時代は日よけ帽は別として帽子を被るという行為そのものが個性の表現ならばトリミングにこだわる事もないのでしょう。でも帽子は本来服よりも豊かさとかユーモアとかイマジネーションを表す事が出来るものなのだからこれからもっといろいろな顔を持った帽子がでてくると良いですね。
1960年代もまだまだおもしろい帽子が出て来た時代です。次をおたのしみにね。


(左)きれいなグリーンのラインストーンを大きなリボンに添えて。1950年代はまたベールを付けるのが復活した時代でもあった。この写真もよくみると前の方にグリーンのベールが少し見える。(右)全面ガラスでできた木の実と造花の葉とベルベットのリボンでカバーされた帽子です。


(左)上右の帽子の内側。まるでザルみたいです。ワイヤーでできたサポターが両サイドに付いているので頭にフィットするのです。(右)50年代は私たちにおなじみのパイレックス、ファイヤーキングがキッチンでは大人気でした。そしてお出かけには帽子と手袋が必需品。たとえば100%の人が帽子を被っていたら個性を出すにはトリミングで変化をつけるというのも大事なこと。今の時代は日よけ帽は別として帽子を被るという行為そのものが個性の表現ならばトリミングにこだわる事もないのでしょう。でも帽子は本来服よりも豊かさとかユーモアとかイマジネーションを表す事が出来るものなのだからこれからもっといろいろな顔を持った帽子がでてくると良いですね。
1960年代もまだまだおもしろい帽子が出て来た時代です。次をおたのしみにね。