先週のヴェラ・ニューマンとラッセル・ライトに引き続き日本人には知名度ゼロだけどアメリカでは大勢のコレクターがいるという物からWATTのAMERICAN RED BUDのシリーズのものを幾つか選んでみました。このAMERICAN RED BUDを単にチェリーと呼ぶ人がいるので昨日アメリカンチェリーを食べながら「そういえばワットのチェリーというの、どっかにあったナ・・」というので私も久々のご対面なのです。
(左)アメリカ人もよくお豆を食べるようです。これはビーンポットとビーンカップです。ビーンポットは残念ながらフタを無くしてしまいました。(右)ぽってりした丸みがうれしいピッチャーです。どれも1950年代のものです。
冬の間は枯れていたラベンダーもいつの間にかかわいらしい花を付ける良い気候になりましたね。フレンチブルは暑さ寒さに弱いので今は絶頂期。ネームバッジを付けてもらっていつもとは大違いのキリリとしたまなこを見よ。今日はばっちり6時まで勤務続行。
帽子というより今回はキャップです。フランス語でキャスケット。
前方に小さなひさしの付いたキャップは18世紀になってやっと軍帽として歴史に登場します。軍隊のユニフォーム、労働用またはスポーツ用にと進化。欧米において女性にも被られるようになったのは第二次世界大戦中に女性も軍に従事したり男性の代わりに工場で働くようになってからのようです。もちろん今はファッションとしていろいろなデザインのバリエーションが売られていますよね。
1940年代の使い古しのカーテン生地とムギワラ帽子のかけらでドレープをとったちょっとだけターバンのイメージのフェミニンな雰囲気のキャップにしようと思います。
右側は深紅のバラが華やか。
see you next week!
戦後アメリカのヴェラ・ニューマンとラッセル・ライトという二人のすばらしいデザイナーによる商品を選んでみました。
ラッセルライトによる食器のシリーズからサンゴ色のクリーマーはいかにも1950年代らしいデザイン。
てんとう虫がトレードマークのヴェラによるランチョンマットとナプキンのセット。ガーデンサラダという名前の付いているシリーズで1960年代のものです。
パイレックス/ファイヤーキングを代表とするアメリカの50年ー60年代の日用品はやっぱり私たちを元気にしてくれるパワーがあったと思うのは私だけではないはず。