超低歪探求2011年は無歪に手が届いた年

2012-01-01 11:13:00 | インポート
かねて自流の尺度としては超低歪は-120dB以下で無歪と言えるのは-150dB
以下と自分で目標を定めチャレンジしています
2011年ははからずも状態変数型とザルツア型を2台作りました(ザルツアは進行中)
前者では20Hzと1KHzの低域で無歪領域に到達することが出来ましたが20KHzでは
今のところ叶っていません
発振器の歪を発生させるフアクターは主増幅器。AGC。発振素子のコンデンサーの3点
です。よく出てくる低歪のOSC解説では①が状態変数型でザルツア型は2番目と必ず
書いてありますが私の経験ではこれらはコンデンサーから発生する歪を考慮しないで
低域に限った場合です。状態変数型の発振コンデンサーには2個とも出力電圧相当が
加わり品種によってはフイルムコンやスチコンでも極性(向き)を選ぶがザルツア型は
発振コンデンサーには1/5~1/10しかかかりません。  現在調整段階に入っている
OSC 2011モデル(ザルツア型)はこの調子で行けば100KHzで状態変数型の前作
の20KHzの歪に迫る気がしている。因みにこのザルツア型2011モデルも20KHzの
レンジを設けているので定説をひっくり返したいと密かに思っている

振り返って数えると形をなすところまで完成させた初期の0.001%程度の発振器から
9台目が2011ザルツアモデルで現在も残って活躍中は4台(2011除く)で多分これが
最後です..。     他に低歪率メーカー品とシンセサイザーなどがあります
 2011年も minorでネクラなブログにアクセスしていただき感謝します

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