茨城県笠間市に小さな酒蔵「磯蔵酒造」があります。この酒造は、JR駅のそばにあるので、蔵見学とか、試飲とかできないかな?と調べていて、この蔵で一年に一度「ちょっ蔵新酒を祝う会」というイベントがあることを知り、今回初めて行ってきました。磯蔵酒造さんのブログでのお知らせに従い、あらかじめ入蔵券(当日の入場券)前売り2500円を購入して、当日を待ちました。当日は、12時開蔵(開場)ということで、JR稲田駅に11時28分に到着する電車で向かいました。乗り換えの友部駅から3駅目の稲田駅に降り立ったのは初めてのことでした。ローカル線から続々と人が降り、続々と駅からも見える蔵に向かって歩きます。人の波に乗り、蔵の前に到着。「現在、500人くらいの方が並んでいます、最後尾は向こうです」と案内に従い、最後尾を目指して歩き、やっと最後尾に到着。ここから20分くらい待つと、12時に。ゆるゆると列が動き出し、やっと蔵の入り口にたどり着いたのは、12時20分頃。入口で、記念ラベルのついたお酒とおちょこを受け取りました。すでに、500人の方々が場所取りをし、桝酒購入列に並んでいます。まず、酒蔵見学の予約をしました。20人ごとの酒蔵見学ツアー、今日は4回だけなので、無理だろうと思っていましたが、運よく14時半発の分が予約できました。そして、次に桝酒購入の最後尾に並んでいると、ちょうど舞台では、最初の乾杯!イベントが始まり、JR稲田駅長(臨時一日駅長、ただし本物のJRの人)による乾杯。お酒はまだ手にしてなかったけど、ちょうどイベントを真ん中で見られて、ラッキー。桝酒一杯を購入し、初「稲里」を飲みつつ、人でごった返す狭い敷地内をウロウロ。とりあえず、寄席が聴けるという「はなれ」へ。13時から寄席が始まる予定が、師匠が渋滞に巻き込まれて到着していないということでしたが、涼しいはなれで、桝酒を飲みながら、開始を待つことができました(とりあえず、座ることができてうれしかったです)。20分遅れで寄席が始まり、前座さん、立川談四楼師匠のお話を聞きました。14時半から、待望の酒蔵見学。杜氏さんが、自分の気持ちを織り交ぜながら、酒造工程に従って、詳しく説明してくださいました。ひんやりとして、小さなあかりがともる、醗酵タンクの並ぶ蔵は風情満点。本当に、小さな蔵なのだなあと実感。小さな蔵の斬新なイベントと取り組み、本当に感心しました。麹室に入ったときには、ほんのり甘い麹の香りがしました。蔵を見学出来て、本当に満足。もう一杯、お代りの桝酒を飲みながら、中央イベントステージでの催し物を少し見て、16時頃のJRで帰路につきました。小さな蔵で行われた、2000人の飲み会、すごいイベントでした。
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