今年は、元号が変わり、天皇陛下がご即位された年。ご即位の儀式も終了したということだが、先日のパレードに続き、ご即位のときだけに見ることができるものをしっかり見ておこうと、皇居へでかけた。一般公開の最終週末だったので、かなり混雑するであろうと予想し、寒い雨が降る中だったが、9時開始の一時間前の8時に二重橋前駅に到着した。皇居前の入場列に並び始めて間もなく、手荷物検査が開始された。手荷物検査後も、列を作りながら、順次場内を移動して行ったので、ずーっと待っているという感じではなく、一時間かけて皇居内を移動していた感じだ。坂下門から皇居内に入ると、まずは宮殿の玄関を遠目に眺め、ここからパレードにご出発されたのねぇ、と感慨にふけりながら大嘗宮へ向かった。乾通りの一般公開も行われている最中だったので、多くの人は、乾通りから大嘗宮へというルートに流れていたが、時間もなかったので、まっすぐ大嘗宮へのルートをとった。そのおかげで、かなり空いている状況の中、見学することができた。神社の境内に入ったような気持ちになる建物を立ち止まらずに見学。本当に空いていたのだが、一応、あまり立ち止まらずに、常に歩きながら見るように促された。それでも、かなりたくさん写真を撮ることができるほどすいていた。正面の見学を終え、横や裏側から見る建物も、厳かな感じがした。皇居内は紅葉も美しく、おそらく乾通りの紅葉も素晴らしいのだろうと思いつつ(一度、大嘗宮ダイレクトルートを選択すると、乾通りへは入れない)、平川門方面へ向かい、大手町駅へと向かった。
大嘗宮
大嘗宮