どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2666

2020-04-25 19:02:51 | 時間の無駄
目下、人体実験に勤しんでいる。実験台は無論、私自身である。本当にチャオチンツァイは万能なのか。漢字で書くと「炒青菜」である。要するに「どんな葉物野菜でもゴマ油とニンニクで炒めたら美味しい」仮説を、口臭を気にせずに済むこの機会に確かめようと云う壮大な実験である。今までに炒めた野菜で「これは無理」と云う仕上がりになったものは見つかっていない。どちらかと言えば、見つかる予感がしない。私の食に対するストライクゾーンが広めなのに加え、どの食材であっても本来の風味を塩と油が包んで、似た様な味になるからである。そこにニンニクが加われば、美味しくならない方がどうかしている。そろそろ食べ飽き始めている所でもあるし、栄養価ベースで見ればフライドポテト並みにバランスが突き抜けているので、実験は両日中に中断する予定である。ただ、包丁と中華鍋さえあれば何処へでも飛び出していける気分になるのは、大きな発見なのである。

どうでもいい四百字 2665

2020-04-24 20:58:57 | 時間の無駄
色々と延期しがちな昨今である。GWが明けても収束の目途が立つとは思えないので、5月中はズルズル生殺し状態が継続すると見ている。それで困るのが学校だろう。この儘休校が長引けば、夏休みを潰しても時間が足りなくなるのは明白である。会社であれば一部の人にシワ寄せして奮闘してもらえれば何とかなる場合もある(ご愁傷様ではある)が、教育はそう云う訳にはいくまい。建前上、全ての学童は平等に扱われなければならない。そこで提案なのだが、全ての学生を「留年」扱いにしてはどうか。仮に夏頃に流行が収まる気配が見えたとしても、そこから遅れを取り戻すのは難しいだろう。だったら思い切って丸々1年無かった事にしてしまった方が、色々とキリが良い様に思える。お受験ビジネスや新卒一括採用が壊滅する等、各方面に甚大な影響が及ぶのは分かってはいるが、普通教育制度普及後に初めて遭遇する緊急事態である。関係者各位に英断を促したいのである。

どうでもいい四百字 2664

2020-04-23 18:33:22 | 時間の無駄
私に良い考えがある。これまで実効性の怪しげな提言を数多く行ってきたが、今回は自信作である。ステイホームを都知事が強く訴えているが、横文字使えば皆が従うと思ったら大間違いである。ここは高齢者を中心に「家に居なければ」と思わせる策を講じるべきである。難しい話ではない。「3コール以内に電話に出たら10万円差し上げます」と云うテレビの生番組を放送するのである。ターゲット層に人気の有名人が、家庭の固定電話で直接話しかけてくれる上に10万円貰えるのである。民放テレビ各社が分担すれば、相当数の人は電話とテレビの前で待機すると思う。エンタメ性が乏しいのであれば、簡単なクイズで賞金を釣り上げていくのも面白いだろう。延々と倍プッシュしてくるギャンブラー対策は必要ではあるが、在宅協力金に比べれば安上がりで済ませられると思う。Youtubeにも劣るコンテンツを公共の電波でばら撒くよりも、余程ステイホームに貢献すると思うのである。

どうでもいい四百字 2663

2020-04-22 17:48:06 | 時間の無駄
何となくステマの臭いがする。米国のレムデシビルを用いた臨床試験が国内でも始まった様だが、その頃からか「苦しかったけどアビガン飲んでスッキリ」と云う有名人が増えた様な気がする。世界中に苦しんでいる人が居ると云うのに一番槍を競うとは何事かとは思うが、途轍もないおカネが絡むと云うのも事実である。医薬先進国の米国は、メンツに懸けてもレムデシビルを推奨するだろう。それ以前に期待を寄せていたクロロキンはブラジルで被験者41人中11人死亡と云う途轍もない失態をしでかしてしまったから、もう後には引けないと云う事情もあろう。ともあれ効き目が定かではない薬剤の試行錯誤は全世界で繰り広げられており、胡散臭い特効薬も出回っている中での、メディアの謎のアビガン推しである。治験に前向きな世論を形成したいのかも知れないが、目的外利用には違いないのであり、報道する場合には「※個人の感想です」のテロップは必須に思えるのである。

どうでもいい四百字 2662

2020-04-21 18:49:16 | 時間の無駄
何処と何処が繋がっているか分かったもんじゃない昨今である。シャープ謹製マスクがネット販売を開始した途端、シャープのIoT家電が操作不能に陥ったと云う苦情があちこちから上がった。原因は調査中との事だが、ID認証モジュールを共用していたからだろうと云うのが私の見立てである。サーバに繋がないと使えない家電と云うのは何ともイマドキではあるが、酷暑真っ盛りにエアコンが使えなくなったりするのも厄介である。今回を教訓として、IoT端末側にどの程度の機能を持たせるべきなのかを再検討してもらいたい。ただアクセスが集中する事態はどんな構成にしていても起こり得るのであり、それ自体の発生を防止しなくてはなるまい。キャッシュ用のサーバを宅内に立てておきたい所であるが、障害時に事態を悪化させるだけかも知れない。調子が悪いと叩いたり電源を引っこ抜いたりするのが経験則になっている家電関連は、IoT化は慎重を期すべきにも思えるのである。