ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

動物の品性

2010年12月01日 05時42分20秒 | 田舎暮らし
人には氏や育ちとは関係なく持って生まれた品性がある。
卑しい人はどんなに取り繕ってもやっぱり卑しい。
そして動物にもまた品性がある。

どんなに野菜を食べられても鹿にはどこか憎めないところがある。
山で鹿の親子が歩く姿を見ると上品でさえもある。

山羊にも、たとえ家畜やペットとして堕落した山羊にも品性を感じることがある。山羊はいつまでも心のどこかに、ここだけはゆずらないからね!という野生を保っている。
もっとも雄山羊は・・・雌山羊と見るとよだれをだらだらたらしながら、は~は~と激しい息遣いをしながら迫ってくる雄山羊を見ると、そこには品性のかけらも無い。

イタチやテンは一見かわいいとは思うけど、ただ殺すのが目的で鶏を殺しまくるその品性には卑しさしか感じない。

猪は下品だ。ウリボウは別としても大きくなるといかにも泥まみれ、ダニまみれのようなその体にさわりたいとは思わない。糞も鹿や山羊と違ってべちゃっとしてていかにも品性が無い。
こんな猪にはかかわりたくは無い。
ただ牡丹肉にはかかわりたい。

こんなこと書いたのも、実は昨日ハタケシメジを栽培していた所を猪に滅茶苦茶に、徹底的に荒らされたからだ。
毎晩生ごみボカシを猪に荒らされるのでフェンスやネットをして入ってこれないようにしたのだけど、
きっとその仕返しに滅茶苦茶に荒らしたのだろう。そうとしか思えない。
だってハタケシメジを栽培してるところはハタケシメジの菌とバーグ堆肥しかない。
猪の餌になるものは何にもないはずなのだ。
今までも2年間、たまたま通りすがりの鹿や猪が足を踏み入れることはあっても、こんなに荒らされることは無かった。
これは絶対に仕返ししたのだろう。
しかし猪にいいたい、別にあんたたちのために生ごみボカシを作ってるわけじゃないんだよ。
あんたたちが勝手にやってきて勝手に自分の餌だと思っているだけじゃないか。
その仕返しにハタケシメジを荒らすなんてまったくのお門違いの逆恨み。
でもいくら言って聞かせても、張り紙を出しても猪はわかってくれないだろう。
根が下品なのだ。
コメント
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