今日は祝日、勤労感謝の日。
でも年中休み、あるいは年中働いているので大した実感はない。
(だって自給用とはいえ鶏を飼っている。鶏は食べるのを休んではくれない。
せめて祝日くらいは休んでくれたらいいのに・・・)
ところで誰だって向き不向きはある。
それで今頃になってふと思う。
どうも働くのには向いていなかったのではないか?
定年退職するととたんに身を時間を持て余す人間がいるけど、こんな人間は仕事しか向いてなかったのだろう。
こちらは逆だ。仕事を辞め田舎暮らしを始めたら途端に忙しくなったし、充実した時間を過ごせるようになった。
やっぱり仕事には向いてなかったんだ。
高校時代は灯台守にあこがれていた。
夕方明かりをつけて、朝明かりを消す。
あとは毎日海を見たり釣りをしたり本を読んで暮らせたらどんなにいいだろう。
そう高校の時からどうしようもないぐうたらな人間だった。
それとも作家とか作曲家とかもいいなと思った。
でも鬼のような編集者に原稿を取り立てに来られるのもかなわないな・・・
それにちょっとかけていたものがあった。
それは才能と情熱。
才能だけではだめでやっぱり努力は必要なのだ。
でも努力するのはにがて。
やっぱり根がぐうたらな人間なのだ。
というけで勤労感謝の日、あまり縁のない日だ。