ツクツクボウシが鳴きだすと・・・
この夏も終わったんだなぁ~と、何ともうら寂しい気になる・・・
ところが、この農園では毎年毎年7月の終わりになると、きまって鳴きだす、なんともなんとも慌て者のツクツクボウシがいる。
このツクツクボウシ、他のツクツクボウシを抜け駆けしようと、そんなとっても卑しい奴だろうか?
それとも世を悟り儚み、誰よりも早く入定しようと思っている、そんな悟りきったツクツクボウシだろうか?
それとも単にもてないだけ!誰よりも早く生まれたら、きっともてるかな?
と思ったら・・・雌ツクツクボウシはどこにもいない!!
それとも単にもてないだけ!誰よりも早く生まれたら、きっともてるかな?
と思ったら・・・雌ツクツクボウシはどこにもいない!!
そしてむなしく死んでいく・・・
そんなそんな、なんともむなしいツクツクボウシだったのだろうか?
自分にだぶらせて、考えると・・・
そうそう、むなしくむなしく、生きてきたんだよね。
一緒に酒でも呑もうね!