ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

読書(1)

2022年11月07日 17時15分51秒 | 田舎暮らし
酔って・・・寝て・・・起きて・・・読んで・・・
これが毎晩やってること。
呑み過ぎたときは読書の時間は短くなる。
呑み足りないくらいがちょうどいい。
でもどちらかと言うと呑み過ぎる日が多くまったく困っている。

ともあれ毎日、月に10数冊は、本を読んでいる。
読む本は実用書以外は基本的には古典だけどこの2~3年は近頃の本も読んでいる。
今までまったく読む気もしなかったミステリー小説や時代小説も読んでいる。
もともと人殺し小説は嫌いで、戦争物はさらに嫌いだ。
ミステリー小説、というか推理小説はもろに殺人、人の殺し方を楽しむなんて到底趣味に合わない。
時代小説はさらに悲惨でお家騒動、捕物帳、やくざの喧嘩。
こんなおどろおどろしい人殺し物を楽しむ気には全然なれない。
それにまったくユーモアにも欠けている。

・・・なんてそんなイメージを持っていたので、そんな小説はずっと避けていた。
それにもはや古典の作家は別として、現在の作家はすべからく売文家だ。
本を売ってなんぼのもの、本を売って暮らしているのだからね。
それを「売文家だ!」と言って非難するのは、売れない小説しか書けない才能のない素人の僻みだ。
それで本は古典は別として基本的には買うもの。
図書館などでタダ読みしてはいけない、それってなんかとっても卑しい疚しい、と思っている。
それで昔は本は買った、小遣いの大半は本とレコード・CDに使ってきた。
でもその本が、財産だとばかり思ってきた本が、今では二束三文、ごみ扱い。
あまりに本がたまりすぎたので、整理しようと、どっさり古本屋に持ち込んだら、「1000円でどうですか?」と言われた。
えっ!まとめて1000円!!
これじゃガソリン代にもならないよ・・・
あれほど苦労して買い溜めた本が・・・
すっかり値段の交渉をする気もなくなって1000円で手放した。
もう2度とここに来るか!!と思いながら・・・
それ以来本を買う気もなくなった。
本を財産だと思う気もなくなった。
それ以後、もっぱら図書館を利用している。
なにより本がたまらなくていい、金がかからなくていい。
それに自分の金で買うとついつい読書の幅が偏ってしまう。
それが図書館の本だと気楽に読める、乱読できる。
外れも多いけど、なかにはとってもいい本に出合うこともある。
なにより読書の幅が広がったのがいい。
好きな作家に出会えたら、とっても嬉しい!!

(続く・・・)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする