憲法９条

北朝鮮がICBMを成功させてすでに日本はもちろんアメリカ全土にまでその射程距離をのばした。
これは日本にとってとっても由々しきことだ。
アメリカはアメリカファースト、白人ファーストの国。
自国民を犠牲にしてまで日本を日本人を守る気なんてさらさらない。
アメリカの歴史は有色人種大量殺戮の歴史なのだから。

そこでアメリカが北朝鮮を核保有国と認めたら日本はこれからは北朝鮮の核に脅かされて暮らさないといけない。
今の自衛隊に攻撃能力はない。
北朝鮮がミサイルで核攻撃してもそのすべてを打ち落とすことはできない。
そしておびただしい被害が出ても今の自衛隊は他国を攻撃する戦力を持っていない。
やられっぱなしなのだ。
日米安保条約によってアメリカの攻撃力と日本の自衛力を相互補完して今の北朝鮮から日本の安全が保たれているのだから。

でもこの日米安保条約はやっぱりおかしい。
前提は武力行使ではなくやっぱり「平和」でないといけない。
そこで平和憲法９条の出番。
そう、床の間に憲法９条を掲げて、朝夕唱え拝まねばならない。

まず床の間で正座をして線香を上げ、蝋燭を灯して
三度深くお辞儀をして、（ちぃ～～～ん！）

　日本国民は～正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求しぃ～～～、
　国権の発動たる戦争と～～～
　武力による威嚇又は武力の行使は～～～（ちぃ～～～ん！）
　国際紛争を解決する手段としては～～～（ちぃ～～～ん！）
　永久にこれを放棄する（ちぃ～～～ん！ちぃ～～～ん！ちぃ～～～ん！）。
　前項の目的を達するため～～～（ちぃ～～～ん！）
　陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない（ちぃ～～～ん！）。
　国の交戦権は～～～これを認めない～～～
（ちぃ～～～ん！ちぃ～～～ん！ちぃ～～～ん！・・・）
そして、
（憲法９条～～～憲法９条～～～憲法９条～～～・・・）
（ちぃ～～～ん！）
さらに読経は続く
（憲法９条・憲法９条・憲法９条・憲法９条・憲法９条・・・）
ここは最も大切な所なのでひたすらお題目を唱えよう。
５分いや少なくとも１０分は続けてほしい。
（憲法９条！憲法９条！憲法９条！憲法９条！憲法９条！・・・）

こうしてこの憲法９条のご祈念にはさすがのあの金正恩も、
水戸黄門の印籠のごとく、憲法９条の条文を「これが目に入らぬか！」とばかり金正恩に見せたら、
ははぁ～～～と土下座するに違いない。
かくも憲法９条は霊験あらたかなのだ。