台風は各地に大きな被害を残して去っていった。
でもここでは、しとしと雨と、強いそよ風で終わった。
我が家の被害はと言うと、ニュースにあおられ、初めて北の部屋の雨戸を閉めたら、
なんと閉めたとたんに風雨がぴたりとやんだ。
そのなんともむなしい雨戸の開け閉め作業だけだった。
さて、台風も去ったことだし・・・今日は何をしようかな?
久しぶりに陶芸?
でもなんかやる気しない。
そこで時間つぶしに最適なのが竹細工の竹ひごつくり。
とりあえず竹ひごさえ作ってたらそのうち何かに使える。
他のことを考えながら、手さえ動かしてたら、勝手にできる。
こんな単純作業大好き!
というわけで久しぶりに竹ひごつくり。
節を落し、目盛りをつける。
今回は5ミリ幅で目盛りをつけた。
そして縦に割っていく。
このとき大切なのは「木本竹裏」
木は根元から、竹は反対の先から割っていく。
その方が割れやすい。
割るのも2の倍数が基本。
2、4、8、16・・・
2の倍数で割るとうまく真ん中から割れる。
これが例えば2:1などで割ろうとすると、1の方が弱いので、普通に割ると1の方が細くなってしまう。
というわけで、できるだけ2の倍数に割っていく。
というわけで、できるだけ2の倍数に割っていく。
次に縦に割った後、横に割る。
ここも半分半分に割っていくのが基本だけど、
と言うのも身よりも皮の部分が強いので、皮があるときは6:4で、身どおしだと5;5で割る。
こうしてまずは半分に割り、最初の身の部分は捨てる。
もったいないなぁ~なんてせこい気持ちはすてて、きっぱり捨てる。
さて、勝負はこれから。
さらに半分に割る。
すると身の部分と皮がついて部分に分かれる。
さらにそれぞれ半分づつに割ると、皮の部分が1枚、身の部分が3枚できる。
もちろん竹の厚さによってはもっと身の部分が取れるけど、普通はこんな感じ。
というわけで身の部分はたくさん取れるけど、皮の部分は貴重。
100均の竹細工がほとんど身の部分だけでできてるのはそういうわけ。
もちろん身は皮の部分よりもよりも弱い。
次に「幅取り」という道具を使って幅を均一にする。
さらに竹用の鉋を使って厚みを均一にする。
こうして竹ひごができる。
・・・こう書くとなんかややこしそうだけど、単純作業なのだ。
こんな単純作業大好き!
他のことを考えながら、手だけ動かせばいい。
成果は数字で表れる。
こんな単純作業大好き!
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