ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

梅雨明け?

2005年07月18日 13時36分36秒 | 田舎暮らし
じっとりとうだるような暑さに、
さすがに畑に出る気にもなれず
ぐったりと一日を過ごす。

近くの南光町は今ひまわりがいっぱい。
休耕田を利用して年に一度の荒稼ぎ。

畑にはまいた覚えもないのにホウズキの花が咲き、
ムクゲも薄紫のぼんやりした花を咲かせている。

きっともう梅雨は気象予報士に逆らって終わったのだろう。
山羊も野原でけだるそう。
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醗酵飼料

2005年07月17日 06時34分30秒 | 鶏の話
一時、鶏の餌にアメリカ産のトウモロコシをやめて小米にすることがはやったけど、
最近またアメリカ産のトウモロコシを餌にする養鶏家が増えてきているらしい。
病気になる鶏が増えてきたからだという。
その原因は雛を買って飼育することにあるという。
従来の餌で胃腸があまり発達しないで育った雛に堅い小米を与えたかららしい。
(この話はどうも人間にもあてはまりそうだ)

やはり小さい頃から堅いものを食べさせておかないといけないようだ。
そのためにも飼うならヒヨコから、一番いいのは自前で孵化させることだと思う。

それにつけても醗酵飼料は疑問に思う。たしかに醗酵したらやわらかくなるので鶏は良く食べるだろう。
太った霜降り鶏を作るにはいいかもしれない。
でもやわらかいものばかり食べててはたして鶏は丈夫に育つのだろうか?
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有機農業研究会・自給

2005年07月17日 06時16分52秒 | 田舎暮らし
かって徳島の今関さんのところへお伺いした時、感心したのは金を使わない工夫だった。
味噌も醤油も自前で作っていた。またこのときグリーンツーリズムを薦められたので、いま、わが家でも体験農園をしている。
そして田舎暮らしで大切な事は稼ぐ事ではなく金を使わないこと、だと思った。

有機農業研究会が終わったあと、数人の人を龍野に案内した。
龍野は小京都といわれ古い街並みで有名なところだ。
(内心では、いつも来てるので、つまらない街だと思っているのだけど・・・)
またここは醤油の町でもある。醤油記念館を案内すると(ここは入場料10円なので気楽に案内できる)
今関さんと有機農業研究会理事の林さんは夢中で醤油作りの話を始めた。
(あんたら醤油職人か?)

田舎暮らしとはなんでも自分で作る工夫をすることだとおもった。
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有機農業研究会・キャンパス展示圃

2005年07月17日 05時51分15秒 | 田舎暮らし
有機農業研究会・たねとりくらぶの2日目は山陽種苗と兵庫県立大学のキャンパス展示圃の見学会だった。
山陽種苗の研究農場は当然のことながらきちんと管理された畑で野菜や種を作っていた。
一方県立大学の構内の一角の畑は学生達がクラブで野菜などを作っているので、いかにもそれらしく楽しい。
まさに稼ぐための農場と暮らすための農場の縮図みたいなものだ。

家庭菜園でさえ草一本はえるのは我慢できないとばかり、きちんと管理したがる人がいる。
どうもこんな人とはあまりお友達になりたくない。
草一本生えていない砂漠のような畑を美しいと思う心の中は、きっと貧しいに違いない。
そしていろんな草や虫におおわれた豊かな畑こそ美しいと思う。
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有機農業研究会・たねとり人

2005年07月17日 05時27分05秒 | 田舎暮らし
どうもたねとりをやりだすと変な人間になるらしい。
広島ジーンバンクの船越建明さんはいかにも頑固一徹って感じだったし
「岩崎さんちの種子採り家庭菜園」の長崎の岩崎さんはまさに種取おたく。
姫路の山根さんから「変な人間」を取ってしまったらもう何も残らない。

種取の面白さを知るともうここから抜け出せなくなりそう。
単に種を蒔いて野菜を育てるのと違い、新しい品種を作り自分で名前をつける・・・
面白そうだけど、はまりそうであまり踏み込みたくない世界ではある。
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有機農業研究会・トマト

2005年07月15日 07時19分48秒 | 田舎暮らし
有機農業研究会で食事の時ナス・トマト・キュウリの食べ比べがあった。
ナスは大市ナス、姫路中長ナス、千両2号
トマトはオランダトマト、ゆうばえ、まごころ
きゅうりは宍栗三尺キュウリ、青垣三尺キュウリ、よくなり

みんなそれなりに美味かったし、
みんなも美味いといっていた、
でも内心思った、やっぱり家の農園のが美味い!
味覚にそれほど自信があるわけではないので口には出さなかったけど・・・
特にトマトはみなどろっとした感じでたいして美味いとは思わなかった。
そのなかでふつうの意味で美味いと感じたのはF1種のまごころだった。
それでますます自信をなくした。
(他の人は他の在来種のほうをうまいといっていた)

わが家のトマトはポンテローザなどでそれほど珍しいものではない。
でもこれが一番美味いと感じるのは、きっと野良仕事の合間に採ってかじるからだろう。
これを切ってながく置いて皿に並べたら、やっぱりどろっとした食感になるのかも知れない。
そして消費者はこのどろっとした野菜を美味いと思っているのだろう。
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有機農業研究会・大豆

2005年07月15日 07時18分48秒 | 田舎暮らし
有機農業研究会の分科会の時、大豆の話がでた。
大豆の種は1年しかもたないという。
これをもたせるにはビンの中に大豆を入れて、かるく蓋をして2週間おく。
その後でしっかり蓋をしたらいいそうだ。
大豆は呼吸をしているのでビンの中を炭酸ガスで満たすといいというわけだ。

この話を聞いてすっかり落ち込んでしまった。
(座長の京大の西村先生だけでなく出席してた種屋さんもいってた。)
実は去年は大豆はまったくだめだったので、2年前のを蒔いたばかりだったのだ。
あ~あ、また蒔きなおさなぁ~!

ところが家に辿り着いて畑を見たらなんともう芽を出していた!
それもほとんどのものが芽を出していたので出芽率は80%はあるだろう。
保存はビンに入れて常温で1年間、さらに冷蔵庫に1年間入れていた。
冷蔵庫に入れたのが良かったのかもしれない。
ちなみに2年間常温で置いていたダダチャマメとえんれい大豆は発芽しなかった。

農業は本や話だけでなくなんでも自分でやってみないとわからないものだ。
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ヒヨコ4羽

2005年07月14日 18時10分05秒 | 鶏の話
今4羽。見るたびに一羽ずつ増えている。
でも鶏はもう抱くのに飽いたのか昼間はかごの中を歩き回っていた。

そこで抱いてた卵を数えてみた。
そしたらなんと22個!
4個孵ったので26個抱いてたことになる。
最初は卵に印をつけて、新しい卵は取り除いていたのだけど、そのうち面倒になって、またいったい何個抱くのか興味がわいてきてそのままにしてたのだった。
それにしてもよくもまあ抱え込んでいたものだ。
もしこれがみんな孵ったなら、ギネスものではないだろうか?
ところが26個のうちわずか4羽?!
なんという効率の悪さだろう。
でも最初7個抱かせていたので7個のうち4羽孵ったのならば、これは想定の範囲内だったのだが・・・
後しばらくしてだいてた卵は取り除こうと思う。
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ヒヨコ3羽

2005年07月13日 14時54分01秒 | 鶏の話
ヒヨコが三羽になった。
いかにもヒヨコって感じのヒヨコと
生まれたばかりって感じのヒヨコと
殻をまだ背負ってる感じのヒヨコと
親鳥はまだ抱き続けている。
孵ってない卵はまだまだたくさんある。
あと何羽生まれるのだろう?
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ヒヨコ誕生!

2005年07月13日 04時11分34秒 | 鶏の話
産卵箱の抱卵中の鶏は卵を抱えるのが大好き。
最初7個抱えていたのに今では20個以上抱えている。
おかげで抱卵中の卵も新しい卵もまるでわけがわからない。
それでとうとう大きなカゴに鶏を移した。
もうそろそろひよこも生まれる頃なので・・・

夕方、鶏小屋にはいるとピヨピヨと鳴き声がする。
これは雌鳥の声ではない。
まして雄鶏では絶対にない。
もしや・・・
ピヨピヨ、ピヨピヨ・・・
でもどこにも姿が見えない。
そっと抱卵中の鶏をどかすと1個だけ卵が少し割れている。
ピヨピヨ、ピヨピヨ、ピヨピヨ、ピヨピヨ!
ヒヨコが卵から出ようとしているのだ。
親鳥も殻を割るのを手伝っている。
それでただ見ていようと思ったけど、つい手伝ってしまった。

まもなくヒヨコが殻から出てきた!
ピヨピヨ、ピヨピヨ、ピヨピヨ、ピヨピヨ・・・・

仔山羊みたいにすぐ歩き回るかな、と思ったけどなかなか親のそばを離れない。
すぐ親の羽の中にもぐりこむ。
それで前ひよこがきた時は夜はペットボトルで暖房したけど、こんどはその必要はなさそうだ。

こうしてわが家のヒヨコ第一号が生まれた。
ちょうど3週間、21日目のことだった。
ところで、次はなかなか生まれない。
後は確認しないままで一日が終わった。
朝になったら何羽になっているのだろうか?

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栗の木

2005年07月12日 14時37分40秒 | 田舎暮らし
きのう畑を見回っていたら栗の木が倒れていた。
根っこから倒れてたので降り続く雨に地盤がすっかり弱っていたのだろう。
おまけに電柵はもう目茶苦茶!
木を取り除こうにもとうてい抱えきれないので
ノコギリを取りに戻った。

そして枝を切り落として、最後に、大きな幹をゴシゴシ・・・
そしてゴシゴシ・・・
またしてもゴシゴシ・・・

栗の木はものすごく堅くて、その上、愛用の丸引きノコは長いこと目立てをしていないので
ものすごく切れ味が悪い。
何度も何度もあきらめかけては
ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・

1時間後にやっと根から離れた幹を・・・
畑のはずれまで移動させる予定が・・・
まったく動かない。
休憩後こんどは家内と二人で・・・
結局電柵から何とかずらしただけで、満足する事にした。

それから電柵を修理して一日が終わった。
喜んだのは山羊だけだった。
夕食のメニューは栗の葉の大盛りだったからだ。
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有機農業研究会

2005年07月11日 04時02分16秒 | 田舎暮らし
日本有機農業研究会の「たねとりクラブ」の集いが(9日)神戸・(10日)姫路であった。
田舎にずっと篭っているとある種の閉塞感がしないでもない。
それでたまには都会に出るのもいいものだ。
もっとも都会といっても会場は神戸のはずれの大きな新興住宅地のホテルだったけど。

参加者は130人くらい。北海道から長崎まで、生産者から消費者までいろいろ。
種取や在来種保存、各地の取り組みについての講演などの後、食事と「天鼓」による世界の民族楽器を使った癒し系の音楽。
ホテルの食事は地元の有機農業研究会持込の有機野菜中心のもので肉や魚は少し。
でも野菜だけであれほどたくさんの料理ができるのだからたいしたものだ。
食事の後も分科会での話し合いが晩の10時半まで続いた。
もっともかなり酒が入っていたので参加した種取運動の分科会はなんかわけのわからないものでは会ったけど、それ以上にこちらもわけがわからない状態だったので、ちょうど良かったのだけど・・・

翌日は早朝から種の交換会。
はじめて自家採種した種を持っていった。自信はなかったけど・・・
ニンニク・はりま王、紫色のソラマメ、オランダ豆、カラーポップコーン。
~パソコンでラベルや説明書をプリントして、かっこよくした。~
そしたら、種の交換ではまっさきになくなった。
やっぱり野菜は中身ではなくて見かけだね(?!)

種交換では「岩崎さんちの種子採り家庭菜園」の岩崎さんの種をたくさん入手。
他にもたくさん種を入手したので、これで今回の目的の半分は達成かな・・・

次に朝食後姫路に移動して山陽種苗と兵庫県立大学の構内の畑の見学して解散。
とってもハードな日程だったけど充分元を取ったって感じだった。
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ヒグラシ

2005年07月07日 04時37分48秒 | 田舎暮らし
ヒグラシの季節がやってきた。
雨に煙る農園に
朝な夕な、涼しげに、侘しげに
カナカナカナと鳴いている。

 その日暮らしの
 侘しいわが家
 ヒグラシ鳴くよ
 カネカネと
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晴れ間が・・・

2005年07月05日 18時34分47秒 | 田舎暮らし
朝珍しく晴れ間が除いている。
さっそく山羊を外に出して、汚れに汚れた山羊小屋掃除。
降り続いた雨に床がすっかり濡れていた。

早く乾かないかな~、と思ってたら、昼からまたしても雨!
慌てて山羊を小屋に入れる。

雨はまだまだ続きそうだ。
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食料自給率

2005年07月04日 11時07分28秒 | 田舎暮らし
有機農業や食系の人は農薬を問題にする一方で食料自給率に危機感を抱いている人が多いようだ。
でも有機農業と食料自給率は今のところ相反する事なのかもしれない。
有機農業をやってる人はあまりに少ないため食料自給率にはほとんど何の寄与もしていないからだ。
もし農薬を全面的に禁止したら日本の食料自給率は壊滅的な打撃を受けるに違いない。
日本の農業のほとんどは60以上の人たちの労働によって支えられているのだ。そのような人たちに、手間のかかる有機農業を強制することが出来るだろうか?

わが家では無農薬、無化学肥料で野菜を作っている。でもたまに近所の人からもらう普通の野菜もありがたく頂いている。 
あれも食べてはいけない、これも食べてはいけない・・・というのでなくもっとおおらかに生きられないものだろうか?
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