ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

森の泉の物語~亀さんの大冒険

2005年10月15日 12時30分37秒 | 雑感
秋が深まりました。
小さな林の亀さんや狸さんやアライグマさんたち寒さが身にしみます。
向こうの森では焚き火を囲んでみんな楽しそう。
どうしてこんなことに・・・
でるのはため息ばかりです。
それは突然始まったのです。
あるとき森の中の小さな泉の集会所で変わってると言う評判の泉の主の狐さんがいいだしたのです。
「これからは自分達で出来る事は自分達でしようよ
森はすっかり寂しくなったよね。今ではどんぐりのかわりに杉や檜ばかりに。
今までは誰かがどんぐりを集めてくれたけど、これからは自分達で集めよう」
狐さんますます話に熱がはいって、
「そう、森の構造改革を断固として進めなければなりません。自分達で出来ることは自分達で!
どんぐり集めを一部の人に任せないで自分達でやる、これこそ改革の本丸であります!」

今まで「うんうん・・・」と聞いていた森の動物達もしだいにそわそわ。
とくにどんぐりをみんなに届けていた亀さんとアライグマさんは思いました。
そんなことしたら、どんぐりのつまみ喰いこれから食いできなくなるじゃないか・・・
そう亀さんもアライグマさんもとっても食いしん坊だったのです。
「やっぱりダメだよ、そんなこと。自分達で集められない動物達はどうするの?
今までどおりで行こうよ」
「うんうん・・・」と森の動物達もほっとしてそう思いました。
そして「やっぱりや~めた」と言う事になったのです。

でも泉の主の狐さん、とっても変わった狐さん、とっても頑固なきつねさん。
こんなことではくじけません。
森の中から森の外から小さな池の狐さんも山の猪さんも・・・縁も所縁もないところから仲間をたくさん集めてきました、そしてとうとう決めてしまったのです。
「自分達で出来る事は自分達で」という決まりを
「亀さんや狸さんたちはもう仲間に入れてあげない」という決まりも。

亀さんは短い首を振りながら「まるで戦国時代だ!」と怒りました。
でも、のろまな亀さん。気のいい亀さん。
ただただまごまごするばかり。
そしてとうとう森におれなくなって仲間に言いました。
「ねえこんなとこ出ていこうよ」
「うんうん」と仲間も声を会わせます。
こうして亀さんは森を飛び出したのです。
じつはそれが国を捨て縄張りも捨て別れ別れになる門出だったのです。

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後出しじゃんけん

2005年10月15日 09時55分59秒 | ニュースの中から
楽天の社長は後出しじゃんけんが大好き。
今度は選挙に立候補?

阪神のファンなぜ怒る?
今まで散々球団の愚痴を言ってきたのにね。
みんなで株を持ってないと何にもいえないよ。
近鉄のファンのようになっちゃうよ。

一私企業が企業の宣伝のために球団をもつのが公共で、
ファンみんなが株を持つのが球団の私物化?

亀さんも狸さんもアライグマさんもみんな待ってたのに
篠田の狐さん、こんこんこん。
狸さんたち泥舟に乗ってどこまで行くのやら。

憎しみ半分造反議員。
やっぱり家が恋しいか。
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姫路の林田の古い街並

2005年10月13日 18時33分23秒 | 田舎暮らし
姫路の林田の古い街並みを見に行った。
見に行った・・・確かに見に行った・・・と、思うのだけど・・・
いったいどこに街並みはあったのだろう?
確かに旧因幡街道の宿場町の雰囲気があるような気がしないでもない。
でも見たのは古民家ではなくただの民家。
地元の人に聞いても、「さぁ~?」
この程度の街並みだったら、ここ新宮の千本の街並みがもっと趣がある。
陣屋も残っているし・・・
ただ、大きな何とか言う民家が工事中だったので中に入れなかったことはあるけど。

それよりも道を間違えてずっと北のほうを走っててすごい古民家があった。
陣屋か昔の庄屋さんのうちだろう。他にも数軒りっぱなうちがあった。
このように観光化されてない街はずれの景観こそ素晴らしいと思う。
それに比べると竜野の街並みなどとてもわざとらしい。
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杵と臼

2005年10月12日 10時04分38秒 | 田舎暮らし

別に餅をそんなに食べたいわけじゃないけど、
年末になるとやっぱり気になる餅つき。
田舎の正月には餅つきは欠かせない。

というわけで、前から欲しかった杵と臼をもらってきた。
欅の木の臼は意外と重くどっしりとしている。

12月になったら餅つきをしよう。
もちろん体験農園にきた人に無理やり手伝わさせるのだ。

つきたての餅をちぎって、黄粉や納豆やあんこやおろし大根につけて食べるんだ。
もちろん鏡餅や餡餅も作ろう。
早く12月にならないかな。
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甘柿と渋柿の見分け方

2005年10月10日 04時11分34秒 | 田舎暮らし
わが家には柿の木が何十本かあるので、柿の実をとる時、「あれっ、これ甘柿だったかな、渋柿だったかな?」と良くわからなくなることがある。

甘柿と渋柿の見分け方は難しい。ふつうとがっているのが渋柿と言われているけど、丸いので渋いのもあるし、とがってても甘いのもある。そのうえ一本の木に渋柿と甘柿が混ざっているのもあるので油断ならない。

カラスは甘柿しか食べないのでカラスに聞くという手もあるけど、カラスがいないときはこまるし、渋柿でも熟したものは食べるのでどうもあてにならない。

そこで一番確かな方法は、「ねえ、これ甘いよ」といって人に食べさせる事だ。
「うっ、渋い!」といったら、そうか、渋柿だったのかというのがわかる。
でも中には「う~ん、ほんと甘~い!、ほら」、とさしだすのでおかしいな、と思いつつも、ついその気になってかじってみたら。
「うっ、渋ぅ~!」
ずるがしこい人間はどこにでもいるものだ。
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村祭り

2005年10月10日 03時10分20秒 | 田舎暮らし
年に一度の村祭り。
きんきらきんの神輿を引っ張り村中を練り歩く。
途中何度か休憩してそのたびに酒やビールを飲みまくる。
宮について、さらに酒を呑む。

4年に一度この隣保に当番が回ってくる。
そのときは準備が忙しいけど、今年は当番ではないので呑むだけで終わった。
いつもこんなならばいいのだけどね。
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雄鶏退治

2005年10月08日 14時34分53秒 | 鶏の話
今週は雨が続いたことと他の用とでとうとう雄鶏退治は出来なかった。
来週に先送りする事にしよう。
先送りこそもっとも得意なパターンだ。
雄鶏共々ほっとしている。

だけど来週こそ絶対するからな。
見てろよ雄鶏! なめんなよ!!
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有精卵

2005年10月08日 14時25分32秒 | 鶏の話
産卵箱の7個の有精卵。
いつまでもむなしく残っている。
すっかり閉じこもり鶏から嫌われてしまったようだ。
この卵を入れたとたんに鶏は閉じこもるのをやめてしまった。
自分達で産んだ卵でないと抱かないのだろうか?
そろそろ撤収しないといけないかな。
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種蒔き

2005年10月08日 12時58分54秒 | 田舎暮らし
久し振りの秋晴れの後、また雨が降るというので昨日は慌てて種蒔き。
長崎高菜、唐人菜、鹿児島油菜、ちぢみ菜、大阪白菜、畑菜、セルリ、スープセルリを蒔く。
セルリは今まで出来が悪かったのはどうやら蒔く場所を間違えてたようだ。
日当たりの良い所に蒔いてたのが敗因。半日陰のところに蒔かないといけなかった。

種蒔きの時、本や種の袋に書いてある、苗の間隔。
あの間隔はどうも広すぎるようだ。
大きな畑を持っているところはそれでもいいだろうけど、
わが家みたいな零細農家や家庭菜園ではそんなむだなことは出来ない。
近所の農家を見てももっと密集して作っている。

必ずしも本の通りにするのでなくその畑にあった作り方があるはずだ。
株間が30センチと書いてあったら20~25センチでもいい。
あるいは15センチ間隔にしてある程度大きくなったら間の野菜から食べていってもいい。
ブロッコリーのように場所をとり収穫時期が長いものは間に二十日大根を植えて
畑を有効に使うなどいろいろ工夫すると良い。

ところで種蒔きの間隔、今でも定規を使って人から笑われている。
でも定規を使わないと次第に間隔がづれてくるのでなんか気になるのだ。
ぐうたらなわりには妙なところで几帳面なのだ。
まあ誰しも一つや二つ、こだわりはあるものだ。
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金木犀

2005年10月05日 14時05分06秒 | 田舎暮らし
キンモクセイの咲き出した。
甘い香りが漂っている。

柿も大分色付き、
落果した柿も多い。

そろそろ芋掘りの季節。
今秋真っ盛り・・・
と、いいたいところだけど、
ずっと降らなかった雨がこの数日降り続いている。
今、秋の種蒔きシ―ズン。
さすがに降り続くと外に出る気にもなれない。
悶々とした時間を楽しんでいる。
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幻(?)の臭木染め

2005年10月05日 10時50分59秒 | 田舎暮らし
クサギの身がなっている。
これを一つずつ集めてクサギ染めをしようと思った。
でもすぐ、これは大変!、ということに気付いた。
染めるまで集めるにはとてもたくさん集める必要がある
これはものすごく面倒な作業だ。
う~ん、と、ため息ついている。
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たつの市

2005年10月03日 19時05分08秒 | 田舎暮らし
そういえば10月1日からここは「たつの市」になってたんだ。
今までの兵庫県揖保郡新宮町から兵庫県たつの市新宮町。
これで町民ではなく市民になったわけだ。
市民となんか出世した見たいな感じ。
実態は変わらないのにね。

ところで新宮は水道料がめちゃくちゃ高い。
龍野は安いので合併したら安くなるかと思ったら今までと同じだとか。
龍野も新宮も同じたつの事業所の管轄だと言う。
それなのに料金が違う!
信じられない話だ。

まるで、新宮に住んでるのが悪いのじゃ、文句あるか!、って感じだね。
これがこのまま続くとなると、これは差別ではないだろうか。
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車の掃除

2005年10月02日 13時12分51秒 | 雑感
車にワックスをかけないといけないなんて全然知らなかった。
だいいち掃除もろくにしないのにワックスがけなんて!
別にぴかぴか光らせなくても走るのに何の不都合もないんだ。
それに車に乗ってる分には外が汚れてても気にならないし、
乗ってない時は車の中の汚れなんか全然気にならない。
というわけでどちらにしても気にならないのだ。

でも中には悲観的な人間もいて、車に乗ってると中の汚れが気になり
降りてると外の汚れが気になるらしい。
それで掃除ばかりして、いつもピカピカ磨いて喜んでいる、
きっとそんな人はなにも他にすることがないのだろう。

ところが最近ワックスをかけないと車が傷むときいた。
今でも年代物の車を後10年は使おうと思っているので、さすがに傷むのは困る。
それでワックスがけをする事にしたのだった。

でもやりだすと結構癖になる。
ピカピカすると妙に嬉しいものだし、ピカピカしてない所は妙に気になるものだ。
汗びっしょりになりながら、どうにかかけ終わると結構ピカピカしてきた。
新車の輝きとまでは行かないけど、中古車の鈍い輝きまでには回復した。

これでまた当分掃除をしないで済みそうだ。
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広場

2005年10月01日 07時45分01秒 | 田舎暮らし
田の字型の間取りの家。
それはまるで弥生の竪穴式住宅・モンゴルのゲル・インディアンのテント。
襖を全部開け放つとそこにあるのは部屋ではなく広場。
家族がみんなで集まる広場。
近所の人が寄り合う広場。
冠婚葬祭が行われる広場。

子供達が来るときまって田の字の部屋をぐるぐると走り回る。
そう、走り回っていいんだよ。
ここは広場なんだからね。

部屋は人が閉じこもる所。
広場は人が集まる所。
これからもみんなこの広場に集まってくれたらいいな。

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