ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

断酒

2017年12月20日 20時46分20秒 | 酒の話
三日間酒をやめた。

といっても、もうねいい年なんだからね、昔みたいに呑んだらだめだよ。
もっと健康に気を付けなくっちゃね。
~なんて思ったわけじゃない。
体を悪くしたわけでもない。
(もっとも呑みすぎてとっても気分悪いのは、胃の調子が悪いのは、毎朝のことではあるのだけど・・・)

実はただ買いに行くのが面倒になっただけなのだ。
そう、やめようと思ったらいつでも止まられるのだ。
このぐうたら百姓をアル中だと思っている人、そうそうそこの君!反省しなさい!!
ここがアル中の君とは違うんだよ。
止めようと思ったらいつでも止められる。
ただ止めようと思わないだけなのだよ。

というわけで今日は久しぶりにこの遅れを取り戻すべく大いに呑んでいる。

うぃぃ~~~!!!
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深海散歩

2017年12月19日 05時17分31秒 | 本の中から
「深海散歩」という本を読んだ。
カンブリア紀の奇妙な過去の動物たちだけでなく、
最後の秘境、深海の現在の動物たちにもとっても惹かれている。
地球外の生命体の姿を想像するとき、
きっと誰でも想像力の限界を感じるだろう。
その時はこんな深海の動物たちをそのまま写したらいい。
その方がきっと地球外の生命体の姿に近いだろう。

深海にはこんな動物がいるのだよ。
コンドラクラディア・ランパディグロバスとタテゴトカイメンです。

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「お寺さん崩壊」(2)

2017年12月18日 18時13分27秒 | 田舎暮らし
寺の収入は
・葬儀や法事・法要
・護持費(檀家の会費みたいなもの)
・その他の収入(駐車料とか幼稚園・保育園・介護施設・・・など)
でなっている。
このうち一番頭にくるのが葬儀・法事・法要などの金。
とりわけ戒名料が20~30万。
ぼったくり!とついつい思ってしまう。
元手はまったくかかっていないのに!
でも戒名つけると本山にみかじめ料、じゃないか、上納金、でもないか、
まあ本山にまずは納めないといけないらしい。
坊主がそのまま懐に収めるのではなさそうだ。
そしてその本山に収めたみかじめ料(?)の15%くらいが戻ってくるだけらしい。
・・・そんなこと聞くと、そんなこと真面目に払っている寺ってある?
黙ってたらわからないじゃない?
なんて、ついつい思ってしまうけど、でも、ともあれ、そんなことは置いといて、
戒名に「・・・院」なんてつけるのはかくも大変なんだよ、
なんて話は置いといて、

ともあれ戒名をつけるとそれがそのまま坊主の懐に入ってくるのではなさそうだ。
というよりもそもそも寺は宗教法人。
収入はまずは法人に入る。
そこを取り仕切るのは檀家の代表・役員。
そこから給与として坊さんに支給される。
そもそも寺そのものがほとんど場合、坊さんの私有物ではない。
宗教法人のものなのだ。
ということは、坊さんが無くなったとき、後継ぎもいなかった時、残され家族はそこを出ないといけない。
家族はそんな境遇になってしまう。

それだったら生前に家族のためにもっと貯金しとけばいいじゃない?
ところがそうでもないらしい・・・
・・・
・・・
う~~~む

またしても酔いが回ってきた。
まだまだ言いたいことはいっぱいあるので明日にします。
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「お寺さん崩壊」

2017年12月17日 18時06分02秒 | 本の中から
「お寺さん崩壊」水月昭道(著)を読んだ。
坊さんというとついつい、坊主丸儲け!と思ってしまう。
京の祇園は坊主で持っている。
遊びまわり飲んだくれ、元手ゼロの戒名をつけては20~30万もふんだくる。
そのうえ、初七日・・・三回忌・・・7回忌・・・などなど何十年も50年以上も法事と言ってはふんだくる。
まったく坊主丸儲け!
きっと時給換算したら医者や弁護士や総理大臣よりも坊主が一番高いだろう。
しかもしかも大した知識はいらない。
医者のようにやたらと丸覚えすることもない。
手術に失敗したからといって訴えられる医者とは違う。
なんせ相手は死人。
死人はとってもおとなしい。

少々お経を間違えても、誰も気づかない、気づいても文句を言われることはまずない。
極楽に行くはずの死人が読経を間違えて地獄に行くなんてこともないだろうし、
たとえ地獄に行ったからといって、な~にそんなこと何でもない。
前世の行いが悪かったのだ、でみな済む。
法律なんてすべて前世の人間をさばくためのもの。
来世のことなんか法律に縛られることはない。

というわけで、大した努力もなしに、お経なんて覚える必要もなく、
だって経典を見ながらただただ棒読みしたらいいのだから・・・

なんてことを実は言いたいのではない。
言いたいのはまったく別のこと。

うむ、いかん!
なんとかそんな風情がよみがえらないかな~と思う。

いったうこんな風情を亡くしたのは誰?
寺?坊主?
いえいえそれは違う。
坊主まる儲け、どころか、里山の寺が今どれほど苦しんでいるのか。
そんなことを書きたいのだけど・・・

うむ、いかん!
ますます酔いが回ってきた!!
続きは明日書きます。
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田舎暮らしのブログ

2017年12月16日 18時28分57秒 | 田舎暮らし
今年で田舎暮らしが15年過ぎた。
それで今までのこれからのことをブログにまとめようと、
そしてこれを最後の仕事にしようと、
別のブログで書き始めたのだけど、
思い入れが強すぎると、4~5回分は書いたけど、
なかなか筆が進まない。
それに納期がないとついつい先延ばしする。
もしかしたらプロの作家に向いているのかな~
プロの作家っていつも鬼のような編集者から原稿を急き立てられる・・・そんなイメージがあるから。
そういつも他人からせかされなければ何にもする気になれない人間だから。
読書だって図書館の本なら返却日があるのでそれに間に合わせようといそいで読むけど、
手持ちの本だと全然進まない。
というわけで田舎暮らしの集大成(?)のつもりのいブログは全然進んでいない。
完成したらきっと田舎暮らししたい人にも田舎暮らししている人にもとっても参考になる・・・と思っている、ブログができるんだけどなぁ・・・
今年中に作りたかったけど・・・今年度中でいいか・・・と早くも弱気。
とこあれ今までの、田舎暮らしのこととか、農的暮らしとか、町おこし村おこしとか、古民家のこととか、いっぱい書こうと思っている。

今こっそり書いてるけど、
完成したらこのブログでも知らせますね。


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お留守番

2017年12月16日 18時08分00秒 | 田舎暮らし
今日はお留守番。
昔からお留守番大好き人間。
一人で何しようかなぁ~とわくわくする。
あれをして・・・あれもして・・・そうそうあれもしなくちゃ!
そしていつものように何もしないで終わる。
でもそれでも一人になると何かしらほっとする。
何にもしなくても楽しい。
酒を飲んだりこたつで転寝したり・・・
やりたいことはいっぱいだったけど、
結局小皿を2枚作り、ウドに落ち葉をかけただけで終わった。
でもそれでも一日お留守番でのんびりのほほんとできた。
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黒よかいち

2017年12月15日 18時43分23秒 | 酒の話
「黒よかいち」を呑んでいる。
実は間違って買ってしまったのだ。
定番の「博多の華」の芋焼酎を買おうと思ってたのだけど、もっと他に安い芋焼酎はないかなぁ~と思ってみてたら、なんと800円台の「本格焼酎」が目に入った。
うんうんこれだ!と迷うことなくとったのが間違いだった。
レジで1450円ですと言われて、えっ~~~~~!
そこで初めて間違えてとってしまったことに気づいた!
うむ、いかん!!
でもそこは・・・もう・・・今さら・・・ごめん!・・・間違ってた!!・・・なんて言えないよね。
何くわぬ顔をして・・・平常心を装いながら・・・今日はこんな安酒でごめんね・・・
なんて態度で清算したのだった。

う~~~ん、こんなに出すのだったらもっと飲みたい酒いっぱいあったのに!!
・・・なんて思いながら、
そんなせこいことを思っていると、人から気づかれないようにしながら・・・

そして家に帰って、今、ちびりちびりと呑んでるけど・・・美味い!
買ったの失敗じゃなかった。
芋焼酎には芋焼酎ごとに独特の甘みがある。
この「黒よかいち」の甘み、なかなかにいい!
最も1500円近くする高級酒(?)なんだからね。
これでまずかったら許せない!
というわけで、今日はちょっぴり贅沢。
一徹のラーメンと「黒よかいち」。
まあたまにはこんな日があってもいい。
日頃はせこく貧しく、ぐじぐじ生きている人間だからね。
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一徹ラーメン

2017年12月15日 18時16分33秒 | 食の話
久しぶりに姫路まで出かけた。
そして久しぶりに一徹のラーメンを食べた。
12時前に入ったのにもう客でいっぱい。
ちょっと待って相席で食べた。
人気の野菜ラーメンはもう売り切れだった。
それで「極上!一徹ラーメン」を食べた。
前よりももっと濃厚になってるような気がしたけど、なんせ何年ぶり・・・気のせいかな?
でも濃厚ラーメン大好き!人間。
満足できる味だった。

じつはここはこちらと同じく「兵庫在来種保存会」のメンバーの人がやってるお店。
それで野菜に滅茶こだわっている。
いまはどうだか知らないけど確か店をやってるのは週4日だけ。
あとは畑で無農薬野菜を作っている。
それをラーメンに使うのだ。
というわけでそんなこだわりのラーメン、とりわけ野菜ラーメンが大人気。
でも年中野菜があるわけないよね。
ある時はラーメンの中にスイカが入ってたとか。
きっとその時、他に野菜がなかったのだろう。
どう考えてもラーメンとスイカが合うとは思えない。
でもそこがこだわり、頑固一徹なのだ。
これが逆に評判になって、我々の仲間では一徹ファンが増えた。

というわけで久しぶりに一徹に行き、久しぶりに一徹ラーメンを食べた。
それから餃子と唐揚げも食べた。
そして満足して出てきたのだった。

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積雪

2017年12月14日 20時57分59秒 | 写真
雪が積もった。
ほんの1~2センチくらいだけど、
この冬初の積雪に凍えた。

そしてやっぱり写真です。
自然の方が美しいと思いつつも、
自分なりの写真です。



ミントの花にも雪が・・・



そして苔むした梅にも雪が・・・













廃屋にも雪のしずくが・・・



とっても寒くて一日凍えていたけど、
これからますます厳しい季節になるけど、
でも早くも春の予感。
梅につぼみがいっぱいついています。
そしてひたすら春を待ち望んでいます。


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初の積雪?

2017年12月13日 18時23分14秒 | 田舎暮らし
雪が降ってきた。
この分では明日はこの冬初の積雪になりそう。

今日も一日凍えていた。
陶芸作品を作ろうかなぁ~と思ってたけど、
やっぱり、やぁ~めた!

昼からは陶芸教室。
公民館祭りの販売用の作品をみんなで作った。
作ったのは箸置き。
それで1個100円でも売れないだろうな。

これからますます厳しくなる。
春まで冬眠したい気持ち。
しかし、北海道や東北に住んでる人、よく冬眠もしないで耐えてるね。
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久しぶりに陶芸

2017年12月12日 19時15分32秒 | 陶芸


久しぶりの陶芸作品。
今回はいろんな釉薬を使ったり、いろいろ土を張り合わせたり・・・とかそんなことをいろいろ実験した。
それで失敗するのは覚悟してたけど、やっぱりねぇ~~~ほとんど失敗!
でも成功は失敗の積み重ね。
成功からは何も生み出せない。
失敗こそ明日の糧のだよ・・・
と思いつつも、内心思いつつも、う~~~~む、悔ぃ~!

なんて・・・気を取り直して、この作品は釉薬に炸裂青磁を使った作品。
割とよく出きている・・・と思う。



これは赤土の丸皿に黒土を四角に切って張り合わせて赤萩だったかな?それを吹き付けたもの。
中心がずれているのが何とも情けない。
失敗作!
 


これは白土と赤土を張り合わせて鶉釉を塗ったもの。
この作品自体は失敗だけど、あといくつか作ったらいいものができそうな予感。



これは赤土に白萩を塗っただけの作品。
時間がなかったのでついつい手抜きしたけど、この刷毛模様、時間をかけたらもしたらものができたかも・・・



これもどちらも失敗作。
でも右側の皿、もっとうまく貼り付けたら藍染めみたいな雰囲気が出せたかも。
ここは再チャレンジしよう!



これはそれなりに塗むらが気になりつつも完成作品かなぁ~
ということは少しも面白くない。



左は赤土に黒土を薄く切り取って張り合わせた。
右は白土と赤土を張り合わせ。
どちらも失敗だけど、次は何ともっとうまくできるか?
そんな感じの作品。



左の作品はやっぱり失敗だけど好き。
こんなのをもうちょっと作って見たい。
右の作品は無視!



これは成功作。
赤萩の効果がうまく出ている・・・と思う。



これは完璧に失敗作。
貼り付けの技術が稚拙。
これからはこんな失敗をしないようにしようね!



これは織部の釉薬が少なすぎた。
もっといたっぷりかけねば!



これは稚拙だけど好き!
あといくつかこんな作品を作ったらきっといいものできるだろう。

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今日の夕暮れ

2017年12月12日 18時05分47秒 | 田舎暮らし


初雪がちらつく寒々とした一日だった。
こんな日は何ぁ~にもする気がしない。
こんな日でなくてもなぁ~にもする気になれない、
まったくどうしようもない人間だけど、こんなに余計になぁ~んにもする気がしない。
陶芸作品を2つ作って鶏の餌やりをして早々と店じまい。
後の仕事はただ呑むだけ。



ともあれ今日の夕暮れの写真です。

重く立ち込めた空。
こんな日は早く家の中に入って、
ただただひたすらお国のために酒税を納めねば。
そうそう、実は(誰~れも信じていないだろうけど)、実はとっても愛国心溢れる人間なんだよ。
そのために毎日ひたすら世のため人のため、地道にこつこつ酒税を納め続けているんだよ。
毎日毎日奉仕活動を続けているんだよ。



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夕暮れ

2017年12月11日 18時03分03秒 | 田舎暮らし


夕暮れを見るとついつい写真を撮りたくなる。
そしていつものようにがっかりする。
やっぱり自然の方が美しい!

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大きな自然を小さく撮るより
小さな自然を大きく撮りたい。
誰も気づかない小さい小さい自然の美を撮れたら思わず言いたい、
ざまぁみろ!



天空の城・竹田城の雲海とか、
ススキの砥峰高原とか
日の出の新舞子海岸海岸とか、
そんなものわざわざ撮りに行く気には少しもなれない。
そんなものとっくにプロがもっといい写真を撮っている。
みんなが美しいと思うような景色を撮って何が楽しい?

誰も気づかない小さな小さな世界の美を見つけて、
写真にとって思わず、
ざまぁみろ!
それが写真の楽しみだ。
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日馬富士の暴行事件

2017年12月10日 17時53分45秒 | ニュースの中から
今、テレビの世界では大事件というと、
 
 日馬富士の引退と暴行事件。
 もりかけ問題にすっかり食べ飽きた視聴者を引き繋ぐ、ちょうどおあつらえの「大事件!」。
 しばらくはこれで視聴率を稼げる!
 そうそう、テレビ局にとっては、視聴率を稼げる出来事だけが大事件なのだからね。

 そこで、ここは何としても大事件にして視聴率をあげねば!
 そんなテレビ局の映像を見るたびに、その魂胆見え見え! 

そこで日馬富士の引退と暴行事件。
大して興味はないけれど、でもよくわからないことだらけ。

・どうして日馬富士は引退したの?
 まだ色々調べている時じゃない。
 これだと貴ノ岩を礼儀知らずと怒って暴行に及んだ日馬富士だけが一方的に悪くなる。
 礼儀知らず(?)の貴ノ岩が一方的に正しい、ということになってしまう。
 どうして警察の調査が終わるまで待てなかったの?

・相撲協会の態度
 この事態に慌てふためいている相撲協会。
 ほかのスポーツの協会だったら警察の調査が終わるまで待つよ。
 今回のこと相撲協会が悪いわけではない。
 それなら警察の取調べの結果で処分を決めたらいい。
 それをどうして待てないの?
 そのあとで処分したらいいだけじゃない。

・飲み会の時、どうして白鵬はじめ同席してた人がそれを止めなかったの?
 日本人同士の飲み会だったらきっと誰かが止めただろう。
 でも・・・誰も止めなかった。
 それって、もしかしたらモンゴルと日本との文化の違いかもしれない。
 それだったら日本が正しい、あんたたちの文化が間違っている、なんて言える?
 文化に違いじゃない?

相撲協会の態度の方がおかしい。
日馬富士の引退も早すぎ。
白鳳が自分が蒔いた種なのに他人事みたいに思っているのもおかしい。

まあ所詮モンゴル力士の酔いの席での出来事。
これを大事件扱いするマスコミがもっとおかしい。
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「家族はつらいよ2」

2017年12月09日 17時45分27秒 | 映画の話
毎月第2土曜は映画の日。
市民ホールに映画を見に行く。
なんせ800円で3回見に行ったら次の1回はタダになる。
それにいい映画が多くそんなにはずれはない。
(これは見に行かねば!)
邦画中心、たまにアニメもあるけどホームドラマが多い。
でもこんな機会でもないとなかなか邦画は見ないからちょうどいい。

今日見た映画は「家族はつらいよ2」
面白く見やすくそしてしんみりもさせる映画だった。
ありふれた新興住宅地の勝ち組系のサラリーマンの普通の家庭。
そこの70以上になり近頃やたらと車の接触事故を起こすがんこな父親からいかに車の運転をやめさせるかというこれまた日常的な話題。
これが家族会議の最大のテーマという長閑な家庭。
ところがたまたま母親が北欧にオーロラ見物旅行に行ったとき、しめたとばかりなじみの飲み屋の女性と食事に行く途中、道路工事に出くわす。
そして、そこにいた道路整理の人が昔の同級生ということがわかる。
いい所の坊ちゃんが・・・なんで?
そこで次の展開が始まる。
なんとかこの人を高校時代の仲間を誘って同窓会に引き込む・・・

ドラマはこのようにエピソード間の断絶がなく自然につながっていく。
そして酔いどれてこの人を、今では誰も身寄りのない人を家にさそって家族の
ところが・・・翌朝、この人は死んでいた。
もともと心臓が弱かった。
警察の捜査で唯一わかった兄弟も、けんもそぞろ、葬式も受け取りも拒否したらしい。

そこで普通なら自治体の職員一人だけの立ち合いで焼かれ葬られるところを、
当日みな用があって出席できないといってた家族がみな葬儀場に集まって見送った。
縁のゆかりもない人を。
この人の家族・親戚誰も来なかった人を。

このように全編を通じて感じるのは人のやさしさ家族のやさしさ。
「男はつらいよ」シリーズとはまったく違った、もっともっと身近なところで、ごくごく普通の家庭で、自分の家庭で、もしかしたら明日でもこんなことがあるのかなぁ~、と思った。
そしてこんなシリーズが続くのかなぁ~、続いてほしいなぁ~と思った。
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