ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

5月17日(水) ハリーポッターとムカつくチルドレン

2006-05-17 21:51:41 | 本屋ネタ

祭りだ、ワッショイ。

いつもより少し早めに出勤。
「ハリーポッターと謎のプリンス」の発売日だ。
しかし、実感として「秘密の部屋」~「アズカバンの囚人」の頃のような、
ものすごい勢いは感じられない。
全国的に、ハリー熱が冷めて来ているような気がする。

朝の「はなまるマーケット」で、放送中に、
速読をする人に「謎のプリンス」を読ませるという企画があったが、
読み終えたその人に、ヤッくんが、
「どういうストーリーでしたか」と聞く。
ちょっとぉ~、やめてよ、ヤッくん
今日発売で、これから読もうというのにさ。

今日はネーチャンが、午前中いない。
miyaさんに代わって夜入るために、朝、休んでいる。
代わりに、公休の店長が入った。

ゆうべのうちに、予約のお客さんたちへの
「明日、発売です」という電話は済ませてあるし、
予約の伝票も、アイウエオ順に整理してある。
もはや、今朝はたいしてすることもない。
せいぜい、予約分の箱を他から隔離・確保し、
予約特典の数を確認する程度。

それでも、腐ってもハリー。
開店と同時に買いに来る方も数人。
こういう方はテレビのニュースで見て、焦った方だ。

予約の半分ぐらいは、午前中にはける。
私も、さっそく購入して昼休憩に読み始めた。
この人って・・・・・いったいどうなってんの?
という人がいるけど、ここで書くのはよそう。

午後は、大変な騒ぎになった。

ハリーポッターのせいではない。
デュエルマスターズのトレーディングカードのせいだ。
小学生の男の子10人前後(ほぼ同じ顔ぶれ)が、
入れ替わり立ち代わり、ひとつ150円のカードを買いに来る。

私は、このトレカを買う子供たちが好きではない。
(元々、子供ニガテ)
何が嫌かと言って、誰がお金を与えているのか知らないが、
小学生が、5千円も1万円も、買って行く光景がうるわしくない。
さらに、
「あっ、レシートいりません!」と言う子供も嫌。
(自分で稼いでから言え)
買った物を、その場で、レジのまん前で、
バリバリッと、乱暴に破いて開けて、
「ちぇっ、はずれた」と言いながら、
買ったばかりのカードを、そのままゴミ箱に投げ捨てるのも
うるわしくないし、見ていて不愉快。
子供が、こんなギャンブルやってていいのか。

レシートいりませんと言いながら、その場で袋を破る子には、
私は、ちょっとうるさいおばさんと思われようがなんだろうが、
「店の中で買った物を開けるのでしたら、
レシートは捨てずに、持っていてください」
と、
繰り返し言うようにしている。

それが定着してきたせいか、子供たち同士で、
「おい、レシート持ってなくちゃいけないんだぞ!」とか、
「おい、店の中で開けちゃいけないんだぞ!」とか言いながら、
外へ出て開けるようになったりもしているが、
開けたばかりのさっきの買い物を持ったまま、
また何度も店の中へ入って来るので意味がない。

「袋、いりません」と言いながら、中身を開けてしまうのなら、
もうこの店での買い物は今日は終わった!
・・・という時まで、レシートは持ってなさいよ。

きみたち自身の、身の潔白のためなんだよと言いたい。
お買い物のルール、ご家庭で教えてもらえないものでしょうか。
行儀が悪い上に、
万引き疑惑をかけられても不思議のない行動なんですよ。

さて、このトレカ、お金が続く限り、
今度こそ、今度こそ、と思いながら買うわけで、
レジは、絶え間なくカードのバーコードを読み続けねばならない。
忙しいと言っても、これは不愉快な忙しさ。
お客が切れない、それも行儀の悪いお子ちゃまばかり。

合い間に、本を買いに来るお客さんが迷惑そうな顔をする。
なぜなら彼らは、レジのまん前で、
買う子も、買わない子も、ギャンブルの行方を見守っているから。

「レジの前に集まらないでね、他のお客さんのじゃまですからね」
と、1分おきに10回以上も叫んだこともある。
なんなんでしょうね、いったい。

10人前後の小学生たちは、3時間ほどい続けた。
買っては破り、買っては破り、一人で2万円近く買った子もいる。
そのお金は、いったいどこから出ているのーっ!
カードを破って開けた袋のゴミが、
45リットルのゴミ袋いっぱいになった。

えーと、今日はハリーポッターの発売日よね。
ハリー祭りを覚悟して、早めに出勤した私を襲ったのは、
デュエル祭りだったのね。
なんで今日に限って、こんなにしつこく???

売れるものは売る、のが店の方針だし、
相手はもちろん、お客様なのだが、
中には、親のお金をこっそり持ち出す子もいるのだ。
(親御さんから、指名手配依頼が来たこともある。
 つまり、この子には売るな、と)

目が回るほど疲れました。
ハリーで疲れたわけじゃないのが、とても悔しい。

P.S.今日の我が家
息子が90分800円で、試験前の娘に家庭教師をしている。
両方にとって、とても安心。


コメント (6)
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5月16日(火) 「CATS」

2006-05-17 00:36:03 | ミュージカル

3時にあがって、本屋のネーチャン=びーちと3人で、
「CATS」を観に行く。
今日は久しぶりに回転席だ、嬉しいな。
(ネーチャンは2階席の方が好きだけど、
私は、なんといっても回りたいのだ)

なんと、もう二度とないのではないかと思っていた、
阿久津さんのタガーだった。
3月よりは、確かに消化されているような気はするし、
ところどころ、試行錯誤の形跡が見られる。
まだ、ひらきなおりが足りない気はするけど、
典型的な二枚目役が多かった方だから、照れがあるのだろうか。
タガーは一見二枚目だけど、実はそうじゃないもんね。
うまくいけば、オツムの足りないタガーができるんじゃないだろうか。

誉めているのです。

でも、ひとつだけすごく気になる所が。
「きっと彼は オールドデュトロノミーを さがせるぞ~♪」の部分、
「きっとぉっ!」(台詞)
「彼は
オールドデュトロノミーを さがせるぞ~♪」
・・・っていうのは、どうなの。

田村さんのマンカストラップは初めて見たが悪くない。
悪くないどころか、私はけっこう好きだ。
初演のマンカストラップに近いような気がする。

ちょっと上手寄りの最前列だったので、
後ろの方の、いろんな小芝居が見えて楽しかった。

そして、タガーと握手。
この23年間で、タガーと握手したのは初めてなのだ。
過去、握手したことがあるのは、
服部ギャンビー久野グリザベラ
なんと北川先生のデュトロノミー
増本ディミータ重水グリザベラ
小林デュトロノミー石井デュトロノミー
それぐらいしか覚えていない。

阿久津さんの手は、冷たいさらっとした手で、
それだけのことででちょっと好きになる。
若い男性と握手することなんて、そうないんだもの。

帰り道で、気分が醒めない娘が、
(とても高揚しているようには見えなかったのだが)
カラオケに寄りたいと言い出し、ちょっとだけ寄る。

お酒が好きなネーチャンは、飲んでいただけで、
私と娘で、ミュージカルソングを歌う。
「夜のボート」も練習したよ~。

今日は息子の方が私たちより早く帰っていて、
すでに眠っていた。
(ゆうべ遅くまで長電話していたのだ)
これは、心が安らかであるな。
毎晩、息子より遅く帰ろうかしらん。
(いや、無理)

コメント (7)
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