ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

11月17日(金) 歌の本??

2006-11-17 21:33:28 | 本屋ネタ

コミックの新刊が山ほど来て、メチャクチャ忙しかった。
おかげで時間がたつのが早かったけれど。

夕方、変なおじさんが来て、ひどくからまれた。
見た目は「おそ松くん」のイヤミ氏に、
「オバケのQ太郎」の小池さんのメガネをかけさせて、
貧弱な体格に背広を着せた・・・という風貌。

このおじさんが、まず入って来るなり、
コミックの平積みを眺めていた男の子に、いきなり、
「こんなん見てないで勉強しろっ!」と頭をこづいた。
連れかと思ったが、観察していると他人。
男の子も、さぞかしびっくりしたことだろう。

おじさん、しばらく店内をうろついた後、
「歌の本はないのかよ、カラオケの本」
と言うので、
音楽雑誌の方へ案内しようとしたら、
「童謡とか、唱歌とかさ」
と言い出した。

カラオケ本は、音楽雑誌の棚にある。
童謡や唱歌は、趣味・実用の書籍の棚にある。

「でしたら、こちらです」と方向転換すると、
「なんだよ、別々の場所に置いてあんのかよ。
 歌の本は、歌の本で、まとめて一ヶ所に置けや。
 どこの本屋もそうしてるぞ」
とおっしゃる。

いんや、そんなことはない。

「日本の歌」とか、「懐かしの唱歌」とか、
そんな本の棚を教えると、
なんと、そのおじさん、歌い出した。

と~きょ~、と~ぉきょ~お、だ~いと~ぉ~きょぉ~♪
 ・・・って歌が載ってる本がいいんだよ。
 どこ、さがしてもないんだ。
 東京オリンピックの時の歌なんだ、知ってるだろ?」

知ってるけど、その歌が載ってる本はないと思います。

さらにおじさん、
せぇ~んろ~は つぅづく~よ~ ♪
 ・・・ってのはないのか」
と言うので、それならありそうと思って本を渡すと、
「なんだよ、英語で書いてないじゃないか。
 あれはアメリカを開拓した男たちの歌なんだよ」

知らないよ~。
英語の歌の本、うちあたりにあるわけないじゃんっ。
マザーグースでさえないよ。

これ、ただからまれてるだけだなと思ったので、
店長に「代わってください、からまれてます」と頼む。
店長が行ったら、あっさり引き下がったらしく、
おとなしく店を出て行った。

なんだったんだろう、あのおっさん。
そして、店長はどういう対応をしたんだろう。

気持ち悪かったけど、日記のネタにはなったな。

しかし、
「大東京音頭」と「線路は続くよ(英語版)」とが、
同時に収録されている本なんて、どこ探してもないと、
自信持って言えるね。

コメント (9)
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