ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

11月27日(火) 人の悪意

2006-11-28 18:26:58 | 本屋ネタ

最近、時々いらっしゃるお客さんで、
白杖をついている方がいる。
初老の女性。
眼がご不自由なのだろうけれど、
まったく見えないというわけでもないらしい。

アクセサリーの本を買って行くし、
渡そうとするお釣りも、ちゃんと手を出して受け取っている。

せいぜい弱視程度なのかなと思う。

その方が、そのアクセサリーの雑誌を、
新規で、定期購読することになった。

取り寄せでも、定期でも、
ミスを防ぐためには、フルネームを聞きましょう!
・・・ということになっているのだけれど、
それを実行してくれない人がいる。
だから、病院でこれをやったら、医療ミス続発だっつーの。

その白杖をついたお客様も、
店長は、姓しか聞かずに定期購読を受けてしまった。
今後、何かと不便なのである。

今日、入荷の連絡をするついでに、
下のお名前を聞こうと思い、電話した。

「もしもし、A様でいらっしゃいますか。
 新規で、雑誌のご購読を承りましたので、
 よろしかったら、下のお名前をお伺いしたいのですが」

そう言うと、相手はあからさまに不機嫌になった。

「ええ~? なぁんでぇ??」

そんなに下の名前を言うのがイヤなのか?

「同じ名字のお客様が何人かいらっしゃいますので」
・・・と、私が言うと、彼女は鼻で笑って、
悪意たっぷりに、こう言った。

「はんッ! 『め○ら』とでも書いておけばぁ~?」

                  ↑
     放送禁止用語です。

私、本当に言葉を失い絶句しました。
「じゃぁ、そう致しますね」と言えるはずもなく、
笑うことも、怒ることもできず、
ただ、ただ、ショックで、またもやHP激減。
毒にまみれて、体力も気力も奪われた感じ。
先日のイタズラ電話より、ショックが大きかった。

なんていうのか、人間に絶望したような。

「私は『び。こ』と申します」と返すべきだったか。

落ち込むなぁ。

コメント (11)
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