2/10 心愛ちゃんの担任はどこに目をつけていた?
理想論ではなくて、教師とか親とかは子供の顔からたくさんのことを
解読できなければいけないと私は思っている。
母親は亭主が怖くて、子供どころではなかった。
でも周囲の人で一番心愛に触れていたのは担任なのだ。
ちょっと別に呼んで朝ご飯は食べたとか、おしゃべりに誘うことだって
できたはずなのだ。
心愛ちゃんだって、周囲の大人の中から助けてくれそうな大人を見ていたと思う。
私の経験。
相手は犬なんだけど、殺される状態になっていたとき
心愛ちゃんはあの犬たちとあまり変わらなかったと思う。
道を歩いていたら、男と散歩していたシェパードの3か月かそこらの犬が
私に救いを求めてきた。
別なとき、ホテルのロビーのイスで人を待っていたとき、
老婦人につれられた子犬がやはり私に救いを求めてきた。
友達の犬は初対面の私を見るや、奥に駆け込みおもちゃを持って
私のところに駆け寄ってきた。
救われたい子供、子犬は救ってくれるかもしれない人を探していたはずなのだ。
心愛ちゃんの担任は役にたちそうになかった?
この子のことが頭から離れないよ。
私の父は怒鳴るので怖かったけど、暴力はなかった。
父は軍隊でも部下を意味なくなぐることなんかしなかった。
義弟が竹の長いものさしで息子をひっぱたくたびに
「おれにはあんなことできない」と言っていたものだ。
父が心愛ちゃんの話を聞いたらなんと言うだろう?
警察は担任からも聞き出してほしい。