5/19 パパは海賊 タイトルはパクリです
ママは海賊の場合はママ自身が書いたけど
パパの場合は娘の私が思い出を書く。
父をパパと呼んだことは一度もない。
今思うと私はかなりのファザコンだったと言っても過言ではない。
父が好きだった理由は、私がどんな裏切り行為をしても
決して私を見捨てるようなことはしないという安心感だったろう。
普通の男・恋人・ボーイフレンドではこうはいかない。
父は暴力は嫌いで我々子供たちは体罰を受けたことはない。
彼自身、子供をたたくことはできないと言っていた。
私は紅一点だったけどその意味で可愛がられたことはない。
それどころか、口のうえでは、男でなくて残念と言っていた。
そうじゃないことはもっと私が大きくなってわかることなんだけど。
遅すぎたというか・・・・
家族から父が癌だと知らせをうけたのは夏になってからだった。
血便が出て、検査したら胃がんだといわれて、すぐ手術。
ところが開腹してみたら、胃は癌でいっぱいになっており
肝臓にまで転移していて、
余命一か月と手紙には書いてあった。
パパは海賊の一話はここまで。
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