達ちゃんの下町グルメレポート

主に浅草を主とした下町で飲み歩いている達ちゃんです。行きつけのお店はもちろん、気になるお店をどんどん紹介していきます。

美味しい河豚と美味しい日本酒 - 福島市置賜町/桃の井 -

2023年02月19日 16時59分55秒 | グルメ - 和食
2023年も早いもので2月に突入。
ついこの間、正月だって思っていたのに。
時間の経過の速さをつくづく実感するようになりました。

2月といえば、あの魚が一年で一番美味しい時期だってことを考えていたら、福島市置賜町の割烹「桃の井」さんでトラ河豚のコースを通常価格よりも割り引いて出してくれるという告知をインスタグラムで観てしまいました。
しかも期間限定。
この言葉に弱い。

そういやつい先日、東京から友人のSもっちゃんが福島に遊びに来てくれたときに「桃の井」さんで、「てっさ(河豚のお造り)」を頂いたときに、美味しいと感動した記憶も新しい。
これはもう行くっきゃない。
膳は急げ。
一人で行くのも何なので、スナックりぶれのママAyにお付き合いいただき、2023/2/4(土)に伺う運びとなりました。

      
予約した時間は18:30でしたが、この日はちょっと駅ビルで用事もあり、自分はちょっと早めに置賜町入り。
福島駅の東口から中央通りを西へ。

      
13号線を超えて直ぐ右手に見える大きくて立派な店構えが、「桃の井」さんです。

      
何だかテンションあがりますね。

      
それじゃ決まりですが、暖簾を潜りましょう。

      
店に入り大将とご挨拶をしてカウンターに着席。
Ayが来るまでまずは生ビールを発注。

      
お通しを頂きつつ、ビールを流し込む。
このお通し、以前にも頂いたことがある。
おそらくは、自家製ツナだと思う。

中に細かく刻まれた根菜(おそらくはタケノコ)が混じっているんですが、この食感が実にいい。
これだけでビール3杯はイケると思う。
おっと、今日は河豚なので泡酒は控えめにしないとね。

Ayも合流し、いよいよトラ河豚コースの宴が始まる。

      
まず運ばれてきたのは、てっさ。(河豚のお造り)

      
盛り付けの美しさもさることながら、河豚の身皮の部位まで惜しげもなく盛られてます。
和食っていいよなぁとつくづく実感する。

      
「河豚ってのは、皮の部位がメッチャ美味しいんだよね」と自分がAyに語っていたら、大将が河豚にまつわる話をしてくれた。

何でも「もみじおろしの手前の白い部位を遠江(とうとうみ)」と呼んでいるらしく、遠江(とうとうみ)は日本の地名らしい。
大将が「 Google で調べてみなよ」ってことなので、スマホで調べてみると地図上では静岡の辺り。
まだピンときていない自分に「三河の近く」と教えてくれました。(笑)

そうですよ、三河(身皮)の近くだから、一番美味しいってころですよね。
河豚の身皮は過去にも頂いたことがあったが、一匹からとれる量も少なく、さばくのにも手間がかかるらしい。
だからこその美味しさがある。

      
こうなりゃ酒だよ。
この日一つ目の酒は、大将にお勧めを聞いてみることにする。
この日の一番手に頂いたさけは、清若水という銘柄のお酒。

      
なんと、桃の井(店)オリジナルの日本酒です。
清若水の清の字は、先代の「桃井清」さん(今の大将のお父さん)の一文字をとったのだそうです。
自分は先代を知りませんが、お父さんの名前の一文字を残したいという大将の思いが込められたお酒なんだそうです。
味の方は飲みやすく、河豚のような白身魚にはピッタリ合うようなお酒でした。

お次は、料理のメインといってもいいでしょう。

      
てっちり(河豚の鍋)の具材が運ばれてきました。

      
厚みのある河豚の身がメッチャ美味しそうですよ。

      
薬味と殻入れも運ばれてきて準備万端。

      
てっちりってことで、お酒も追加で発注しました。
「寫樂 写楽 純米吟醸 おりがらみ 弐」という会津若松のお酒です。
桃を思わせるようなフルーティな香りも感じられるお酒でした。

      
お店の店員さんに注いでもらって、これが表面張力。
名人技でしょう。

      
さて、てっちりの鍋に火が入りましたねぇ。

      
てっちりも最初は店員さんが作ってくれるとのことで、お任せしました。

      
煮えた河豚の身と野菜をポン酢醤油につけていただく。
正に至福の時ですよ。

てっちりという鍋の本当の楽しみは〆の雑炊にあり。

ってことで最後は雑炊という流れになるのですが、このお店では〆の雑炊も店員さんが奥の調理場で作ってくれるんですね。

      
雑炊ができあなるまでの間にと運ばれてきたのが、河豚の唐揚げ。

      
このタイミングでくるかー♪
何とも嬉しい演出ですわ。

      
そして、この河豚の唐揚げが超絶絶品なんすわ。
きっと下処理だとか下味だとかの下ごしらえが、かなりキッチリされているのだろうと思いました。

      
この唐揚げを頂くってことで、もう一つ日本酒を頂きたくなってしまいました。
ってことでオーダーしたのは、国権一吉。

会津の酒で有名な銘柄なんだそうです...と隣でAyが呟いてました。

      
瓶が洒落てて、なんだか頂くのがもったいない。
なんて言いつつキッチリ頂きました。(笑)

      
で、〆の雑炊も調理されて運ばれてきましたよ。
鍋の蓋を開けると、卵が奇麗にご飯に混じってました。

      
流石プロ仕様。
素人が造るとこう奇麗には仕上がらないものね。

      
茶碗に取り分けたところも一枚写真に収めときました。

      
美味しい雑炊で心も体も満たされましたが、最後にデザートのアイスクリーム。
そういや、今回もコースで頼んでいたんでしたね。
アイスクリームは、チョコレート、岩塩、蜂蜜の三種類から好きなものを選択できるシステムです。

      
自分は今回チョコをチョイス。

      
Ayは岩塩をチョイスしてました。

ってことで、今回は福島市置賜町の割烹「桃の井」さんの河豚コースをレポさせていただきました。
コースでこれだけ頂けるってのは、ある意味コスパが高いのかも知れません。
「桃の井」さんへは、今後もお邪魔する機会が多いと思いますが、漏れなくレポを書かせて頂こうと思ってますのでお楽しみに(^^♪

お店の情報はこちら↓
味乃 桃の井(公式サイト)
味乃 桃の井 (あじの もものい) - 福島/割烹・小料理 - 食べログ

自分が書いた「味乃 桃の井(あじの もものい)」の過去記事はこちらです↓
再訪確定! - 福島市置賜町/桃の井 - (2022/8/11)
リクエストは赤貝♪ - 福島市置賜町/桃の井 - (2022/9/22)
冬の美味しいを味わいました - 福島市置賜町/桃の井 - (2023/1/7)

〒960-8034
福島県福島市置賜町5-12
味乃 桃の井(あじの もものい)
営業時間
 17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日
 日・祝

024-521-2007









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