猫顛末記

我が家の居候猫ですが、猫好きのネットワークをもって
四方八方探しても結局引き取り手は見つからず、
どうしようかと考えていた所に
知り合いから、ペットショップに引き取ってもらえるという
情報をゲット。

早速店に聞きに行くと、病院の診察代2000円を払えば
店に猫を置いてくれると。
ただ、大きくなると売れないので
早い方がいいという事で、考えた結果
この先飼い主が見つかる可能性が
一番高いのはペットショップだろうと判断。
引き取ってもらう事にしました。

ただ、ペットショップも商売だし、
大きくなるまでに売れなかったらきっと保健所だろうと
「何ヶ月ぐらい置いてもらえるんでしょう・・・？」と聞くと、
この前も、もっと大きくなった猫が全部売れたし
去年保健所に送られたのは1匹、しかも病気で
治る見込みがなかったのでという話だったので
ちょっとホッとしました。

猫を飼うのは今回初めてだったのですが
飼ってみれば初めて知ることが沢山あり、
忙しかったけどとても楽しかったです。
やっぱり動物は何でもかわいい。

猫好きの友達もこの短期間に2度も様子を見に来てくれ、
近所の子どもたちに激しく愛されて、
朝から晩まで誰かにかまって貰い
幸せだったと思います。

エルの散歩にも勝手に付き合い、
近所を歩く姿はまるで子猫物語。
エルも子猫が鳴けば真っ先に飛んでゆき
カゴを開けてやってくれと訴える始末。
猫が出てくれば体中を舐め回し、
エルの餌を猫が食べても文句も言わずおりこうさん。
エルが猫の面倒を見るとは思わなかったので
これも新しい発見でした。

1週間弱しか家にいなかったけど、
猫がいなくなった我が家は急に静かで
エルも散歩相手がいなくて張り合いがなさそう。
朝も猫が鳴かないので起きないし。

私も2時間おきにご飯やトイレシートの交換
耳掃除、がなくなったので
なんだかぼんやりしてます。

明後日から東京と静岡に行かなければならないので
引き取ってもらえてよかったんだけど。