誰が総理になっても同じ？

自民党が政権をとっても、万が一民主党になっても
決まらない政治、決められない政治を変えるのは難しい。
官僚主導の仕組みを変えない限りこの国の政治は変わらない（良くならない）
官僚個々ではなく組織を解体するような人事の仕組みを変えるなり
既得権益を壊すことができない限り何も変わらない。
どんなに志のある政治家もことごとく官僚機構に阻まれてきた歴史がある。

民主党党首選、若くて見栄えのいい人・・・なんて言ってるようでは
推して知るべし
自民党は相変わらずの派閥政治・・・過去を繰り返すだけなのでは？

諸外国に見透かされ、なめられた政治はもう止めませんか？

原発ゼロを目指す

次の選挙公約で一つ注目されるのはやはりこれからのエネルギー政策に
あると思います。
民主党は安全確認を疎かにしてすでに原発を再稼働させています。
結果論のように言ってますが関西電力は原発再稼働無しでも電力供給は
できたと言うことです。
選挙公約に“原発ゼロを目指す”ことを入れようとしていますが
これも“目指すのは自由”という論拠に過ぎません。
現実に、原発ゼロによって新たな課題が持ち上がっているといいますが
それは、電力の安定供給や電気料金の問題ではなくて既存の原発が全て
稼働しなくなると言うことを問題にしているのです。
メディアは原発がゼロになると電気料金が上がると言うことをしきりに流布していますが
本当の問題を電気代にすり替えようとしているだけです。
①原発ゼロにするとこれだけ電気代が増えますよ！
②原発がゼロになると産業界に多大な影響が出ますよ！
③電気代も消費税も負担増になり、町工場に影響が出ますよ！

それでも原発を止めて良いんですね・・・政府が一番に言いたいのはこのことです。
国民に踏み絵を迫っている？！

メディアは電気料金が上がるという事だけを強調しますが、本質が間違ってます。

コストが一番高い電力は、原発だと言われています（世界の常識）が、
日本では一番安いと言います・・・それは総括原価方式で原価を見えなくしているからです。

エネルギー政策の見直しとか原発ゼロを目指すとかいう言葉に誤魔化されないように
注視する必要があります。
マニフェストを履行しなくても誰も責任を取らなくて済むわけですから、目指すのも自由と言うことです。