1941年(昭和16年)、米国と戦争したら負けるということが分かっていたのに
30万人もの尊い命が失われた太平洋戦争。
異を唱える人が大勢居たにもかかわらず、戦争を止めることができなかったというのが
その時の「空気」であったのでしょう。【猪瀬直樹「昭和16年の敗戦」から】
福島の原発事故も、対策を講じないと危険だという事を言い続けた方も
大勢いた・・・しかし、そこには「安全神話」と言う空気があり
安全なものに対策は必要ないという空気、安全神話の元では、対策・予防という
言葉すら存在しない空気があった。
1994年、当時の首相細川護煕氏が夜中に会見を開いて「国民福祉祉税」突如発表した。
基本的には消費税の税率を当時の3%から7%に引き上げ、福祉目的に充てるとして
出された提案でしたが、個々の官僚の中には賛同する人も大勢いたようですが
そこにも、その提案を進める「空気」がなく廃案となった。
最近は言わなくなりましたが、よくKYということばを使うことがありました。
私は、空気を読めない人だったので、そのことば自体を使ったことは有りませんが
よく周りからは「空気を読めよ」と言われたことがあります。
空気を読むと言うことは、その場の雰囲気に合わせろという事なのでしょうが
空気を読めない奴、読まない奴ははじかれるという「空気という文化」
周りに合わせないと「協調性がない」とか言われます。
やっぱおかしいよね。
ソトブレーン株式会社創業者でもある、宋文洲(そう ぶんしゅう)氏が
日本には「空気」と言う独特の文化があるという事のコラムを読みました。
現役の時には「ここが変だよ日本企業の営業マン」本を読んだこともありましたが
視点がおもしろくて好きですね。
30万人もの尊い命が失われた太平洋戦争。
異を唱える人が大勢居たにもかかわらず、戦争を止めることができなかったというのが
その時の「空気」であったのでしょう。【猪瀬直樹「昭和16年の敗戦」から】
福島の原発事故も、対策を講じないと危険だという事を言い続けた方も
大勢いた・・・しかし、そこには「安全神話」と言う空気があり
安全なものに対策は必要ないという空気、安全神話の元では、対策・予防という
言葉すら存在しない空気があった。
1994年、当時の首相細川護煕氏が夜中に会見を開いて「国民福祉祉税」突如発表した。
基本的には消費税の税率を当時の3%から7%に引き上げ、福祉目的に充てるとして
出された提案でしたが、個々の官僚の中には賛同する人も大勢いたようですが
そこにも、その提案を進める「空気」がなく廃案となった。
最近は言わなくなりましたが、よくKYということばを使うことがありました。
私は、空気を読めない人だったので、そのことば自体を使ったことは有りませんが
よく周りからは「空気を読めよ」と言われたことがあります。
空気を読むと言うことは、その場の雰囲気に合わせろという事なのでしょうが
空気を読めない奴、読まない奴ははじかれるという「空気という文化」
周りに合わせないと「協調性がない」とか言われます。
やっぱおかしいよね。
ソトブレーン株式会社創業者でもある、宋文洲(そう ぶんしゅう)氏が
日本には「空気」と言う独特の文化があるという事のコラムを読みました。
現役の時には「ここが変だよ日本企業の営業マン」本を読んだこともありましたが
視点がおもしろくて好きですね。