以心伝心

書・旅・本などのメモ。

三十六歌仙三十

2010年12月10日 | 三十六歌仙

              

秋風の吹くにつけてもとはぬかな萩の葉ならば音はしてまし    藤原中務

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三十六歌仙二十九

2010年12月09日 | 三十六歌仙
          

暮れてゆく秋の形見におくものはわが元結のしもにぞありける   平 兼盛
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三十六歌仙二十八

2010年12月08日 | 三十六歌仙
焼かずとも草はもえなむ春日野をただ春の日にまかせたらなん  壬生忠見
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三十六歌仙二十七

2010年12月07日 | 三十六歌仙
千とせまでかぎれる松もけふよりは君にひかれて万代やへむ  大中臣能宣(よしのぶ)
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三十六歌仙二十六

2010年11月30日 | 三十六歌仙
ありあけの月の光をまつほどにわがよのいたくふけにけるかな    藤原仲文
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三十六歌仙二十五

2010年11月29日 | 三十六歌仙
岩橋の夜の契りもたえぬべしあくるわびしき葛城の神   小大君(こおほきみ)
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三十六歌仙二十四

2010年11月26日 | 三十六歌仙
さきにけりわが山里のうの花は垣根にきえぬ月と見るまで    藤原元真(もとざね)
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三十六歌仙二十三

2010年11月24日 | 三十六歌仙
みよしのの山の白雪つもるらしふるさと寒くなりまさりけり   坂上是則
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三十六歌仙二十二

2010年11月22日 | 三十六歌仙
秋の野の萩のにしきをふる里にしかのねながらうつしてかな    清原元輔
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三十六歌仙二十一

2010年11月18日 | 三十六歌仙
誰をかも知る人にせむ高砂の松もむかしの友ならなくに  藤原興風(おきかぜ)
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