山家集
さまざまのあはれをこめて梢吹く風に秋知るみ山辺の里 西行
峨眉山月半輪秋 峨眉山月半輪の秋
影入平羌江水流 影は平羌の江水に入りて流る
夜發清溪向三峽 夜清溪を發して三峽に向ふ
思君不見下渝州 君を思へども見えず渝州に下る
峨眉山にかかる半円の秋の月。その影は平キョウ江の水面にうつり、
きらきらと流れている。私は夜中に清渓を船出して三峡の難所へ向かいつつ
あの美しい月をもっと見ていたいと思ったが、やがて月は山のかげにかくれ
舟はひたすら渝州へと下ってゆく。
朝早かったのでまだ紅色に染まっていません。
酔芙蓉と見るといつか「おわら風の盆」に行ってみたいと思うのですがツアーはいつも満員ですね。
「風の恋盆歌」という小説を思い出します。
小説の舞台になった所は、でかけてみたくなります。
井上靖さんの「星と祭り」とか・・。
↑花の終りです。
廬山の瀑布を望む <李 白> | ろざんのばくふをのぞむ<りはく> |
日は香爐を照らして 紫煙を生ず | ひはこうろをてらして しえんをしょうず |
遙かに看る瀑布の 前川に挂かるを | はるかにみるばくふの ぜんせんにかかるを |
飛流直下 三千尺 | ひりゅうちょっか さんぜんじゃく |
疑うらくは是銀河の 九天より落つるかと | うたごうらくはこれぎんがの きゅうてんよりおつるかと |
南信州「ヘブンスそのはら」に出かけました。一瞬でも涼しいところへ・・・。
ロープウェイは意外と乗ってる時間が長く蒸し暑いです。
さらにリフトで上っていくとかなり涼しいです。花畑も綺麗です。
やぎの「めい」ちゃん。
リンゴのソフトクリームは割引券があるのでお得です。
寒山詩 出生三十年
出生三十年 出生、30年
常遊千万里 かって遊ぶ千万里
行江青草合 江(こう)を行けば青草合し
入寒紅塵起 塞(さい)に入れば赤塵、起こる
練薬空求仙 薬を練って空しく仙を求め
読書兼詠史 書を読んで兼ねて史を詠ず
今日帰寒山 今日、寒山に帰り
枕流兼洗耳 流れに枕し兼ねて耳を洗う